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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 「特定の思想や信条を肯定するものではありません」、第3話。こんなエクスキューズが付くアニメもなかなか無いよな。まぁ、そんなアニメつくんなって話だし、そんな小説書くなって話だけど。いや、いいぞもっと書け。ほとばしれ野まど。

 というわけで無事に第一部完ですね。知らない人から見たら何一つ「完」じゃないやんけ、って感じですけど、大丈夫、このまま突き進むだけだから。そのぽかんと空いた口は今後閉じる予定はないから。ほんとにひどい小説だし、ほんとにひどい作家である。

 ようやく明示されたので改めて書いとくが、今作のメインテーマは「死」。そして今回斎開化が演説していた「死を手に入れる」というのが、作者が打ち出した「if」の設定である。個人的に、それまでほとんどSFというジャンルに触れたことが無い状態で「正解するカド」を観て衝撃を受け、野崎まどの展開してくる「想像を超えた何か」に毎度楽しませてもらっていたが、今作のテーマ設定は比較的地に足のついた、考えるに値する設定になっている。そういう意味では非常にリアリズムに溢れる作品でもあるのだが……それをぶち壊すのが「女」ですね。曲世愛。なんつーネーミング。この人のネーミングセンスも西尾維新なんかに繋がるような独自のこだわりを持つものなのだが、この名前はおそらく渾身の一作だろう。もう、名が体を表しまくり。しかもこれ、多分ほんとのほんとに本名だしな(まぁ、曲世をもってすればもしかしたら戸籍情報から書き換えることも容易いだろうけど、そんなことする意味ないし)。

 曲世のCVが前回伏せられていたのは、まだ「どの女が誰なのか」ということがはっきりしていなかったせいか。まぁ、誰が聞いてもゆきのさつきであることは割と自明だったとは思うが、曲世役にこの人をもってくるというのは一体誰の采配か。なんとまぁ面白い配役になった。今作はそのほかの面々もガッチガチに固められているので、アフレコ現場はさぞかし壮絶な魂のぶつかり合いになっていることだろう。個人的には宝亀さんの野丸がさすがやな、っていうのがまず出てくるが、次週からは原作2巻のパートに入り、新キャラとしてはM・A・Oや稲田さんも参加する様子。M・A・Oは「正解するカド」に続いての野まど作品連投である。さぁ、どんどん転がっていくぞ(まじ勘弁してくれ)。

 それにしても、今回「観たかった」シーンの1つである例のシーンが流れたわけだが……なんか、夢の島思念公園を思い出したわ。今敏が野まど作品を映像化してたら、どんな風になってたのかなぁ。

 

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