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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 出し惜しみ無しは良い判断、第2話。そりゃな、8話しか無いんだったらいくらトータルでの時間が長いとは言っても、温存しておくほどのゆとりは無いよな。

 というわけで、圧倒的存在感で登場した狡噛&ギノさんの最強コンビ。意外だったのは、なんとあの狡噛が外務省の直轄で無事にお仕事に復帰していること。劇場版ラストで帰国する旨は告げられていたが、そこから一体どんな取引の末に再び日本の地を踏むことになったのだろうか。その間には相変わらずありとあらゆる思惑が交錯するシビュラとのやりとりがあったと思われるが、おそらく常守朱が間に立ち、狡噛慎也という男の有用性をシビュラに説いたのだろう。また、シビュラも少しずつその実態を変容させている部分があり、狡噛を「赦す」余地が生まれていたということでもある。もちろん、その逆で狡噛がシビュラを「許す」ことになったのも大きな変化であろう。彼がその胸中にどんな野心を固めて帰国したのかは想像するしかないが、常守朱が全てを抱えて「裁きを待つ身」であると独白する中、狡噛だけがシビュラと向き合わないというわけにもいかない。再びシビュラの懐に飛び込んだ監視官とその猟犬。今回の物語で二人はどんな役割を担うことになるのか。

 まぁ、ぶっちゃけ今回のシリーズでこのアニメが完結するわけでもないだろうし、もしかしたら大きな変化は起こさないまま、あくまで新人たちのレベルでの戦いを描くストーリーになるんもかもしれないけど。実際、今回鳴り物入りで登場した狡噛さんのお仕事は「先輩の強さを見せつけるだけ見せつけて退場する」というシンプルなもの。そりゃな、どれだけ新人2人が有能だったとしても、狡噛・ギノ・須郷と並んだ百戦錬磨の外務省トリオを相手取ったらひよっこ以外の何ものでもないからな。こうして歴代シリーズのキャラがジョーカー的な強さを持って帰ってくるのは嬉しい反面、扱いが難しそうで不安な部分もある。活躍してほしい気持ちもあるし、適当に触るくらいならこのままなんとなく「圧倒的ヒーロー」の立場でそっとしておいてほしい気持ちもある……。悩ましいところだな。なお、何は無くともそのカップリングを見ているだけで心がそわそわするのは無条件で素晴らしいところである。今回一押しだったのは美佳×ギノなわけですが、もちろん狡×ギノだって圧倒的に本筋である。そして無視できない美佳×常……。え? 狡噛×常森? 知らないカップリングですね。

 まぁ、そうして旧作キャラがヒーローとして登場したことでひとまず安心した部分もあるので、あとは心置きなく新作パートでの作劇を楽しんでいこう。ただまぁ、現時点では本当に素直な「刑事物」っぽい仕上がりに止まっており、PSYCHO-PASSシリーズならではっていう筋立てではないのだけど。突然のサブプライム事件についても、シビュラの抜け道が随分ずさんで「シビュラさん、そんな適当な不法行為を認めるようなザルシステムじゃなかったはずなのに」という公式との解釈違いみたいな部分はある。まぁ、おそらくこれまで経験したことのない「開国」という転換期において、法的にも行政的にも処理が追いついてない部分が多く、そのあたりのゴタゴタを上手いこと利用されたのだと好意的に解釈しておこう。それだけトラブルが多いと踏んだからこそ、シビュラだって外務省という橋頭堡の部分に最強スターズを取り揃えたのだ。

 そうして人員が外務省(つまり対外政策)に割かれてしまったら国内治安が不安になってしまうわけだが、なんとかサポートしようと加入してきたのが今回の主人公2人というわけである。一応確認しておくと梶くんの方の名前が慎導灼(しんどうあらた)、中村の方が炯(けい)・ミハイル・イグナトフ。相変わらずすげぇネーミングである。慎導の方は謎のチート能力「潜る」を持っており、どう考えてもプロファイリングとかの域を超えた異能で他人の心理状態をトレスできる(サイコパスを追う、というフレーバーなのかも)。刑事としては最高すぎる能力だが、一応「完全にメンタルに入り込むのでやりすぎると危ないかも」「周りに止めてくれる相棒がいないと多分自爆する」といったペナルティもある。ただ、現時点ではどう考えもメリットの方がでかいので圧倒的チート感がある。一方ミハイルの方は単なる荒事担当っぽいのだが、2人が本当に信頼しあっているパートナーであるというのは慎導の方の能力を使う上で欠かせない設定。多分この二人の最強っぷりには今後もあまり疑念の余地はないだろう。

 他方で、狡噛たちが突然出てきちゃったせいで今のところかませ犬以外の何物でもないのが執行官のチンピラ二人組。幸い、慎導たちが割と無茶する連中なので「お高く止まったエリートさんがヨォ」みたいな空気はなくなりつつあり、特に諏訪部の方(入江という)はだいぶ歩み寄ってる状態ではある。できることなら今回の新規執行官3人にも格好いい舞台を用意してほしいもんである(もちろん、雛河さんもそうなるに越したことはないが)。

 2つ目の事件は都知事選がらみの関係者の不審死。どう考えても怪しいのはアイドル陣営っぽくて、この世界で色相を濁らせずに済むやつってのは大抵ろくなもんじゃない。しかもCVは日笠である。「アイドル役の新キャラかー、CV誰だろうなー」って思って見てたらいきなり日笠歌唱が始まった時の安心感。この人、バーチャル世界にログインすると殺戮狂ですよ(GGO並みの感想)。

 

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