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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「AIの遺電子」 5→5

 なんやかやで毎週観ちゃうタイプの作品。終わると言われたら「あ、そう」くらいなんだけど、どこかにちょっと寂しさが残るくらいの。

 1話目時点で「AI版ブラックジャックやねん、秋田書店はどんだけブラックジャックを擦り続けたら気が済むんや」くらいの感じで適当に見始めた作品だが、私は1つ大事なことを忘れていた。そう、ブラックジャックは、面白い漫画なのである。それをAIというテーマで焼き直した今作は別に手塚治虫の遺伝子が息づいているというわけでもなかろうが、ブラックジャックという大作漫画のフォーマットを借りて新しい山を築いているわけで、1話1話を短く切りながら1クールで大きな流れを作っていくシリーズアニメとはかなり相性がいい構造。もちろん小話それぞれに当たり外れはあるのだが、別に大して響かないハズレエピソードがあったとしても、ハナから何かに期待してるわけではないので「今週はこんなもんやろ」でおしまいだし、たまたま刺さるエピソードになれば「おっ、今週は面白かったやん」と言える。

 幸いにして、「AI」というテーマはまさに現代だからこそホットな話題でもある。時代としてはちょい前の作品ではあるが、AIに対する希望にしろ不安にしろ、現代を生きる我々と大差はない。今になって「うーん、洒落になっとらんなぁ」と身近に感じる話題も増えてきているおかげで、「AI版ブラックジャック」は「ブラックジャック」に近づいている感もあるのだ。あまりリアルに寄せ切らず、多少戯画的に描いているおかげで話半分で受け止められるというデザイン性もマッチしている。これはこれできちんと成立していた作品だったのだな、ということが再確認できただけでも収穫のあるアニメだった。

 まぁ、ちょっと寂しいくらいなので2期3期を求めるほどでもないのだが、もし2期があるなら喜んで迎え入れたい。原作ストックはそこそこあるはずだし、今期の反響次第では充分有り得るんじゃないかしら。

 

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