忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[1053] [1054] [1055] [1056] [1057] [1058] [1059] [1060] [1061] [1062] [1063]
 イケメンしかいねぇな、第15話。なんかねぇ、みんな「格好いい」って言う言葉が本当に似合うキャラばっかでね。こんだけ集まっているのが勿体ないくらい。

 ついに衆目に晒されたセイバーの奥義、エクスカリバー。確か「stay night」の時も炸裂させていたはずなんだけど、その迫力を明らかに超えた、魔を払う一撃には、本作のメインヒロインの貫禄が漂う。どうにも今までのセイバーは「結局青臭いことを言っているだけの可哀想な小娘」ポジションでしかなかったので、こうしてちゃんと他人を圧倒する活躍が出来たのはおめでたいことですよ。まぁ、それでもなお、おっちゃん2人には可哀想目線でしか見られてないのが辛いけど……強いてこの「英雄大集合」シチュエーションの難点をあげるなら、どれだけ格好良くても、他と比較されるので格好良さがかすんでしまうことかねぇ。

 今回もライダー・アーチャーは相変わらず格好良く、バーサーカーは相変わらず何がしたいんだかよく分からないのだが、そんな中、最も格好良かったのは、どんどん切ない状態に磨きがかかっているランサーだった気がする。「主人公」が大挙するこの世界で、どうにも脇役臭がしてしまう可哀想なランサー。彼の決意は最終的に人々の命を守る貴い選択となったわけだが、その代償はあまりに大きいものだろう。あれだけ頑張ってセイバーを傷つけたたった1つのアドバンテージを、彼は自らの騎士道に則ってなげうってしまったのだ。それしかない選択肢であったことは当然理解出来るのだが、やはりこの結末は切ない。もう、おそらくケイネス先生たちマスターコンビとの亀裂は決定的なものになってしまうんだろうなぁ。アーチャーがあんだけ好き勝手に暴れたり休んだりしてるのに、ランサーだけが面倒ごとを押しつけられて泣きを見てる展開だよ。まぁ、もしあのままランサーがセイバーに呪いをかけっぱなしで、最終的にセイバーを討ち果たしたとしても、残りの大ボス2体に勝てたとはとても思えないんだけどさぁ。

 そして、今回でついにキャスターが正式退場。世にも珍しい「全体の敵」となったキャスター。おかげで、普通の聖杯戦争では見られないはずの「英雄そろい踏み共同決戦」という貴重な展開が見られたので、彼らには感謝しなければならないだろう。そのお礼代わりなのか、竜之介は自分の求めるものを見つけて散っていき、キャスター自身も最後の最後に憧れのジャンヌに出会い、全てを取り戻した上で舞台を去った。結局、参加者の中で一番幸せだったのって、この2人だったんじゃなかろうか。是非とも冥府魔道でも仲良くやってほしいものだ。

 15話経過時点で7組中2組が退場した。残るは5組。うちランサーはどう考えても次あたりで退場しそうなので、残り4組。あとは雁夜がヘロヘロだったバーサーカー陣営がどう絡んで来るのか、っていうのが次の山場になるのかな。本当に、一切の息継ぎの無い作品である。

拍手

PR
○「這いよれ! ニャル子さん」 5

 非常に難しい作品である。実に悩ましい作品である。なぜなら、視聴に当たってのノイズが色々と多すぎるからである。1話視聴時点で、このテンションをどのように評価付けして良いものか、なかなか客観的判断が難しい。とりあえず、日本人的無難なところで処理しておこう。

 本作にまつわるノイズは色々あって、放送開始前にちょうど「ニャルアニ」を見たこととかもあるんだけど、やっぱり最大要因は、どう考えても中の人である。この作品にコピーを付けるなら、誰がどう考えても「アスミスアニメ」ということになってしまうだろう。そして、この影響力をさらに増大させる要因として、先日行われたイベントがあった。基本的に、アニメ作品が始まる前にはあまり事前情報を入れないようにしているのだが、ついうっかり、あのイベントの動画だけは見てしまったのだ。だって見るしかないじゃない。荒ぶる阿澄の華麗なる破壊力を。おかげで、1話も始まっていないのにすっかりうーにゃー患者になってしまい非常に弱っていたのだが、アニメ自体も、その病巣を抉るような仕上がりになっているのだ。やはり阿澄ボイスは魔性であろう。

 確かにギャグのテンポは良い。ニャル子の名状しがたいけったいな動きを描いたアニメーションも面白いし、ラストのお風呂シーンなんかで分かりやすい、ニャル子のボディラインの描き方も含めたキャラクターデザインは、割と好みのタイプ。ドタバタラブコメのくせにそこまで積極的にエロさを押し出すでもなく、あくまで馬鹿馬鹿しさを優先させてスカッと見せてくれる方向性はおそらくベストのものだと思う。素点でも割と「楽しめそう」な部分は多い。

 でもさ、ちょっと冷静になろうぜ。これ、ラノベだぜ、GA文庫だぜ。「空から降ってきた女の子とのラブコメ」だぜ。どこをどう掘り下げても新規性はないんだ。一応クトゥルフ絡みという「新しさ」のアプローチはあるかもしれないが、1話を見ればすぐに「あ、これクトゥルフ関係無いな」って分かるじゃない。本当に味付け程度じゃない。その部分を抜いちゃったら、本当にベタでどうしようもない、単なる「ラノベ」なんだぜ。そして制作はXEBECだ。確かに、もう画面を見た感じが一発でXEBECだ。「そふてにっ」の、「れでぃ×ばと」の、「えむえむっ」のXEBECだ。大丈夫なのかと。いや、わたしゃ個人的に「そふてにっ」も「れでぃ×ばと」も好きだったんですけどね。ただ、今作の監督は「えむえむっ」の長澤剛だ。「えむえむっ」は酷かったわよ。その記憶が鮮明なら、正直言って油断は出来ないのですよ。逆に言うなら、この「ニャル子」が面白くなるのだったら、「えむえむっ」は本当に原作が酷かったんだな、ってことで処理出来るのでありがたいのではあるが。どうなるかなぁ……

 いや、予断はよくない。あくまで目の前にあるものだけを見るべきなんだ。なら、やっぱり現状は「判断保留」だ。1話を見て「面白い」と思った部分が13話続けられるかと言われると、やはり不安はある。これが駆け抜けられたとき、また新たなラノベ作品の突破口が見えてくるだろう。まぁ、既に「撲殺天使ドクロちゃん」で走り抜けた後な気もするけども。あ、でも阿漕なオタクネタ回しの中でも、ニャル子が叫ぶ微妙なチョイスのモビルスーツ、モビルアーマーの名前のところはなんか好きだけどね。ギャンとかディジェは叫びやすくて良いけど、これ、シリーズが続いたらだんだん「パラスアテネ!」とか「ボリノークサマーン!」とか叫ぶようになるんでしょうか。

 さて、ここからは中の人の話だ。むしろ本題と言ってしまってもいい話だ。先日のイベント動画を見るにつけ、実際のアニメを見るにつけ、このアニメは徹底的な「アスミアニメ」である。そりゃそうだろう、相方にキタエリを配し、「美少女」まつらい先輩にサポートを頼んでいる時点で、もう「阿澄佳奈を最大限に楽しむための配役」にしか見えない。強いて言うなら井口分が足りないが、阿澄佳奈の行動制限を解除する目的なら、これがベストだろう。このフルスロットルぶりを見れば、もう何も語るべき言葉はない。冒頭の「なんばしよっと!」から明太子犬への派生も期待されたが、とにもかくにも、ぶち切れた阿澄キャラというだけであとは何もいるまい。ニャル子のずるいところは、「ウザイ」「キモい」「面倒くさい」という、福岡犬が有していた全ての属性を持っている事に加え、それでもなお「可愛い」を持ち合わせているという部分だ。ゆのっち、ぽぷらに続く、第3の「阿澄メモリアル」が刻まれた瞬間であろう(好みでランちゃんなどを適宜補完して下さい)。

 ファン目線で見ていると混乱してくるのが、属性的に、真尋さんとニャル子の性格づけが、中の人的には真逆であるという倒錯した状態。「オタクネタ連発で」「常にテンションが高く」「鬱陶しいくらいに好きな人に絡んでくる」って、完全にキタエリまんまじゃないですか。個人的興味としては、キタエリ版のニャル子も見てみたいくらいですよ。真尋さんはいつも通りのキタエリキャラであるんだけど、「ニャルアニ」の時にびしばし決めていたフォークアクションが(放送規制上?)映らないのがちょっと残念ね。丁寧な突っ込みを期待したいと思います。あとは松来先輩によるクー子の到着待ちか。まつらいさん、兼ね役で先生とかやっても、違和感あるだけですがな。頑張れ美少女。

 そして、イベント映像を見て驚愕したのが、意外なる伏兵、大坪由佳である。「ゆるゆり」はあまりサブコンテンツをチェックしていなかったのであまりパーソナリティを知らず、あの4人の中では一番表立った活動が少なくて、「大丈夫なのかな」と思っていた人だったのだが、どうやら高校卒業まで活動制限がかかっていただけらしい。動き始めた大坪由佳は、何かとスペックが高い。つい最近まで高校生だったとは思えない余裕のある舞台回しとクソ度胸は、ひょっとしたら大物になるんじゃないか思わせる、よく分からない勢いがある。役者としての腕にはまだまだ荒削りな部分はあるのだが、声の使い方が割と面白くて、この「ニャル子さん」でもひょっとしたら面白い飛び道具になるかもしれない。そして何より、オープニングの歌唱が一番達者なのが、実はこの若手さんなのである。今後が楽しみだ。ゆるゆり声優はそれぞれに独自進化をとげておるなぁ。

 うわぁ、なんでこんな長文になったんだろう…………いっきものじゃ、なーい!

拍手

放送中に挟まる栗林のPVが相変わらずエロいよ、第2話。なんであの人はグラビアアイドルでもないのにあんな格好で売り込みしてくるんだろう。乳が出せるアーティストってのもなかなか珍しいものである。

 ま、この作品は内容を全部知っているし、わざわざ毎回感想を書く必要はないと思うんだけども、まだ始まったばかりでチェックしたい部分もあるし、特にキャストに関しては注意していきたいので、そのあたりに関しては機会があれば書いていきたい。

 今回のエピソードは、原作でいうと2話と3話ということで、順調に「原作準拠」で進んでいる。試しに原作コミックを片手に比較しながら見てみると、このアニメ、実はかなり意識的に原作を踏襲していることが分かる。Vomicのときには当然必要だった「原作の台詞をそのまま読み込む」という過程だが、やはり西尾維新作品ということが意識されているのだろう。このアニメも、ほとんど台詞をいじらずに脚本が構成されている。改めて見るとやっぱりネームが多くてアニメに書き起こすのが大変な作品なのだが、アニメでその「大変さ」はあんまり表に現れておらず、気を配って画面構成が作られているのが分かる。まぁ、まだこの辺のエピソードはそこまで「動きを描きにくい」パートでもないから何とかなってるんだとは思うけども。

 そして、実は今回放送された原作3話なんですが、私がこの作品を好きになるきっかけになった話数なんですよね。イヌのお話。とにかく半袖が可愛いのに加え、めだかちゃんのアホで愛らしい側面が押し出されている。イヌ着ぐるみモードも阿漕で良いしね。アニメでもそのあたりの魅力は前面に出ており、なかなか良い掴みエピソードとして機能している。原作との相違点で、プラスに働いた演出としては、終始半袖がヘルメットとシールド装備だったこと。アホ毛がちょろちょろする半袖が実に可愛い。そして、声がついたことでめだかちゃんの「わふっ」とか「くすん」が良い味になっている。このめだかちゃん、既に良いと思い始めてるんだけどなぁ。

 一応相違点で気になった部分をあげておくと、一番気になったのは、着ぐるみモードのめだかちゃんが腕章を付けていない、という部分。まぁ、作画の関係上、あの着ぐるみに腕章を付けちゃうとうるさくなっちゃうし、なにより「どうやってあの腕章がついてんだよ」という謎を表現しようがないので、手間を省くために外したのは仕方ない部分だと思うけど、後々のエピソードのことを考えると、「めだかちゃんの腕に常に腕章がついている」というのは大きな意味がある要素なので、出来たら再現して欲しかったところ。まぁ、腕章のことが活きてくるのってフラスコ計画編クライマックスくらいだから、省いてもいいんだけどさ。

 あと、非常に小さい部分で気になったのは、サブタイトルが原作と違う、ということ。本作は必ず作中の誰かの台詞の一節からサブタイトルが取られており、アニメでもそれは再現されているのだが、何故か原作とは違う部分が選ばれている。見れば分かるが、よりシナリオの本筋に近い、分かりやすい部分からチョイスしているのだ。まぁ、これはこれで良いと思うんだけど、個人的には3話は原作の「確かにお前は」っていうフレーズの方が印象的だったので(というか、このときに初めて「サブタイトルが台詞から取られている」ことに気がついたので)、出来たらそれを重視して欲しかったんだけどね。まぁ、些末な問題ですけども。

 さらに小ネタとしては、原作のときからずっと気になってたんだけど、着ぐるみ姿のめだかちゃんは、しっぽを自由自在に動かすことが出来るのである。あれ、どういう仕組みなんだろう。普通に考えるア○ルに……げふんげふん。そしてエンディング画面が今回初登場。序盤の割と「どうでもいい」キャラクターたちが大挙しており、木金コンビまで登場しているのはちょっと笑った。鹿屋先輩の扱いが酷すぎて泣けてくるな。あのエンディングを見る限りでは、大体1クールで雲仙編まで、ってことになるんでしょうかね。

 最後にキャスティング、今回新登場したのは有明、諫早、秋月の3先輩。陸上部コンビは後のエピソードでちょっとずつ再登場しますけど、まぁ、ちょい役。有明先輩は大亀あすか、そして諫早先輩は浅野真澄、秋月先輩は(ほとんど台詞ないんだけど)聞いたことない田中里和という名前がクレジットされている。この中ではますみんの諫早先輩が良かったかな。結局「ラジオパーソナリティで荒ぶる絵本作家」という訳の分からない肩書きに落ち着いた荒鷲先生であるが、久しぶりにテンパり芸を聞くと、役者としてもそつの無い人であることが思い出される。結局、代表作は何になるんだろうなぁ。

拍手

Cathers’Crusade 聖戦士の十字軍  (3)(W)(W) R
エンチャント
クリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたがコントロールする各クリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置く。
 
 最近は「清浄の名誉」がやたら活躍しているので改めて脚光を浴びているのは、白が脈々と受け継いできた全体強化エンチャントの流れ。そしてその始祖となるのが、ご存じ「十字軍(6ED)」。このカードは、そんな大先輩の名前を受け継いでの豪華版。出た瞬間には何の仕事もしてくれない5マナの置物というのは酷いが、そこから後続がやってくれば、味方の士気はうなぎ登り。何故ミラディン人たちにこのカードを分けてあげなかったのかと、遅きに失したことが悔やまれる。もう、このイニスト世界の人間どもは元気すぎるからこんなんいりませんやん。書いてあることは相当強いので、リミテッドならば凶悪カードなのは間違いない。でもまぁ、5マナで設置した後にちょろちょろとクリーチャーを水増しする展開はあまり考えられないので、構築だとちょっと厳しいか。これの後に窮地版「町民の結集」使うと突如6/6が5体立ちはだかったりするのは愉快だけど。あと「ゼンディカーの報復者(WWK)」で屋上屋を架すのもお勧め。わざわざ専用デッキ組もうとは思いにくいデザインだな。
 
 
Emancipation Angel 解放の天使 (1)(W)(W) U
クリーチャー・天使
3/3 飛行
〜が戦場に出たとき、あなたのコントロールするパーマネント1つをオーナーの手札に戻す。
 
 化け物じみた天使だらけの新たなイニスト世界において、アンコモンで手頃なサイズが出てくるとすげぇホッとします。いや、3マナ3/3の時点で既にかなり優秀なはずで、過去の比較対象なら「憑依の天使(APC)」みたいなとんでもねーデメリット持ちがいたわけで、この程度のデメリットで手軽に3/3フライヤーが手に入るのは大したもんだ。と、褒めようと思ったんだけど、性能から考えると「銀のドレイク(PLS)」とそんなに変わらないかもしれん。いや、戻せる範囲がパーマネント全部に広がったおかげで運用は相当楽になってるのは間違いないけどね。なにより、イラストがきれいだ。この世界の天使はかなりビジュアル面に気遣った連中が揃っており、「天罰の天使(TOR)」なんかのあんまり人目を気にしてない奴らとは一線を画すのだ。もう、毎ターンこいつを出し入れして「うはっ! 毎ターン天使がキャスト出来る!」とか楽しむのもアリだ。いや、すまん、無しだ。

拍手

○「シャイニング・ハーツ 〜幸せのパン〜」 3

 ある意味話題沸騰、突如始まった謎のパンアニメ。「それいけアンパンマン」「焼きたて!!ジャぱん」に引き続く、日本三大パンアニメの1つである(他に無いだろ、多分)。

 なんじゃいなこれは。「シャイニングなんちゃら」って、元々RPGが原作でしょ? 以前も確か「シャイニングティアーズ」なんてアニメがあったし、その流れであってるんだよね? でも、このアニメは1話かけてパン焼いてた。否、パン届けてた。オープニングからエンディングまで、全部パンだ。それしか記憶が無いぞ。……というか、それ以外に中身もないだろ。何の説明もない謎のハーレムパン屋がエルフにパンをあげて懐かれるだけのお話。これでどれくらい知らない視聴者が食いつくことを期待したんだろう。謎すぎる。冒頭、主人公の布団に女の子3人が襲いかかる圧倒的ハーレム展開に「エロいアニメ?」とか一瞬期待したのに、結局そこからきわどいことなど何も起こらず、単に3人娘が「効率的なパン屋経営」をやっているだけだ。何一つ得るものが無い。そらま、キャラ絵は可愛いんだけどさ、あんまりアニメーションとしての動きに力を入れる要素も無いし、とてもじゃないけど画面での見得を気にして制作しているようには見受けられないんだ。一体何が伝えたいアニメなんだろう。パンのおいしさか。いや、パンもそこまで美味そうには見えねぇよ。

 で、そんなパン屋アニメであるが、私みたいな人間からすると、もう1つ全く別の視点から突っ込みを入れたくなる。それは、このアニメが圧倒的青二アニメであるということだ。出てくるキャラが増えるに従って、戦慄してしまう。まず、冒頭ナレが桑島法子だ。桑島ボイスが聞けるというだけで視聴を続けそうになる危険性が高いが、まぁそれは置いておくとして、彼女の事務所は当然青二。続いてメインヒロイン3名は伊藤かな恵を筆頭に、相沢舞、三上枝織。「売れっ子」「隠れた売れっ子」「売り出し中」と3種取りそろえた青二ヒロイン勢だ。そしてそれを受ける主人公の神谷浩史も当然青二。4人して馬車を借りに行った魔法使いみたいなおばーちゃんは江森浩子さん、この人も青二。そして森で遭遇したエルフの兄妹は、兄貴が何故か神谷兄ぃの兼ね役なので当然青二。妹は広橋涼さんってことで、コンプリート青二。もう、青二しかいねぇ。視聴しながら、そこの部分だけがおかしくて笑ってしまった。涼さんが出てきたあたりは本当に大爆笑である。いや、こんなことで笑う人間も充分気持ち悪いのだが。

 まぁ、おそらくゲームの時点でキャスティング協力が青二なだけなんでしょうけどね。「三国無双」シリーズとかも似たようなもんだし。ということで、青二声優が好きな人、もしくはパンが大好きな人はチェックするといい作品だ。どんなニーズだ。

拍手

こんなアニメなのか、第2話。御石様適当すぎだろ。まぁ、空飛ぶクラスの超常現象が可能なんだとしたら、これくらいも出来るんだろうけどなぁ。

 なんか、お話としてはプリキュアでありそうな話。くっついてた2人はもう少しでマーブルサンダーが撃てるんじゃなかろうか。いやぁ、お話としてはなかなか滑稽ではあるんだけど、結局この後どこに行きたい作品なんだろうなぁ。

 わざわざエントリー立ててまで突っ込み入れるだけで終わらせるつもりは無いのだが、正直、あんまりこの作品にぴんと来ていない自分がいる。元々「スフィアアニメ」として(俺の中では)鳴り物入りで始まった作品なのだが、あのね、なんかね、画作りが適当すぎるのよ。今回はたとえばくっついてる2人と残りの2人が町中で追いかけっこするシーンが割と長々とあったんだけど、全然疾走感が無い。動かしてる意味があんまりない。そして何より、走らせる意味もあんまり無い。くっついてる2人が徐々に仲良くなっていく様子を描きたいんだろう、ということは分かるのだが、あんまり上手いことその辺の段階性が描けてない気がする。技術的にも、走っているキャラクターが背景からぼやっと浮き出しているようなしっくり来ないイメージで、見ていて気持ちよさがない。なんなんだろうね、サンライズ作品ってことで作画状態については心配しないはずだったんだけど……いや、いわゆる「作画」がまずいってわけでもない気がするのだが、なんだか全てのシーンが間延びしているようで、恐ろしくテンポが悪い。2話で、しかも監督自らのコンテ回でこの状態って、大丈夫なんだろうか。

拍手

○「エウレカセブンAO」 5

 昨年度の「ラストエグザイル」に続いて、こちらも長い時を経ての続編作品。確認したところ「交響詩篇エウレカセブン」の放送開始が2005年春からということなので、実に7年ぶりの新作ということになる。この7年で色々と情勢も様変わりしており、たとえば「エウレカ」の放送が始まった時のボンズの評判といえば、あまり良いものでなかったと記憶している。個人的には「WOLF’S RAIN」のイメージが強くて、他にも「絢爛舞踏祭」とかねぇ、確か「オリジナルを頑張って作ってるのに、パンチが弱くて失敗するスタジオ」っていうイメージだったんだよね。しかし、それから7年、「ラストエグザイル」のGONZOは死亡したが、ボンズは元気だった。「エウレカ」の直後が「ホスト部」なんだなぁ。今になって確認すれば、「エウレカ」に携わったスタッフには、京田監督をはじめとして難波日登志、宮地昌幸、山本秀世、山本沙代、小松田大全と、色々な名前が並んでいるのだ。改めて見返したら、また発見があるのかもしれないね。

 で、そんな「エウレカ」だが、ぶっちゃけると前作はあまり真剣に見られなかった。あの当時は日曜朝にアニメを見る体勢が整っておらず、頑張って中盤あたりまで見ていた気はするのだが、1年持続出来ずに後半の視聴はぐだぐだだった。おかげで覚えてることといえば「小清水格好いい」ってことくらいである。改めて新作で旧作に触れられてもフォロー出来ない気がします。幸か不幸か、1話目の時点ではそこまで旧作に触れるような描写はなかったと思うのだが、せっかくの要素なんだから使わないと損だよねぇ。そういや事前情報では主人公のアオはエウレカとレントンの息子だって話を聞いたことがあるのだが、本当なんだろうか? とりあえず、現時点では「全く予備知識無しの新作」として追いかけるしかないかなぁ、という状態。

 そして、「全く予備知識無しの新作」として見ると、まぁ、可もなく不可もなく。さすがのボンズで、動画の質は相当高いし、吉田健一デザインのキャラも相変わらずパリッとしていていい感じではあるのだが、いかんせん起点としてのお話が分からないのでついて行きにくい。ファンタジーアニメの1話目なんて大体こんなもんだと思うのだが、ちょっと視点が散りすぎていて追いにくいのである。せめて1話目くらいは中心となる少年少女にもう少しピントを寄せて欲しかったところなのだが……まぁ、次回以降かなぁ。ゆっくり追いかけるしかなさそうです。

 最後は中の人のお話をするわけだが、7年前のエウレカといえば、三瓶・名塚・小清水という同い年トリオが輝いていた、あの時代の1つの記念碑といえる。今やうち1人は色気むんむんの人妻声優となり、残り2人は……±ふぃにとなり……うん、あの2人はいつでも楽しそうでいいよね。1つだけいえるのは、3人ともあの当時から本当に達者だったということ。まぁ、全員子役あがりだから。ゴールデンエイジの3人がメインクラスであそこまで絡んで共演した作品っていうと、やっぱり貴重だったのは間違いない。

 そして、今回メインを務める2人も、実は子役あがり。アオ役の本城雄太郎はかつて「エレメントハンター」で割としょうもないものを見せてくれたバリバリの若手で、なんと御年15歳。残念ながら女子高生声優は評判になっても、男子高校生声優は評判にはならないのだが、久しぶりに聞いたら随分演技が板に付いていて驚いた。ひまわり出身といえば、宮野真守大先生みたいな例もあるし、これを起点にグッと名を上げてくるかもしれません。それに対して、ナル役の宮本佳那子という子は初見だが、残念ながらまだ声優の演技にはなっていない。子役あがりなのでおそらく「演じること」のイロハはある程度出来ていると思うのだが、そう簡単にことが運ばないのがマイク前である。もちろん、まだまだ若いのだからここから頑張って欲しい、という気持ちはあるのだが、1話目にメインヒロインの声で腰砕けるとちょっと残念ですよね。そして若いつっても、7年前の三瓶たちよりは年上なんだよなぁ。やっぱりあいつらおかしいな。

拍手

○「非公認戦隊アキバレンジャー」 ー

 アニメじゃないのに新番チェック。いや、これ書くくらいならちゃんとゴーバスターズのことも書いてやれよ、と思うのだが、まぁ、なんだ、ノリだ。多分、「さんかれあ」を見た流れで「内田真礼は他にどんな仕事をしてるんだろう」と思って調べたら「あ! そういやアキバレンジャー始まってるやん!」ということに気づき、なおかつ「内田真礼が顔出しの仕事かよ!」ということにも気づいたので、そのままのノリで行ったんです。だから一応アニメの流れ。

 で、そんなわけで、多少遅れての1話視聴となりましたが、なるほど、すげぇ力入ってる。そして「ゴーカイジャー」で戦隊に入門した私のような人間なら、多分問題無く楽しめる。極論すれば、やってることはゴーカイジャーと一緒ですよ。コレの主人公がゴーカイシルバー伊狩鎧でも何の違和感もない。コレのレッドがちょっと勇気を出して轢かれそうな子供を助けてたら、ひょっとしたらアバレキラーに大いなる力を貰えたんでしょうかね。

 とりあえず、中身は事前の告知通りのもの。正規のスタッフが「非公認」というのを免罪符にしてやりたいことを片っ端からやってる、単なるセルフパロディ。1話では戦隊ヒーロー初心者のブルーをだしにして戦隊もののイロハを説明しながら、それを自虐的にネタにしている。名乗り時の爆発ネタとか、怪人倒した後のカメラ目線ネタとか、まぁやるだろうな、っていうのが分かっているので爆笑するっていうレベルじゃないのだが、やっぱりそこいじるんだよな、というのが分かるだけでも実に微笑ましい。そして細かく現れる過去の戦隊オマージュも、下手したらゴーカイジャーよりも高密度でやっている分、飽きる暇も無い。個人的には丁度今見ている最中ってコトもあり、秘密基地に鎮座しているギンガイオーの勇姿が印象的である。これ、1クールで終わってしまうのは惜しいが、まぁ、そんなに長続きするネタではないわなぁ。荒川さんたちがせいぜい楽しんで作ってくれればそれで良いのですよ。

 他にも、オタク側のネタ回しもなんだか手慣れている。悪の結社ステマ乙とその雑魚兵士シャチークとか、割とネタとしても新しめじゃないですか。スタッフさん、優秀やな。さらにオープニングはなんと「ガオレンジャー」の山形ユキオとモモーイのコラボ。この作品にモモーイが参加してくれるのは当然といえば当然で、相変わらず実に器用な歌唱できっちり「戦隊+妄想」ネタを曲に昇華させているのは、桃井はるこのミラクルである。これ、マジで名曲なんじゃなかろうか。山形さんも楽しそうで何より。そうそう、内田真礼がどんな娘か、というのも確認出来たわけなんですが、顔出しの仕事でここまできっちり演技出来るのかよ。そら上手いわけだ。毎週、色んなお楽しみがあって大変な番組になりそう。

 しかし、数年後にこの戦隊の立ち位置は公式にはどんな扱いになってるんだろうな……50周年記念とかだと強引に登場しそうな気もする。

拍手

○「戦国コレクション」 4

 よし、ちょっと嬉しい。久しぶりに、割とどうでも良さそうなアニメだ。今期の目標は「視聴アニメ本数を削る」なのだが、現時点で「切るぞ!」と心に決めたものは、未だ「君と僕。」だけ(そのために感想も書いていない)。かろうじて「緋色の欠片」あたりは候補たりうるのだが、やっぱりアニメを切る作業はとてつもない勇気がいるのだな。そんな勇気を奮い立たせてくれたのが、この作品だ。

 いや、実を言うと、別段悪いこともない。ブレインズベースに後藤圭二、揃ってみれば興味がそそられる部分も少なからずある。1話を見た感じでも、かなり意図的にソフトに作っているであろう、全体的な世界観なんかは、面白い効果を生み出しているのも事実だ。今まで通りならば問題無く視聴継続していたと思う。

 でもさ、やっぱり空から女の子が落ちてくる話はさ、身構えちゃうよね。そしてこの作品の何がすごいって、「戦国である必要性が微塵もない」というところ。どうやら各武将キャラでオムニバス展開していくようだが、1話のあの娘が信長である必要が欠片も無い。単に世間知らずなお嬢様じゃないですか。たまに「やや信長っぽいこと」をいうと、完全に浮いていてこっぱずかしくなるという。これ、テーマ選びは確実に間違ってるよ。いや、確かに既に「美少女戦国もの」は山ほどやりつくした感があり、今更真っ向勝負で「美少女戦国」やっても2番煎じどころか出がらしになっていると思うのだが、だからって一番肝心な部分を抜いたら新しくなるかっていうと、流石にそんなことは無いと思うんだ。1話をまとめると、単なる見知らぬ男女の「気の迷い」じゃないですか。なんでそんなお話をダラダラ見なきゃならんのかと。

 これ、元々モバゲーかぁ……流石に販促活動には繋がらない気がするのだが……来週以降に様子見かなぁ。……あれ? 結局みるんか、俺。しょうがないじゃない! 大久保瑠美の主演だぞ。ん? それなら「あっちこっち」でもいいと。確かに。

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[04/20 seachicken]
[04/14 DRAKE]
[04/14 とみしの]
[04/14 とみしの]
[04/13 デュッセル]
バーコード