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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「スキップとローファー」 6→7

 やぁみんな! 元気に自己紹介できるのは嬉しいことだよね! P.A.WORKS大好きおじさんだよ! 大好きって言えることは素晴らしいね!

 というわけで、いくらか落ち着いたタイミングでの総評。まぁ、毎週感想書いてる作品は例によってあんまりまとめることもないのだけど。じっくりゆっくり描写する必要がある作品をP.A.に回してもらえて、細やかな演出による気遣いが光る出合監督が起用されたってのは本当にありがたい話でね。渋い作品だし、クリエイターの触り方次第で本当に天地の差が開く題材だったんじゃないかしら。こんなに綺麗な作品にしてもらえて本当に感謝。まだ大して原作コミックも多くなさそうだし、どうせ2期があるとしても相当先になりそうだからとっとと原作を買ってしまおうかと思ってるくらいです。

 せっかくなので何か1つくらい話題を持ち出しておくと、今作における最大の注目ポイントは、本当に「特別じゃない」っていうことを徹底させた部分じゃなかろうか。いや、もちろん聡介のキャラなんてのはかなりのスーパーマンだし、漫画的な装飾は散りばめられてるんだけど、1クールの物語を通じて、実は事件らしい事件なんてほとんど起こってないのよ。聡介をめぐるあれこれも火種になってるのは過去の話だし、今を生きる美津未や聡介の周りにあるのは本当に普通の日常だけ。強いて言うなら、美津未からしたら能登から東京まで出てきたことが最大の事件といえば事件なのだろか。

 そうして「ふつーの日常」の中にちょっとずつドラマの流れが生み出される様子を見ていて、本当に人と人とのコミュニケーションってのは特別さに満ちているんだな、ということを痛感させられる。善いとか悪いとか、優れてるとか劣ってるとかいう話じゃないんだ。みんなしてちょっとずつ違うところがあって、それを認め合ったり、分かり合えないところにコミュニケーションが生まれる。生まれる摩擦に心を砕き、時に諦め、時に努力して歩み寄るのが友達。そうしてお互いを尊重して作り上げられる関係性の中に、いろんな幸せが詰め込まれている。本当に当たり前で、ありきたりな日常。そこに適宜フォーカスをあてることで、気づけば身を乗り出して見たくなるようなドラマが出来上がっている。今期はほんとにいろんなラブコメがあったけど、今作は「ラブ」要素を除いても「青春」に満ちており、本当に多角的な楽しさがある作品になったんじゃなかろうか。

 P.A.WORKSよ、別にこの方向性で良作を量産してもらえればおじさんは満足だぞ。そりゃまぁ、1年に1本くらいはトチ狂ったようなオリジナル自社アニメも作ってほしいけどさ。

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