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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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<赤>

 

○再録カード

Act of Treason/反逆の行動(M11)」 C

 今回も「反逆フリング」ができます。コモン安定。

 

Chandra’s Outrage/チャンドラの憤慨(M11)」 C

 チャンドラさん怒りっぱなし。今回は一応狂喜があるので評価はややプラス。

 

Combust/焼却(M11)」 U

 開発当初は微妙扱いだったのに、「詐欺師の総督」のおかげで一気にメジャーシーンに駆け上がったシンデレラ火力。やはりMagicはメタゲームだ。

 

Fiery Hellhound/焦熱のヘルハウンド(M11)」 C

 意外にワンパンチが怖い基本クリーチャー。先制攻撃をつける手段があればナイスアタッカー。

 

Fireball/火の玉(M11)」 U

 かつてはX火力の定番だったんだけどね。「彗星の嵐」が落ちれば選択肢としては有力か。

 

Firebreathing/炎のブレス(M10)」 C

 休息期間は1年だけだったか……もう少しゆっくり休んでくれても良かったのに。

 

Flameblast Dragon/炎破のドラゴン(ALA)」 R

 ジャンド生まれの痛い奴。6マナドラゴン界でもかなり強い部類で、当時のドラフトでは、何度こいつにさじを投げたことか。クソゲーメーカーだな。

 

Fling/投げ飛ばし(M11)

 現在赤単の核弾頭として活躍中。俺のパワーよ相手に届け!

 

Goblin Arsonist/ゴブリンの付け火屋(ROE)」 C

 「血に狂うゴブリン(M11)」のあまりの不人気っぷりに反省して、1マナ枠はエルドラージでそこそこ人気だったこの子。リミテッドでも同様の活躍を見せるか?

 

Goblin Chieftain/ゴブリンの酋長(M11)」 R

 3年連続(3回目)。未だに突如活躍の機会があるからゴブリンは油断出来ぬ。

 

Goblin Grenade/ゴブリンの手投げ弾(FEM)」 U

 今回の大事件。まさかのフォールンエンパイアからの初再録。上記「付け火屋」などとの相性が異常で、ゴブリン復権のきっかけとなりそう。

 

Goblin Piker/ゴブリンの長槍使い(M11)」 C

 とか紹介したとたんにこれだよ!

 

Goblin Tunneler/ゴブリンのトンネル掘り(M11)」 C

 これだよ! もう「巻物泥棒」は無いんやで! あ、でも狂喜があるか。

 

Goblin War Paint/ゴブリンの戦化粧(ZEN)」 C

 ゴブリンだらけかと思ったら、実はオーラだったというフェイント。正直「火山の力(M11)」の方が強いとは思うが。

 

Grim Lavamancer/渋面の溶岩使い(TOR)」 R

 往年の名作カードがついに再録。「ゴブリンの手投げ弾」と共に、スライ復権の足がかりとなるか。

 

Incinerate/火葬(10ED)」 C

 「稲妻」のかわりに「ショック」とこれ。まぁ、再生禁止があるから、案外バランスは取れているとかいないとか。

 

Inferno Titan/業火のタイタン(M11)」 M

 タイタンシリーズの中では一番バランスが良い気がする。鬼のように強いけど、出されてもまだ諦めムードが漂うレベルじゃないし。

 

Lava Axe/溶岩の斧(M11)」 C

 そらよっ! と書けなくなって何年経つかな……

 

Lightning Elemental/稲妻の精霊(M10)

 1年空けて即復帰。「電弧の走り手(M11)」とは何だったのか。

 

Manabarbs/魔力のとげ(M10)」 R

 1年空けての復帰組。めっちゃコントロール環境になるとたまに出てくるから、あながち分からぬ復帰ではない。

 

Manic Vandal/躁の蛮族(M11)」 C

 ヒャッハー! アーティファクトは消毒だー! まだまだ出番は多そうだな。

 

Reverberate/余韻(M11)」 R

 イラストがチャンドラに変更! されません!

 

Shock/ショック(10ED)」 C

 多分このセット最大の事件がここ。なんと、あの「稲妻」さんがまさかのサヨナラである。個人的に赤ユーザーではないのであまり悲しくない。それどころか懐かしい「ショック」さんの顔が見られて嬉しくすらある。ただ、すっかり上位互換スペルに溢れてしまった現代社会で彼が生きていく希望を失わないかと心配です。

 

Slaughter Cry/殺戮の叫び(ZEN)」 C

 そういやゼンディカーにこんなスペルもあったなぁ。「雷の一撃(M11)」で駄目な理由は特になさそうなんだけどな。

 

Volcanic Dragon/火山のドラゴン(6ED)」 C

 今回のドラゴン枠その2。意外なことにこいつも6版以来の再録だから、10年以上も間が空いてたのか。今見ても普通。

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 この作品の悪いところがきれいに出てる気がする第13話。前回曲がりなりにも前作との接点を明示してシリアス展開へのいいきっかけがつかめたというのに、何でここにきて水着回なんだ。本当に構成の意図が全く分からない。

 「女性同士のメンバーしか出撃出来ない」という制限がついたために、アスクール達にバカンス惑星への潜入ミッションが与えられる。相変わらずアスクールはお気楽だし、いざ突入すれば現場の人質たちもいい気なもの。ミッションといっても緊張感は欠片も無い。そして全ての任務はおよそマシンの性能で片が付いてしまっているし、その最中にも緊迫感のないギャグメインのやりとりが続く。あげくトラブルの原因もGソサエティの関与は感じられず、先んじて派遣されたという捜査員もなんだかお馬鹿な立ち位置。まず、コンピューターと対決するってのにハードを壊すっていう選択肢は無いわなぁ。

 そして惑星規模の迎撃システムの攻撃を喰らったというのに、母艦のディフェンスによって事なきを得るというクライマックス。レーザー浴びても平気なレベルの武装があるなら、別に他のESメンバーが特攻かけても問題無かった気がするのだが……そして最後のオチ部分では、ESメンバーであることがウェイトレスのバイト以下の副業扱いである。この世界の秩序や権威ってどこにあるんだ。とにかく、どこまで意味があるのかが非常に疑わしい、やっつけ臭溢れるエピソードであった。当然、見どころはほとんど無い。

 強いて見ておくべきポイントを上げるとするなら、10話で引き継いでおきながらなかなかお披露目の機会のなかったトリクシー組の能力をようやく発揮できたという部分。前回の話からすると時空を操る能力は物語の根幹を成す大切なものであるはずだが、いまのところはロボット1体とやり合う程度のもの。正直ショボい。あとは……そう、モビルスーツ戦闘の動画は少し良かったかな。

 でも、それくらい。フォローしてあげたいのに、フォローのしようがない作品になってしまっているのはいかんともしがたい。今期は他に書くべき作品もないから頑張って見るけどさぁ。 

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○「聖痕のクェイサー」 4

 事前情報無しでの視聴。以下、オープニングクレジットを見てる時の印象。「また吉野かよ!」→「ほぉ、構成に上江洲さんかぁ、それなら期待していいのかな」→「キャラデザがうのまことね、確かに言われてみればそうだな」→「オープニングはなかなかいい感じでないの?」→「監督金子ひらくかよ……どないすんねん」。いやまぁ、どんな作品作りになるかは分からないけどさ。

 世界設定はきれいに厨二。お姫様を守る分かりやすいファンタジー設定に、戦闘に関わるキャラクターは「元素を操る」という最近流行の(?)能力分担がなされており、主人公の少年の台詞回しや振る舞いには濃厚な邪気眼が含まれている。「何故あいつが手負いの身でベッドを飛び出したか」とかいう説明は一切無く、戦闘も特に説明無しで、雰囲気のみでマグネシウム相手に鉄が勝った。

 特筆すべきは、その「画面の繋がりの無さ」である。戦闘シーンにはそれが顕著で、主人公の女の子がマグネシウム手錠で捕らわれてからヒーロー出現までのカット割りは、はっきり言って不自然である。会話もなんだかかみ合ってないし、無関係な遠景混じりでつないだ奇妙なカットには、どう考えても意味は無い。勝手な推測だが、エロが売りの原作らしいので、多分DVD版で「差し替え」られるカットがこのあたりなんじゃなかろうか。「恋姫☆無双」などではエロシーンがまるまるカットを差し替えて挿入されたという前例もあるらしいので、あの辺のシーンには地上波では流しにくいような何かが挟まり、そのための尺つなぎがああいった不自然なカットつなぎになっているのだと思われる。っていうか、そうでないと流石にひどい。何か深慮遠謀があってのことなのかもしれないが……もしそうならもう分からねぇや。まぁ、そんな邪推を除いたとしても、戦闘シーンは雰囲気だけだから何が起こってるのかさっぱり分からないんですけどね。電子配列をいじっての錬金術って……まるっきりBK201じゃんね。あちらは元素限定なんてけちなこと言わないけどさ。どこぞのレベル5といい、最近の能力者はやたらと電子をいじりたがるな。

 全体的にはこうした「つなぎの不可解さ」がどうにも気になって仕方ないので良い点は付けづらいのが正直なところ。もっと阿漕なエロ描写がガンガン出てくるのかと思ったらそうでもなかったし、だとするとお姫様の乳揺れなんかは中途半端だし。キャラクターもテンプレ臭しかしないので、そこまで身を入れて見たい作品でもないです。作画の安定だけを売りにするタイプの作品だろうか。

 だがしかし、やっぱり気になるキャストの話。大量に登場する女性陣は、やたらと最近売り出し中の若手が顔を連ねる。メインどころは三瓶、藤村といった手慣れた連中だが、それを囲むのは豊崎、花澤、平野、日笠など。台詞しゃべってるの聞いても分からなかったのがぴかしゃだったのでちょっと悔しかった。考えてみりゃ、まだ澪しか知らないんだよ。そしてそんなヒロイン勢なんかを差し置いて、今回一番活き活きしてたのがマグネシウムの仮面の人。一番かっ飛ばしていい演技してるから「誰だろーなー」と思ってたら、なんとなんとここにも高垣彩陽。「あやひぃ? 嘘?!」と思って慌てて確認すると、確かに言われてみれば彩陽。うーむ、イメージがここまで変わるとは……やっぱり恐ろしい子! でも来週以降出るのかな? 出るなら楽しみですが。 

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 なんだか主人公の影が薄くなることに一切の躊躇がない第14話。前作のメインヒロインもそれこそ石ころ帽子を被ったかのような見事な空気っぷりだったけど……今作は大丈夫なんですか? ねぇ、御坂さん!

 というわけで今回の主人公は佐天さん。他の能力持ちが休日の予定で安穏としている中、レベルアッパー使用者のみがご招待されるという謎の特別講習へ向かう。同席するメンバーは見たところ10人程度のものだか、その中には眉毛事件のゆかりん(重福という名前らしい)や高校生の荒鷲姉御(名前不明)、そして佐天さんのお友達3人組なんかがいる。確かにこいつらみんなレベルアッパーでぶっ倒れた仲間なわけだが、その割りにはグラビトンの時の眼鏡が見あたらないし、黒子と廃ビルで殴り合ったチンピラ軍団もいない。せっかくの大教室なんだからもう少し日程まとめて呼び出せばいいのにね。もしくは参加が任意なのかな。佐天の口調ではそうは思えないんだが。

 で、そんな烏合の衆が受ける講習は、この作品の理不尽が全て固まったような代物。せっかく今作初登場の小萌先生がハイゼンベルクまで持ち出して「パーソナルリアリティ」を説くが、そんな話、中学生にしても意味は無いだろう(もちろん、大の大人にしても意味ない気がするけど)。確か小萌先生って無能力なはずだし、講義に説得力が全く無い。そして1時間目があり得ない座学なので「能力」ってのはどこまでも理論的に説明がつくものかと思えば、午後からの授業は根性論一辺倒のエンドレス持久走。まぁ、ファンタジーな能力の開花を求めるなら、こちらの方がまだ納得いくプログラムではある。相変わらずスパルタ甲斐田先生(黄泉川という名前らしい)がジャンジャンうるせーが、不良の更正メニューとしてはシンプルで分かりやすい。ランナーズハイなどの現象を鑑みれば人間の脳が肉体的機能の限界を突破したときに覚醒状態になる可能性は否定できないので、手っ取り早くレベルを上げたいなら肉体的、精神的に自分をいじめるのがいいのかもしれない。まぁ、そうなると今度は座学に何の意味も無いってことになるんですけどね。ほんと、この世界の「学園」って何を教えてるところなんだろう。さっぱり分からない。

 そしてもう1つ分からないのは、前から言っているこの世界の倫理観である。未だにレベルアッパーが「ズル」呼ばわりされる意味が分からない。能力開発は免許制でも無ければ違法行為でもない。おそらくこの世界にも「レベルアッパー禁止法」とかは制定されていないだろう(木山先生の渾身の作品だもの)。とすると、学校で死ぬ程ランニングをして得られる能力も、音楽プレイヤーを聞いて覚醒する能力も、質的には同じものである。レベルアッパーはシステム上他人の脳を犠牲にするという点が問題にはなるが、そんなこたぁ知らなかったのだからどうしようもないし、木山先生は自らの野望のために集めたネットワークを私的流用してしまったわけだが、弱い者(能力を持たない者)が自らの脳を他者と共有して協力するという行為は、果たして悪いことなのだろうか。もしこれが悪いと言われた場合、学園の行っている「開発メニュー」は倫理的に許されるものばかりだとでもいうのだろうか。ほんと、安易な二元論に落ち着かれると納得がいかない。まぁ、佐天さんが反省したいってなら止めはしないが、今回は不良の姉御の意見を応援したくなりました。これでラストまで話が進んで「実は学園都市全体が悪の組織でした」っていうオチだったら納得するけどさー。

 まぁ、相変わらずの文句だったわけですが、とりあえず佐天さんの成長物語としての意味合いは分かりやすいもの。噂によると今後はアニメオリジナル展開になるらしいけど、このまま佐天さんの能力開発日記を中心に展開していくんでしょうか。別に悪いとは思わないけどメインヒロインの影が……助けて! インなんとかさん!

 余談・先日出向いた試合会場では当然「審判の日/Day of Judgement(ZEN)」が活躍していたわけですが、プレイ時に「ジャッジメントですの!」っていうのが義務みたいになってました。ラスゴですの! 

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○「バカとテストと召喚獣」 5

 シャフトではなくてSILVER LINKというまだ若い制作会社が大沼心の指揮の下で元請を行っている新作。脚本の高山カツヒコも伴っているので、スタッフ的には凄くシャフトっぽい感じのする作品。

 ラノベ原作ということでシナリオ面には特に期待するものではない。中盤以降の「試召戦争」のくだりなんかは、「いや、普通にテストの点を較べあっても一緒だろ」とかいう愚にもつかない文句は出てくるし、あまりにあまりな学校の設定なんかは「ほんとに適当に設定考えてんだろーなー」と思える苦笑いポイント。

 ただ、そんな部分は除いても、何となくノリでみられるテンションの高さは嫌いじゃない。タイトルに「バカ」と入っている通りに主人公は良い感じに突き抜けたバカで、頭の悪さを嫌みのない感じでうまいこと表現している。下野ぴろんの声も、どこぞのバスカッシャーなんかよりこちらの方がしっくり来る。どこか病的なクラスメイトもあまり出しゃばらずになんだか危ない雰囲気を醸し出しているし、水橋ボイスの帰国子女は中の人のデンジャラスさを滲ませた、とてもよい水橋。

 そして大沼心の手による、いわゆる「シャフト演出」。安易なレベルでは黒板の落書きやチビキャラ主体の戦闘シーンなどが分かりやすい「シャフトっぽさ」であるが、実はこれらはそこまでウェイトが置かれる部分ではない。黒板の落書きは細かく描き込まれているものの、画面によってコロコロ変わったりしないし、時事ネタを盛り込むなどのシャフトならではの労力は割かれていない。また、チビキャラも必要な要素として動いているだけであり、「ぱにぽにだっしゅ」のように賑やかしとしては前面に押し出されていない。どちらかというと、プロップを象徴化して画面内に配置していく抽象度の高い演出技法に大沼らしさが出ているだろう。ちゃぶ台などの小道具を背景に溶け込ませたりコピーを使って複製したりするのはいかにもな描き方であるし、キャラクターの掛け合いを複層的にかぶせるのも面白いところ。制作スタジオが違うので絵柄のイメージはちょっと違うのだが、充分に「大沼的エッセンス」を取り出すことは出来そうだ。あとはスタジオの地力に期待したいところだ。

 そして個人的に注目なのは、「ささめきこと」で一気に気になりだしたメインヒロイン役の原田ひとみ嬢。朋絵役の時とはガラリと声の質が変わっており、実に面白い素材。ご本人もなかなか素敵な方らしいです。最近、やたらと写真集めてます。 

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○「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」 6

 テレビ東京が打ち出した新たなアニメレーベル「アニメノチカラ」の皮切りとなる作品。オリジナルアニメが苦戦するのが常の昨今において、なかなか思い切った企画である。

 放送前から、「やたらキャラクターがけいおんっぽい」という話題で持ちきりになっていた今作。「何でもかんでもけいおんっぽいって、世間はどれだけ流行に踊らされてんだよw」と思って見たのだが、確かに初見はけいおんだった。全然違う人がキャラデザやってるはずなのに、どうしてこうなった。とはいえ、そんな雑念が入ったのは最初の数分だけで、画面を見れば、すぐに「下手なパクり作品」ではないことは分かってくる。A-1 Picturesがこだわり抜いた世界設定は独特の空気を生み出しており、見覚えがある気がするキャラクターデザインでもガラリと雰囲気は変わる。特に背景美術はかなり凝っていて、日本とも外国とも取れない、現代とも過去とも取れない、実に不可思議な世界が構築されている。このあたりの空気の生み出し方は、きちんと「アニメオリジナル」を作ろうという姿勢が見えて良い。

 そして、そんな世界感の中で描かれる物語も、1話目では全く想像がつかなくて評価に困る部分。主人公の彼方はいわゆる「前向き真っ直ぐな女の子」で、らっぱを吹くことと「幸せ探し」を至上命題とする。この「幸せ探し」をするのがネオベネチアのゴンドラ乗りだったら話は分かりやすいのだが、残念ながら彼方は「軍人」である。この設定はどのように展開されるのか。見たところ、現時点でこの世界に「戦争」は無いし、人々の中にも特に軍人に対する敬意や恐怖、嫌悪なども見られない。近いところを探すなら「街の駐在さん」くらいの扱いだろうか。だからこそほわっとした性格の彼方でもキャラとして成り立っているわけで、今後「軍人」としての側面が浮き彫りになれば、この世界はまたその姿を変えることだろう。また、1話目の舞台となった祭りの題材である、「怪物の伝説」も気になるところ。伝承で謡われる「怪物」は彼方のパーソナリティの一環であるラッパと密接に関わっており、今後彼方たち軍人達が何らかの「巨悪」との闘争を経験することも示唆している。もちろん、今の「軍」のメンバーにはそんな逼迫した様子は見られず、この点に関しても展開が予測できない。「軍隊」「音楽」、そして「怪物の伝承」。一体どんなシナリオになるやら。構成は吉野弘幸なので、予断を許さない状態である。

 今回はその美麗な美術や、空気作りを大切にした構成、そしてKalafinaの叙情的なオープニングなど、総合的に期待を込めてこの点数。はっきり言って未知な部分が多いので、ここからどうとでも転がる内容である。神戸守監督は信頼したいところであるから、出来れば「灰羽連盟」みたいな名作になることを期待する。

 そういえば、エンディングが戸松だったんだけど……出てないよね? よく分からないけど、これがミューレの名物(と言われる)変なバーターなんだろうか。なんか雰囲気が違ってて笑ってしまったけど、なかなか面白い作り込みだった。 

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○「おまもりひまり」 4

 ZEXCS製作作品。1話の作中では「転校生を紹介する」や「あ〜、あのときの○○女!」などといった数々の台詞ミッションをことごとくクリアするという偉業を成し遂げた。ほんと、この手の作品ってのは掃いて捨てるほどあるもんだな。しかもこれって原作が的良みらんかよ。なんかエロ出身の作家が一般向けでメジャーになっているのを見るとしみじみするなぁ。私が買っていた頃の阿吽ではほぼ毎月掲載されている定番作家でしたが……他にもはらざきたくまとかね。あの師走の翁が衝撃デビューを果たしたのももう10年以上前なんだなぁ。あ、当時未成年だったけど、まだあの当時は阿吽に18禁マークがついて無かったはずなのでセーフってことで。

 さておき、すごくありきたりな1話目。天涯孤独という万能ステータスを持つ主人公(CV:平川氏)の家に幼なじみが起こしに来たり、突然見知らぬエロい女性に声をかけられたり、クラスメイトが悪霊に取り憑かれたり、それを件の美人が日本刀でばっさりしたり、実は主人公は何か選ばれた血族の末裔だったり。闖入者であるヒマリに幼なじみちゃんが「この化け物!」と言い放ちそれを後悔するシーンがあるが、普通に考えたら、化け物だし怪しいのは間違いない。そんな状況でも特に説明もなく幼なじみちゃんの方が間違っているかのような的外れな描写があるのも、ある意味ありきたりだ。テンプレの濫用は考えることの放棄でありますな。

 でも、ありきたりな上に更に最近のアニメに色々被ってるのが美味しいのか痛々しいのか。主人公は猫アレルギーで、言葉をしゃべる猫(間違った表現ではないよな)にいいようにあしらわれたり、幼なじみを含むクラスメイトにいじられたりする。うむ、すごく最近見たことがある。他にも、幼なじみが突如やってきた怪しい女性闖入者に嫉妬して勝負を挑む展開があり、CVに野水伊織と鈴木達央がクレジットされてたり。あぁ、でも幼なじみの必殺技がチョップじゃない。そして、獣耳をはやした化け物ヒロインは主人公を「ヌシ」と呼び、どことなく古めかしいしゃべり方で高圧的な接し方をする小清水ボイス。一人称がわっちでないはずがない。

 まぁ、どれもこれも言いがかりっちゃぁそうだし、別に被ったからどうなるものでもないのだが、大量の既視感詰め合わせだという印象を持たれるだけで、ちょっと損をしているのは確か。画的には特に悪い部分は無いが、だからって特に良い部分も見いだせない。今後どこかで多作品との差別化を図ることが出来るのであろうか。どうせだったら野水よりも美名をキャスティングして欲しかったけどなぁ。 

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○「れでぃ×ばと!」 4

 ラノベ枠だし「ひらがな4文字(音節区切り)」枠だし、さらにはエロ枠でもある。つまり、基本的にあんまり期待しなくて良い感じの作品だ。

 舞台はメイドと執事を養成する学校? みたいなとこで、一般人男子が雇用主側であるお嬢様と喧嘩をしたり、懐柔されたり、分かりやすくいうとエロいことになったり。パンツOKの放送枠なのでエロ描写はかなりキツい方で、1話目のピークは顔面騎乗。いい加減にメイドさんは滑って転んで絶妙な体勢で顔面に落ちてくるのはやめて欲しいし、お嬢様もお嬢様で、絶妙な体勢でぶつかってきて倒れてその結果胸を揉まれるのはやめて欲しい。でも、それを臆面もなくやっちゃう作品。まぁ、ニーズがあるからこそのアニメなんだろうけど……「乃木坂春香」と同じ印象です。

 ただ、「乃木坂」と違う点がちょっとだけある。1点目は、製作がディオメディアではないという部分。まぁ、XEBECだと良いかと言われれば微妙だけど……まぁ、1話の作画は割と面白かった。お嬢様の頭についてるのは、ドリルというよりもバーニアな気がしますよ。

 そして最も大切な要素である、キャストのえげつなさ。久し振りに中原麻衣のテンション芸が堪能できるのはこの作品ならではの売り。私は古河渚や竜宮レナよりも鴇羽舞衣やモルガンやプリエが好きなんだよ。叫んで猛って駄々こねてこその中原麻衣だと思います。そして、腹黒お嬢キャラに川澄綾子。この人の場合、中の人の力で吉田一美が「シャナたん」シリーズであっち方向に行っちゃうくらいの才能。すげぇしっくり来る。そしてポンコツキャラにゴットゥーザさま改めゴルベーザorゴルゴ(ひだまりラジオより)もいるぞ。なんだろう、この鉄板キャスト。あ、ドジっ子メイドに小清水、男装ルームメイトにくぎゅぅだと? ケシカランなぁ!

 というわけで、中の人が楽しいので続きを見るかもしれません。もう、そんなんばっかです。 

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ドロー・バーン 

2010年FNM(アラーラ・ゼンディカーブロックスタンダード) 

土地(15)

沼×10 森×2 山×1

新緑の地下墓地(ZEN)×1

竜髑髏の山頂(M10)×1

 

クリーチャー(7)

ケデレクトの寄生魔(CON)×4

血の間の軟泥(CON)×3

 

その他(38)

純なる炎の探索(ZEN)×2

濃霧(M10)×4

絡み汁(ZEN)×4

血の署名(M10)×4

吠え猛る鉱山(M10)×4

脈火の境界石(ARB)×4

火荒の境界石(ARB)×4

地獄界の夢(M10)×4

溶岩崩れ(ARB)×2

神話の水盤(CON)×2

ルーン炎の罠(ZEN)×4

 

サイドボード(15)

蔓延(ALA)×4

稲妻(M10)×4

脅迫(M10)×3

ボーラスの奴隷(ARB)×2

死の印(M10)×2

 

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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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