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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 12月24日 ドラフト模様(SOM×3)

ピック順 【Serra】→【Alessi】→【Thraxi】→【Newcomer】→【Sangriter】

 メリークリスマス。日本の聖夜といえば、チキンにケーキ、そしてドラフトと相場が決まっている。毎週金曜日が定例会であり、その日がたまたまケーキパーティーの日だからと言って、ドラフトをやらない理由は無いですからね。ちゃんと面子が集まっているあたりが律儀です。そういや、過去にも聖夜ドラフトはやったことがある気がするのだが、そん時に誰かが言った「クリスマスだから赤白緑のデッキとかを組むんですね」っていう台詞を誰も言わなかったな。

 あ、ちなみにワタクシごとですが、ドラフトをやった翌25日が「ドミニオン:繁栄」の発売日で、まるまるそちらの方に力を入れており、この記事を書くのが遅れました。おかげで、ドラフトの内容なんて綺麗さっぱりですわ。いいよ、どうせ俺が勝ってた試合じゃねぇし。




     AL SE TH SA NC

AL  ー  ×  ◎  ×  ◎  2ー2 3

SE  ○  ー  ×  ○  ○  3ー1 1

TH  ×  ○  ー  ×  ◎  2ー2 4

SA  ○  ×  ◎  ー  ×  2ー2 2

NC  ×  ×  ×  ○  ー  1ー3 5


1位 【Serra】 青白 <大建築家 銀のマイア ソリトン>

 あれ? ひょっとして2連勝? なんで? なんと生意気な……気付けば勝率も6.43と(おそらく)過去最高値をマークしており、ひょっとしたらこの金属世界がものすごく肌に合っている疑惑すらある。今回は以前「ワームとぐろエンジン」流しでピックしたことをここで「どうだろうか?」といじってみた「大建築家」による青メインのビート。今回は1引きでがっつりとテーマも決まったし、「流石に文句は言わせない」と得意顔。そして、その後は綺麗に「ニューロックの透術士」を3枚回収し、「危険なマイア」「嵌め乗りの滑空者」などのアーティファクト戦力も無問題。金属術の白とも完璧にかみ合い、おまけに手慰みで「ソリトンキャノン」まで配備している。金属術が強い、白青ビートも強い、というこの環境、どちらも絡めばそりゃ強い。建築家マジ棟梁。


2位 【Sangriter】 青黒 <堕落の三角護符 伝染病エンジン 試作品の扉>

 こちらも前回に続いての2位をキープ。「気付けば他人が絶対組まないデッキを組んでいる」という訳の分からない特技を持つ男である。今回は「超増殖」というデッキで、レアの「伝染病エンジン」に「着実な進歩」「伝染病の留め金」が相手の毒を加速させる。さらに除去装置に「堕落の三角護符」が2枚、「転倒の磁石」があり、これらが「試作品の扉」に設置された時の絶望感は異常。大量の磁石がごろごろと並び続けるさまは、まさに地獄絵図。起動にコストがかからないアーティファクトは増やしちゃ駄目だよ。ただ、コンセプトを決めるのが遅れたために、相手を倒すための毒を載せるカードはちょいと不足気味。確実にのせられる「胆液の鼠」が2体いるのはラッキーだったが、こいつらがいないとどれだけ増殖しても「負けはしないが勝ちもしない」という状況が続く。何とも面倒臭いデッキである。


3位 【Alessi】 白黒 <エズーリの大部隊 錆びた秘宝 剃刀のヒポグリフ>

 ここのところ白黒のイメージが強くて、前回ようやく逃れられたと思ったらやっぱり黒。今回は「エズーリの大部隊」を1引きしてようやく緑とかそっち方向にいけるのかと思いきや、3引きで「王の摂政、ケンバ」。これで白への流れが出来てしまい、さらに9引きという遅い順目まで盟友の「屍気を飛ばすもの」が残っている始末。結局これを取らないという選択肢がなくて、いつの間にやら古巣へと帰還していた。決め手となる2体の「剃刀のヒポグリフ」も健在だし、こちらも大親友である「皮裂き」さんの存在感がたまらない。コントロール気味のクリーチャーデッキとなるので、うまく装備品が絡めば早い段階での飛行ビートも狙えるし、ゆっくりとアドバンテージを広げながら猫トークンなんかで圧殺も出来る。硬軟織り交ぜた攻めの展開力が魅力。こういう安定感が欲しいなぁ。


4位 【Thraxi】 緑黒 <飲む込む金屑ワーム 化膿獣 ゲスの玉座>

 戦績で5割こそ切らないもののマッチの関係で何故か今回もここ。勝率が落ちなけりゃ(そしてトップが取れなけりゃ)別に一緒だからいいんですけどね……どうもデッキが、今ひとつ。1引きはちょっと悩んだけどやっぱりレアが強そう、ってことでワームを引き、2引きのパックがそれなりに感染系で充実しており、「1周回っても得るものがありそう」ってことで感染狙いに進める。最終的にはかなりの数の感染クリーチャーが集まったし、ベースはそれなりに戦えるデッキになっているはずなのだが、「シルヴォクの模造品」のような万能除去を犠牲にしてまで感染クリーチャーをかき集めたため、相手のボードに触りにくく、一度押し込まれたり、少しでも均衡を維持されたりすると覿面弱い。結局感染クリーチャーって線の細い連中ばっかだからなぁ。一応「液鋼の塗膜」が「テル=ジラードの堕ちたる者」とみせたシナジーとかがちょっとしたセールスポイント。勝てる試合は5ターン目に「化膿獣」が転がって瞬殺、とかもあったんだけどね。まだまだ感染は難しいや。


5位 【Newcomer】 赤緑 <金屑化 肉体と精神の剣 感電破>

 前々回の指摘を受けてか、今回も赤をメインとしたビート目のデッキ構成。除去が「感電破」「シルヴォクの模造品」×2などとそれなりに並び、ダメージ先行できれば「肉体と精神の剣」という爆弾カードがアホらしいくらいのアドバンテージを築いてくれる。多少クリーチャー選択には不自由したようだが、「鉄を食うもの」と「オーガの装具奪い」のシナジーとか、色々と面白そうなセッティングもあり、少しずつ「カード単体」ではなく「デッキ全体」が見えるようになってきているようだ。ただ、やっぱり単純な戦闘に焦点の当たるデッキ構成というのは、特にコンバット時の経験の差が出てしまう。マジック初心者を脱した後なら常識となる「スペルのキャストは戦闘後」だとか、「後で使えるインスタントは相手のターンエンド」とか、そういう部分でのミスはまだ少なくない。でもま、この調子でいけばぼちぼち戦力としても他と並ぶのも遠くはないかもしれないぞ。


今回のピック表


 【Serra】(青白)→【Alessi】(白黒)→ 【Thraxi】(緑黒)

  ↑                     ↓

 【Sangriter】(青黒)    ←     【Newcomer】(赤緑)


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