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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「私の推しは悪役令嬢。」 4

 「目が覚めたら乙女ゲームの世界にいた」は「異世界転生」って言っていいんでしょうかね……。まぁ「異なる世界」には違いないけど、それを1つの世界として認識するのにややハードルがあるし、「転生」はもう色々おかしいし……「今更そんなとこ気にする?」と言われたら「だって他に触れる部分なくて」と答える。

 なろうクオリティです。以上。……一応、過去にアニメ化された「悪役令嬢もの」と異なり主人公(視点人物)が悪役令嬢ではなく、渦中の悪役令嬢を偏愛している好き好きbotが主人公というのは新基軸。おかげで「悪役令嬢もの」で必須だった「破滅フラグ」に縁がなく、世界のあり方について考える意味もなく、単なる学園ラブコメにしかならないという構造。つまり、これって異世界でなくてもいいし転生でなくてもいい。転生の行程にしてもその後の偏愛にしても、あらゆるものが「なんか見たことがある設定だからそれでいいや」で適用しているだけなので「見たことないこと」をやってるはずなのに「全部見たことがある」という妙な状況になってしまっている。多分、似たような作品をみたいなら「まりあほりっく」とかを見た方がオリジナルの刺激は多いから面白いと思うよ。

 「とにかく男役のキャラが薄っぺらい」とか「そんなん使う必要全くないのにまーた魔法の属性の話してる」みたいなイラッとポイントは数あれど個人的に一番我慢できないのは「主人公が令嬢を好いている描写が雑すぎる」という部分。好きなものは好きなんだからしょうがないのだろうが、「前提としてただ偏愛している」を認めた時点でもうラブコメとしての機微なんてあったもんじゃないわけでさ。そんなbotのくせになんの理由もなくなろうチートを持っていたり、「せりこの猪突猛進キャラの声は楽しくていいな」という中の人補正でまかなえないくらいに好感度が低いのである。あと絵はギリギリライン。多分、どっかで壊れると思う。

 まぁ、それこそ「まりあほりっく」みたいなギャグに振り切った作品なのだろうし、どこかで笑いのツボに刺されば楽しめるようになるの可能性もあるが……やっぱ設定の適当さは印象悪いわ。

 

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