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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 「君に届け 2ND SEASON」 5→5

 まとめると「能登かわいいよ能登」。本当にそんな感じで、何の不満もなくずっと見続けることが出来た作品。やってることはリア充生活の実況中継であり、普通に考えたら「爆発しろ」と思うしかないはずなのだが、爽子と風早のドキドキ初恋物語には、一切の口を挟む気も起きない。本当に恵まれた友人たちの助けを得て一歩一歩進んでいく爽子の後ろ姿を見続けるだけでここまで幸せを共有出来るというのは、本当に希有な作品であった。おかげで、細かく書くことがあんまり無い。

 というか……せっかく幸せな気分で放送終了を迎えたのに、エンディング直後に出てきたテロップが「このあとは逆境無頼カイジ 破戒録編をお送りします」の一言で、ぶち壊しだったんですよ。どんだけのギャップやねん。

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  順調に進行してますね、第2話。いやぁ、1話目で期待はしてたけど、2話目も全く落とすことなく、面白いですね。オリジナルものでこの勢いはありがたい。

 シナリオラインは、分かりやすい「新しいコミュニティに馴染んでいく話」。ただ、今作主人公いろはの場合、主人公として分かりやすい克己心の表れが、だらしない母親の教えに従った結果、というのが面白い。いきなり生活環境が変わり、若い身空で慣れない仕事に放り込まれるという厳しい状況において、いかにも現代っ子らしいいろはが腐らずに前を見続けられるのは、それまでの人生をずっと情けない母親のフォローのために捧げてきたため。まかないを振る舞えるだけの料理の腕前もそうだし、どれだけ自分の期待が裏切られても、どれだけ他人とのコミュニケーションがうまくいかなくとも、「それが当たり前」という母親の身も蓋もない教えを胸に留めておけば耐えられるもの。これまでの人生の延長として、母親の影を引きずりながら、いろはは戦っていた。

 しかし、今回のエピソードでは、そんな母親の呪縛を1つ解き放つところから、彼女の物語が始まる。「他人を信じるな。だまされる前に刈り取れ」という母親の信条は、新しい環境で人間関係を作っていく上で、彼女のプラスにもなったが、大きな障壁にもなってしまった。いろはは、まずそこの調整を行うことで、新たな活路を見いだすことに成功したのだ。体当たりの姿勢はそのままで「人に頼る」というごく当たり前の決意をすることが、彼女にとっての成長物語。ちょっとズレたこの感じが、どこか新鮮に映る要因なのだろう。

 いろはのまっすぐなキャラクターも魅力だが、周りを囲む人々も、本当にブレないおかげで人間関係が非常に見やすい。「死ね」を連呼する民子は、他者を寄せ付けない老舗旅館の象徴のような造形になっているし、それを実際に体現したばあちゃんの圧倒的存在感もたまらない。他にも「ゴシップ屋」「度が過ぎた人見知り」「駄目さを絵に描いた様な客」など、「本当にいろはもとんでもないところに来てしまったなぁ」と思えるだけのコテコテの配置である。今回新たにキャラクターが出てきたのが、調理場担当のよく分からんあんちゃん、宮岸。1話では単なる苛つく奴だと思ったのだが、いろはに負けない「空気を読まない」スキルは、面倒なメンタリティの人間が多い喜翠荘の中では、分かりやすくて助かるくらいである。いろはからのイメージはあんまり良くないみたいだけど、割と付き合いやすい人間なんじゃないかしら。まぁ、今んとこ一番強烈なキャラクターはお母ちゃんだけどな……

 それにしても……普通の「お仕事アニメ」でまっとうな昼ドラ展開が売りの作品、っていう触れ込みなんだけど、端々にやたらマニアックなネタ回しがポロポロ出てくるのは、脚本の岡田麿里の悪戯なんだろうか。「女将を呼べ!」を「どこかで聞いたことがある台詞」だと感じたり、「容赦無く駄目な人、お母様の教えは」と追想するいろはちゃん。あんた、「おぼっちゃまくん」とか知ってる世代じゃなかろうに。あまりにも懐かしいフレーズだから、聞いた瞬間吹いたわ。伊藤かな恵ボイスでネタ回しさせたり、ポルノ小説読ませたり……いいぞ、もっとやれ。ちなみに、個人的なツボはいろは(かな恵ちゃん)が菜子(あいなま)に対して「背が高くて格好良い、スポーツとか出来そう」とうらやましがるシーン。身長差は相変わらずの20㎝オーバー! 

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 ○「アスタロッテのおもちゃ!」 6

 くぎゅぅぅぅぅぅ分補充アニメ。前期「ドラゴンクライシス!」は釘成分摂取先としてはそこそこだったものの、結局鳴かず飛ばずで終わってしまったため、こっちには鳴いたり飛んだりする期待が持たれる。そして、実際に1話目は鳴いたし飛んだ。

 原作は知らぬが、ついに葉賀ユイまでもがアニメ原作者になったかと思うと、本当に隔世の感。エロベースの人間の出世劇にはなかなか感慨深いものがあるわけだが、ここまでロリに特化した絵描きまでもがアニメ化したということに、現代日本の文化水準の高さが伺えよう。モウヤダコノクニ(棒読み)。

 監督はおいちゃんこと追崎史敏。「ロミオ×ジュリエット」で充分な仕事をしながらも名前を売り込めなかった彼が地上波では本当に久し振りの大役(「おんたま!」で監督やってるんだけど、こちらは媒体のせいであんまり話題にならなかったからね)。今回も「おんたま!」に引き続いてのロリメイン、加えてキャラ絵を含めた絵柄で攻めるタイプの作品なので、作画上がりのおいちゃんにはぴったりの仕事。そして、期待に応えるだけの高いレベルの作画でもって、その存在感を誇示することに成功した。葉賀ユイ独特の、線が細くて丸っこい絵柄がかなりの再現度で画面を動き回っていたし、終始画面を覆う鮮やかな色調の世界設定も見事。なんだかポワポワして現実感に欠けるちょっと間抜けな作品世界がグッと前面に押し出されている。デフォルメのタイミングや、吹き出し、書き文字などのギャグ要素の見せ方も上手くて、どこかサトジュンイズムを感じさせる出来になっている。内容に触れずとも、とにかくこの画面が構築できただけでも、原作ファンなら充分満足できる仕事なのではなかろうか。

 お話の方は、潔いくらいの児童ポルノ向けな流れ。何せ10歳の幼女が経営する予定のハーレムに加わるだけで月給50万円がもらえるお話なのだ。恥も外聞もあったもんじゃない。加えて「異世界転送もの」の1話目としてそこまで目新しいものではなく、ともすると退屈な流れになりがちなのだが、そこは個々のキャラクターのコミカルな掛け合いで上手く時間を繋いでいる。特に主人公のアスタロッテについては、言ってしまえば分かりやすい釘キャラではあるのだが、わがまま勝手な王女属性に加えて、適度な幼さと、嫌みにならない程度のわがままさ、それに部下を思いやるだけの優しさもちゃんと表現されていて、充分に好感が持てるようになっている。釘キャラのツンデレはともすると単なる苛つくガキになりがちなのだが、この作品の場合、ちゃんとそれが「かわいらしさ」に繋がっているのが大きい。流石、ロリの巨匠ですわ。この後どういう風にこの世界設定を活かして物語を作っていくのかは知らないが、ちゃんと観ていて不快にならないだけのキャラクターが立っているのだから、適当にツンとかデレとかいちゃいちゃとかを描いてもらえれば、「ハヤテのごとく!」と同じくらいには満足できるのではなかろうか。

 そう、やっぱりこの作品は中の人ミラクルの要素が強い。まず、中心におわすのは当然の釘宮理恵。金髪・王女・幼女と3拍子揃ったパーフェクト釘だが、「ドラゴンクライシス」と違って感情のパターンが豊富なので、それを観ているだけでも楽しい。作中、でっかい甲冑をまとってコーホー言ってたのは、一瞬中の人ネタかと思ったけどそんなことぁ無かったぜ。

 そして、周りを取り囲む面々の実に贅沢なこと。冒頭の温泉シーンでは、漏れ聞こえてきた声が堀江由衣・生天目仁美・藤村歩である。もう、これだけでヒロインキャラが20人は作れるだけの高カロリー。冒頭で釘×堀江の掛け合いがあっただけで「ん? 岩崎良明作品?」とか思ったのは内緒だが、ここまで隙のない布陣を敷かれてしまっては、どこにも口を挟む要素が無いではないか。さらにさらに、それだけで満足していたら、人間界に飛び出したらサトリナ少年とゆかりん妹ときたもんだ。いいんですか、今期のヒロインパワーをこの1作で使いきってしまいますぜ。これだけアイドル目白押しなのに、一番の萌えキャラがチョーさんなのにも困ったもんだ!

 とにかく画面を観て良し、声を聞いて良しの期待の1本となった。どうせ萌えハーレムものに細かい内容なんて期待はしてないので、このまま葉賀ユイ×追崎史敏という謎のコラボの完成形を見せてもらえれば、それだけで満足です。唯一心配なのは、10歳の少女に性交渉を迫るアニメで、それを強いている中の人が34歳で出産の計画を立てていたのに挫折した「自称高嶺の花」なことです。ほんと、ナバの産休の報せとか、早く聞きたいものですね。

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  早いもので、この企画も既に4回目となりました。え? もう一ヶ月近くもやってんの? 新学期が始まって忙しいはずのこの時期に? 大丈夫! 俺の攻略本だよ!

 

 というわけで、今回の課題です。

問い4・以下の条件で、オリジナルの王国カードを作りなさい。

条件1・このカードは、効果の中に「呪い」が何らかの形で使われる。

条件2・アクションカードである。

 

 これまで3回のお題をクリアしてきたわけですが、特に指定もしてないのに、どこのジャンルでも「呪い」という言葉は飛び交っております。このゲームに存在する顕在的なマイナス要因って呪いだけだから、どうしても機能調整の段階で呪いを使うというのが楽なデザインになってしまうんだよねぇ。しかし、やっぱり呪い絡みのカードっていうのは、サプライにあるだけでテンションが下がったりしてしまうので、あまり乱発するのも問題ありだ。何か、「ムカつくけど使ってみたい」と思わせるだけの上手い呪い絡みのカードというものを考えてみたいものだ。さてさて……

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 ○「トリコ」 4

 本来ならば先週放送が始まる予定だったのだが、震災の影響で一週間遅れて始まってしまった番組。まぁ、これが遅れたからって文句が出るもんでもなかろうが。

 「ドラゴンボール改」が終了し、アニメ版「ワンピース」は既に消耗しきった消耗品。朝のジャンプ枠に活を入れるべくフジテレビで放送が始まったのがこの「トリコ」。原作の人気はどの程度のものか分からないが、朝枠で放送し、なおかついざというときには適当にアニメオリジナルで尺伸ばしも出来そうな、有効なアニメ素材である。これで認知度を高めれば、名実ともにジャンプの人気漫画の座を確定させることも出来るだろう……けど、何故か初回はワンピースとのコラボ。うーん……これってどうなんだろう。そりゃま、お互いにほとんど世界観に影響を与えないし、スルッと入ってくる内容なので出来は悪くないと思うのだが、やはり記念すべき1回目くらい、きちんと作品本体で勝負して欲しかった。これでは、まるで「ワンピースの力を借りないとアニメ放送も始められないような作品」に見えてしまう。決してそんなことは無いはずなのだから、余計な気を回さずに、素直に1話目からガララワニを捕まえにいけば良かったのではなかろうか。最近のフジテレビのワンピース依存は本当に目に余る。

 あとはまぁ、製作体勢がほぼ同じ「ワンピース」アニメと同じくらいの仕上がり。あの小汚い絵をアニメにするのは案外面倒な作業なのかもしれないが、そのあたりのギャップを感じさせずに、トリコも小松もちゃんと「らしさ」が出ている。中でもトリコの必殺技であるナイフ&フォークの演出はなかなか面白くて、おっきーのいい声で「ナァイフッ!」って叫ばれると、あれだけ間抜けな技なのに「あぁ、必殺技や」と思えるようになる。チャキチャキと金属音を鳴らしたり、丁寧に手を合わせるトリコの決めポーズもちゃんとジャンプヒーローっぽくなっていたし、今後本格的にグルメ食材と戦うトリコは、それなりに見栄えがするんじゃなかろうか。

 でもさ、個人的にはやっぱり小松の声は何か違う気がするんだ……ロミ姉だと男前過ぎない? 女性キャストなのに「なんか低すぎる気がする」という、とんでもない事態。VOMIC版は岸尾だいさく先生だったんだから、そっちの方が良かったなぁ。

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 ○「戦国乙女〜桃色パラドックス〜」 4

 異世界転送ものにして、性転換歴史もの。もう、この手の作品はすっかり飽和状態になっているので何がなにやら分からないくらいのカオスっぷりだが、そんなにニーズがあるもんなんだろうか。歴史上の偉人さんたちも、はるか未来で自分たちがこんな扱いをうけるとは思ってなかっただろうなぁ……

 一応原作はパチンコらしいのだが、キャスト総取っ替えの上にかなりビジュアルイメージも変更が加えられており、アニメオリジナルと言ってしまっても良い作品。そもそもパチンコオリジナルって、どの程度脚本とか世界設定があるのかも定かじゃない。おそらく、「戦国武将の女体化」というコンセプトだけをそのまま流用し、あとは秀吉をメインにして「異世界転送もの」のベースを整えた感じなのだろう。おかげで、特に新奇なコンセプトがあるわけではないので、「恋姫無双」や「百花繚乱サムライガールズ」とは区別が付けにくく、後追いの感は拭えない。制作がトムスということで画面の中にもあまり新しい要素は感じられず、導入もテンプレ以外のなにものでもないので退屈極まりない。はっきり言ってしまえば、今期はやたらとアニメの制作本数も多いので、このままのペースでは有象無象の中に消えてしまう作品だろう。

 敢えて特徴となる点を探すとするなら、「異世界転送もの」カテゴリのお約束と比べると、主人公のヒデヨシが本当に何も出来ないただの女子中学生であるというのはちょっと面白い。1話ではタイムスリップした事実を頑なに認めようとしないあたりが流石に馬鹿っぽくて気になったのだが、未来人としての知恵を何かに使うでもなく、実はかくされた血統があるわけでもなく、本当に「今時の女子中学生」が単に戦国に転がり出てしまった感じ。どう考えても即死のはずなのだが、何故かノブナガに気に入られたみたいなので、このままのキャラクターでどうにか生きていく方法を模索していくようになれば、ちょっとはオリジナリティも出てくるかもしれない。いや、本当に些細な可能性だとは思うけど。一応、1話は展開も地味だったので、もっと盛り上がるシーンが作れれば売りも見えてくるのかもしれない。

 で、そんな状態なら数話で切るかというと、残念ながらそうもいかない。何しろこの作品、日高里菜ちゃんの記念すべきメインヒロインデビュー作である(スタッフロールでは何故かノブナガの方が上だったが……)。1話目はもう、そりゃぁ見事な日高里菜ワンマンショー。現役女子高生による女子中学生役ということで、実に滑らかに耳に入ってきますね。流石にここまでしゃべりまくると周りを固めるキタエリ・めぐぅなんかと比べて粗も見えてきてしまうのだが、それも含めて、良いステップアップになってほしいものである。次回予告の実写パートは……どうだろうか。

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 ○「プリティーリズム オーロラドリーム」 3

 朝時間放送の、純正女の子向け番組。この時間帯の番組はなかなか追いにくい上、過去に「リルぷりっ」でPTSDクラスのダメージを被ったこともあるので、「多分継続視聴はなかろうな」と思いつつも、一応義務的に1話だけ視聴。うん、まぁ……

 実をいうと、思ったほど悪くはない。いきなり実写パートスタートという高い高いハードルは別にして、アニメパートが始まると、案外そつのない出来である。あまり大きなお友達を想定していないためか、非常に安易な画作りに終始しているのも逆に今の時代には新鮮で、90年代アニメの新作をリアルタイム視聴しているような錯覚にもとらわれる。中の人的には「LISPごり押し番組」になってこそいるが、朝一から真面目に仕事をしている阿澄佳奈の声が聞こえてくると言うのも存外良いものだ。元々アスミスの出世作の1つには「しゅごキャラ!」があるわけで、朝の子供向けボイスなのは間違い無いのだ。

 ただ、やっぱりそれだけじゃぁわざわざ観ようとは思わない。クライマックスには「プリキュア」のエンディングでお馴染みになった3Dモデリングによるダンスパートが披露されるわけだが、あれは「プリキュア」の場合背景込みでCG処理されている点、エンディングの限られた時間を、ダンスに特化させて表示する点で意味があるのであり、このように作中に導入されると、どうしても浮き上がった不要な「ぬるぬる感」があまり気持ちよさに繋がらない。子供だましのレベルになってしまい、かえってキャラクターの躍動感を殺してしまう結果になっているのだ。もちろん、正規のターゲット層を考えるなら、まさに「子供だまし」で充分なわけだが、さらなる視聴者層の拡大には貢献しない演出といえるだろう。

 ま、もともとそれくらいのニーズの作品だと思うので、アスミスには申し訳ないが、今後はあまり食指が動く気はしない。1つだけ印象的だったのは、「やっぱり千葉進歩の胡散臭さは尋常じゃないな……」ということくらいであった。

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 驚くほど何も無く、最終話。そりゃま、ハッピーエンドになるに決まってるし、最後は主人公ペアの気力と根性で勝つのは重々承知なのだが、それにしても……なーんか盛り上がりに欠けたなぁ。

 一番可哀想だったのは、やっぱり河浪&レオンコンビだろう。レオンはこれまで人生を賭けて追い続けたミストルティン退治という大願を、あまりに気を許してしまったせいで河浪という1人の少女に託すことになった。今まで必死に冷血に徹して数々の犠牲を払ってきたというのに、この大一番で最後の1手を譲ってしまうというのは、流石に男らしすぎやしないだろうか。そして、そんなレオンのなけなしの男気を受け取った河浪も、せっかく発射した銃弾がミストルティンには特に効いた様子もなく、残されたのは心を砕かれてレイプ目になった中学生女子だけ。なんというピエロだろう。

 そして、主人公の片割れであるメリーは、「絶望の蕾」というよく分からないミストルティンの超必殺技の犠牲になる。どう考えてもグリッチョの人(デルガという名前の夢魔らしいが)との対決で使った非人道的な槍の嵐とかの方が殺傷力は高いだろうに、なんであんなまだるっこしいことをしたやら。よほどあの技に自信があったのか、それとも、どうしてもメリーを閉所に閉じ込めたかったのか。飯島先生は「絶望しか無いんだ!」と大仰に自慢してくれたわけだが、メリーは特に何の影響も無くそこから脱出。名瀬さんが志布志戦でトラウマえぐられたのに平気で立ち直ったのと同じくらい納得いかねぇ。

 あとはもう、主人公補正で立ち上がった夢路が、中多譲治ボイスの支援を受けて「夢だから何でもありやん!」と敵をたたきつぶすだけ。理屈もよく分からないが、その後の現実世界でのオチもよく分からないという。どうにも消化不良の最終話であった。戦闘シーンがともすると間延びに感じるくらいに長尺でやってたんだから、もうすこし引き締めて後日談に時間を割くわけにはいかなかったんでしょうか。結局メリーも幸せにはなってないしなぁ……え? ひょっとして2期か? 続編なの? 続編にこられても……ちょっとフォローするだけの元気は無いぞ。

 せめてミストルティンがもうちょっと格好良い抵抗をしてくれたら見応えもあったんだろうけど、何ともやるせない幕引きであった。結論・アルパカ最強。

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 しょんぼりしない、第2話。1話でひっくり返されたネタの雰囲気を、2話目できっちり固めてきました。なるほど、そういう目線で観ればいい作品なわけね。これって、草川監督の「いぬかみっ」に対するリベンジなんじゃなかろうかと勘ぐってしまうのだが、まっすぐな間抜け描写はそんな邪推を抜きにして、何となく見ている分には丁度良い出来です。

 余計なシリアスドラマがない分だけ、今回の見どころは主人公シンクの活劇メイン。草川セブン・アークスの真骨頂といえば、なんと言ってもアクション描写なので、そこがぐぐっとクローズアップされ、理屈抜きで見せてもらえるのは非常にありがたい。アホが過ぎるのでちょっと気の抜けた部分もあるのだが、ネタに走れる分だけ、嘘くさいようなモーションですら大見得切った必殺技に見えてくるからかえってお得かもしれない。姫閣下のキャラクターも小清水ボイスと絡み合ってナイスだったし、毎週毎週このどうでもいい運動会が開かれるだけのアニメだとしても、そこまで不満は無いのである。まぁ、その性質故、今後はあんまり感想書くこともなさそうだけどね。

 ところで……タレ耳さんのウェアって、ひょっとして古代ヴェルカ式? なんかやたらイメージが被るんだけど。

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