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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ヘイさんの天然ジゴロっぷりがとどまるところを知らない第10話。本来ならば蘇芳の衝撃的な出生について驚かなきゃいけないところのはずなんだが、どっちかっていうと普通にぶっちゃけちゃった蘇芳の幼い恋心の方がメインのスポットな気がします。すぐ殴ってがさつで酒臭い黒コート惚れるなよ、お嬢ちゃん。

 舞台が東京になったおかげか、物語の速度はますます加速していく。衝撃の邂逅に再び後先考えずに飛び出した蘇芳を回収したのは、非常に都合のいい転回の霧原さん。蘇芳もいくらか警戒していたようだが、こんなところでジュライとの繋がりが役に立った。ジュライはかーちゃんの車を飛び出すときにも自発的に蘇芳について行っていたし、かなり自分の意志を持って蘇芳を好いている気もします。今回は色んなところで走る機会があったのだが、顔色一つ変えずについてきたり、完全に荷物扱いでヘイにぶら下がってるジュライは相変わらず可愛い。

 そしてこれまた非常にご都合主義なのは、なんと蘇芳ママとマオが過去に接点を持っていたという新事実。足首で人を見る変態親父に臆さなかった蘇芳ママもエラいが、畜生の少ない頭でその記憶を掘り起こしたマオも頑張った方。猫の身体に移ってしまった運命の分かれ道は、実はパブリチェンコの研究施設であったという数奇な運命。蘇芳ママとマオという2者の口から過去の真実が明かされ、今までもぼんやりは見えていた蘇芳の出生が完全に判明してしまった。そして、紫苑の人智を越えた能力のことも。見たところ蘇芳の復活は紫苑の意志も絡んでいたように見えたが、「合理的な考え」を持つはずの紫苑が兄弟である蘇芳を復活させた目的は何だったのだろうか。そして、「会ってはならない」とされるイザナギたる能力とは、何なのだろうか。あぁ、マッドなショタも悪くない。中の人的には死亡フラグびんびん。

 真相に肉薄する霧原・マオ組に対し、単独行動のヘイさんは非常に非人道的な手段でもって事の真相に迫ろうと試みる。自白剤ぶっ込みで組織の眼鏡ちゃんを廃人に堕とし、代わりに得られたのは謎の多い「三鷹文書」絡みのご神託。事のついでに蘇芳への誤解も解け、本人は親心のつもりが幼女を本気にさせちゃう救出劇に発展。(一方的に)念願の霧原さんとの再会も叶うが、霧原さん、ほんと弱い。飛び道具持ってるのにナイフ一本のヘイさんにああも簡単にあしらわれては、噛ませ臭しか漂ってこない。別れ際に「李くん!」という自分にしか呼べない名前で呼びかけたのがせめてもの矜持か。霧原さんが倒れている間に、ご同僚は無惨にレイプまがいの末路をたどり、見つけた葉月さんは血の復讐を心に誓う。血塗られた口づけに、彼女の意志が込められる。

 マダム・オレイユは相変わらず双子に観測させて思わせぶりな高みの見物。彼女はどこまで知っているのか。何故知っているのか。そして、いよいよもって現れた「星」とは何か。訳の分からないことばかり。

 とまぁ、各キャラクターの概要だけを追ってもこれだけの内容になっちゃう驚きの詰め込みっぷり。あらゆる謎が解けては絡み、どこに向かうか分かりゃしないが、とにかくまもなく最終回。何とかたためよこの風呂敷。 

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 久しぶりに中の人のインパクトがかなり強かった第8話。浪川の時もそうだったけど、中の人のイメージがしっかりあるかどうかで、随分視聴時のイメージも変わるもんだ。

 今回の依頼人、岩村義雄(岩田光央)の症状は「確認脅迫」。「火を消したっけ?」とか「電気消したっけ?」とか「鍵かけたっけ?」とか、この手の不安というのも日常生活では非常になじみ深いものだが、それが度を超えた時に「病気」となってしまう。実際、今回の岩村の症状は発端だけならば誰しも経験したことのあるものだが、タイトルの示す通りに「いてもたっても」いられなくなる段になるとその深刻さがよく見える。「煙草の火を消したか」「ガスを止めたか」などの共感が持てる不安要素から始まり、次第に「煙草の火の粉は飛ばなかったか」「電気のコンセントはショートしないか」などのちょっとついていけない妄想にまで発展することで、それが分かりやすいように演出されているわけだ。

 そんな岩村に対して、普段ならば適当なことばかり言っている伊良部も、実はこれまでよりも具体的な対策方法を何個か提示している。「灰皿をやめてバケツにする」「火災保険に入る」「他人と同居する」なんてのは分かりやすい提案であるし、途中で岩村が実践していた「写メをとって直接視認できるようにして安心感を与える」もおそらく伊良部のアイディアだろう。実際、写メ作戦はわずかながらも効果を現しており、とりあえず「これまで持っていた不安」だけは解消されている。ただまぁ、ラストは「落としたライターが発火しないか」というこれまたとんでもない不安に負けており、しばらくは症状と対策のいたちごっこが続きそうな気配。前回に続いて、病気の完治を予期させないエンディングである。

 実を言うと、今回のシナリオは前回の「ハリネズミ」と構図を同じにしている。それまでは心的に分かりにくい病巣を遠回しに見つけることによって打開する展開ばかりだったのに、最近2話は「別に病んでてもいいじゃない、みんな同じなんだし、役に立つこともあるんだから」という消極的な対策になっている。前回の猪野の場合は他者との意識共有で逼迫感を薄めて、今回は「症状があったからこそのポジティブ要素」を明示することで「何となくおしまい」という雰囲気を出したわけだ。

 ただ、この幕引きはちょっと納得いかない。猪野の先端恐怖症は、他者との差を埋めて心的圧力を和らげることにより、ラストシーンでは回復の兆しを見せているのだが、今回の岩村のラストシーンは、まったく病状が改善されていないことを示すもの。一応住み込み下宿で共同生活を送ることで不安を回避するという解決はほのめかされているものの、それはあくまで作中で試みた「失敗した対策」の延長であり、今後も岩村は予期せぬ不安との戦いを強いられることになるだろう。そこがどうしてもすっきりしないところ。最後にアケミに「脅迫で良かったじゃない」などという直接的な台詞を言わせているのも押しつけがましい感じがして、ちょっとシナリオラインに不備があったのでは、と思わざるを得ない。まぁ、そんなにパターンが増やせるスタイルでもないし、このくらいの引っかかりは致し方ないところかもしれないが。

 とか何とか言いながら、今回は中の人の活躍によって割と楽しく見られたのも事実。世間的に岩田光央と言えば「下ネタ大好き、変態親父」の印象が強いのだが、フリートークを聞くと、意外と気遣いの多いインテリゲンチャであることが分かる(これまた一面的な見方ではあるが)。そんな岩田の一面が面白い形で現れたのが今回の岩村という役で、非常に真面目で、知識を調べ、蓄えることを生業とするルポライターの人生がきちんと伺える。もちろん彼の持ち味であるコミカルな面もしっかり活きており、何度も自宅に駆け戻っては溜息をつくシーンや、ビタミン注射で変身したアライグマの顔でもにゃもにゃと不安と戦う様子など、岩田ならではのキャラ作りが見える。実写の顔写真にちょっと長めのぼさぼさ頭っていうギャップも面白かった。

 今回も一応時系列表を作ってみたが、実はあまり大きな変化はない。最初のうちは面白い要素だと思っていた注射器の量も5本目以上になるとあんまり見えなくなっちゃったし、他者との絡みもほとんど無かったし。気になるのは伊良部の診療室の内装かな。24日にクリスマスパーティーをやることはしってるんだけど、それ以前にも鳥が増えたり、おもちゃが散乱したり、微妙な変化が観察できる。何か意味があるんだろうか。 
<8話時点での時系列表>

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 倍数表現を使うならきちんと何の倍なのかを言った方がいいと思う第8話。一億倍とか一万倍はアバウトなのに、7倍とか8倍は結構リアルな数値ですね。

 前回姿を現した謎の敵対集団「Gソサエティ」。その実態は相変わらず小競り合いの絶えないノーブルズ絡みの、一種の選民組織。そこには過去に登場した2組の能力者が所属しており、さらに今回「姫」と呼ばれる謎のロリっ子能力者コンビ、そして絶対的な支配力を持つ首魁が登場した。能力者3組+その上司という組み合わせは現在のGTOとまったく同じ組成であるが、大きく違うのはトップの持つ政治力だろう。イヴェール局長がどのような能力を持っているかは定かでないが、今回登場したソサエティのボスは、なにやら妙な雰囲気を持った殺傷能力を所持している。白薔薇+赤薔薇→黒薔薇っていう使い方は某ゴールドセイントとイメージが被りすぎるのだが、今回薔薇を使ったのはたまたまだろう。あれだけの距離をものともせずに確実に致命傷を与える手腕はなかなかのもの。今回登場したリトゥーシャというロリっ子ガーディアンもまだ能力が明かされていないが、一応はGSメンバーと同等の能力を持つと考えて良さそうだ。

 で、ようやく悪(?)の組織が登場してシリアスモードも加速していくわけだが、今のところ、非常に単純な権力闘争の図式しか見えてこないので、シナリオラインは非常に単純である。前作のアールヴたちが持つバックグラウンドがいくらか複雑で、そのためにストーリーに起伏が出たことを考えると、今回の分かりやすいセッティングはあまり食指が動かない。「純血か否か」というもめ事は某ガンダムシリーズとも被るし、能力者が2つの組織で特に差別化出来てないのも不安要素。懐かしのアンオウ、エイオウも今回正式に登場してくれているが、どうも「単なる事務仕事を任されてる上役」のイメージしかない(そしてアンオウの髪型は本当に釈然としない)。本格SFの下地を作って見応えのある切った張ったをやってくれればいいんだけど……どうなるかねぇ。敵ボスのガクトエルが今回一言もしゃべらなかったのだが、キャスト的に何かサプライズがあったりするんだろうか。「オール・ハイル・ブリタニア」って言ってくれたらめでたく福山。ヴァルキュリア人をけしかけてもめでたく福山。意外と福山。でもトゥイードゥルダム。 

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 学祭、ライブ、キャンプファイアー。学園ラブコメ、萌えアニメの必須イベントを確実にこなしていく第10話。ライブシーンっていうとどうしても姿勢を正して見てしまうのだが、これって山本寛のせいで身についた意味のない反射なんだよな。別にみんながみんなライブだからって気合い入れて画面作ってるわけじゃない。キャンプファイアーシーンなら最近だと断然「とらドラ」だね。

 お祭り、フリマときて、今回は文化祭。なにやらお祭り好きな作品であるが、こればかりは定番なので致し方ない。「ま〜た学祭だ」と思うには思うのだが、何故か真っ先に思い出したのが「絶望先生」の「最低限文化的な文化祭」ネタだった。理由は不明。智樹の歌った乳首ソングは意外と絶妙なラインかもしれない。「イカロスの歌う歌は我々には文化的過ぎます!」とね。早見沙織は歌唱関係のキャスティングが多くて安定してるなぁ。でも、彩陽の歌とかに比べるとあんまり印象に残らないのは何でだろう。

 今回もシリアスとギャグのブレンド具合がなかなか難しい塩梅。文化祭がスタートして他校との対立構図から会長が「かっちーん」と来て村ぐるみの抗争になるまでのノリは普段の「そらおと」だが、今回馬鹿なノリで話が進むのはそこでおしまい。ライブシーンは智樹を除けば特にギャグ要素もないし(タンバリンを叩くイカロスは相変わらず可愛かったけど)、その後のラブ展開もこれまでのシナリオから導き出されるまっとうなもの。そして何より、今回はニンフが過去に経験した作中最大の鬱シーンが盛り込まれているのだ。実はこの鬱シーンだが、「そらおと」放送開始時にネット上で原作漫画の該当シーンが出回っていたもの。なるべくネタバレは見ないように気をつけてネットを巡回しているつもりなのだが、このシーンだけは事前に見てしまっていたので、覚悟が出来ていてそこまで衝撃は無かった。

 とはいえ、実際このアニメのシーンもそこまで鬱っぷりに力を入れていたわけでもなさそうだ。もちろん弱々しい笑みを浮かべながらその手を血に染めるニンフは非常に痛々しいのであるが、多分このシーンの凄惨さを本気で描写しようと思えば、もっと強烈な演出もあったはず。今回は直接手を下すシーンはもちろんのこと、それ以前の小鳥とニンフの関係性を表すシーンなども少なめに抑えられており、実際の「凄惨さ」よりは少しやさしめの描写にとどめている。つまりこれは、監督ら制作スタッフがこのアニメをどういう作品にしたいか、ということの表れなのだろう。学園祭の賑やかさや智樹の馬鹿コントの間にあのシーンを挟み込むことでショックを和らげ、今回のエピソードの「辛さ」よりは「賑やかさ」を優先させた。ラストシーンで智樹の相手を選ぶシーンも、これまでのそはらの言動を考えればもう少しどろどろした女の情念があってもおかしくないくらいのものだが、今回は流れを優先してイカロスにその座を譲っている。おそらく今後イカロスの本質を巡ってもう少し辛いエピソードも出てくるものと思われるが、このくらいの、あまりどぎつくならないレベルで抑えてくれた方が、この作品には合っている気がします。

 もちろん、それは逃げを打つ方がいいということではない。今回は「手をつなぎたい」というシンプルなイカロスの欲求が全編を覆うモチベーションになっていたわけだが、それを達成しながらも、イカロスは少しずつ「兵器」という自分の本質と向き合う方向へ進んでいる。こうした心情面に関しては、きちんと決着をつけてもらわければ作品としては成立しない。原作はまだ続いているようなのできれいな幕引きは叶うかどうか分からないが、出来ることならこの作品に相応しいハッピーエンドを見てみたいものである。

 エンジェロイドと天界のマスター、そして監視されるダウナーと呼ばれる地上の人々。一体どんな関係性があるのか、ってレベルでの結論は……多分アニメじゃ出ないんだろうな。英四郎の求める「新大陸」は見つかるんでしょうかね。そういや、今回私立高校のオケが演奏してたのもドヴォルザークの「新世界より」だった。まぁ、関係ないだろうけど。

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 義務はなくても頭のお花の謎には答えて欲しかった第10話。「答える義務はありません」って、答えがあるかのような言い方ではあるのだが……

 「レベルアッパー」事件もいよいよ佳境。身内にピンチが訪れ、犯人の正体が割れることで嫌が上にもストーリーは盛り上がってくる。ジャッジメントの活躍を描くストーリーなので主人公がどう絡んでくるかが心配だったが、前回のちょっとした一言から御坂が責任を感じての参戦というのは、まぁ、不自然な導入ではなかろう(黒子の怪我も動機としてあるしね)。流石にここまでシリアスな事件で今までみたいに「面白そうだから首突っ込みたい」っていうスタンスだったら、流石に御坂が嫌いになるところだった。

 さて、毎回恒例になってきているが、まずはシナリオ面への疑問を先に並べてしまおう。一番気になるのは、やっぱりこの世界の「超能力」の科学っぷりへの疑問である。今回レベルアッパーの正体が「聴覚情報による強制的な脳の連結」というとんでもない代物であることが判明したわけだが、これって、作中でも言い表されていたようにコンピューターを大量につないでスパコンにするのと話は同じ。ということは、能力者のレベルの差は普通のコンピューターとスパコンの違いということになる。しかし、演算能力が向上する程度で、レベルが上がるというのはいかがなものか(もちろん最大の疑問は「脳の連結ってどないやねん」なのだが、そこは触れても仕方ない気がする)。もしそういう理屈ならばレベル5の御坂はデフォルトでスパコン状態にあるということになり、「研鑽を積んでレベルを上げた」というエピソードの拠り所とした、訓練すればレベルが上がるという事実との整合性が取りにくくなる。普通のファンタジーにおける超能力はいわゆる脳のジャンク、使われていない部分を活性化させることを説明に当てることが多く、それはつまり「常人では使えない脳のモジュールを起動させる能力」と捉えられる。そうでなければ、ただでさえ人智の追いつかない高性能の脳という器官が、これまでに存在しなかった現象を引き起こす説明にならないのだ。常人の脳をいくらつなげたところで、それはあくまで「ただの脳」。御坂や黒子達のように「何か新たなモジュールに目覚めた脳」で無い限り、つなぐ意味は無いと思うのだが。

 また、レベルアッパーを起動させるための説明材料となった共感覚の捉え方も、脳のモジュール性を否定するようなよく分からないような説明である。共感覚という現象は実際にあるらしいし、それを否定するつもりはないが(でないと「CANAAN」を褒めにくくなる)、普通、共感覚というのはあくまで入力における異常現象と捉えられる。例えばカナンの場合ならば「音」の入力が脳で変換されて「見え」になったり、入力情報そのものを、ある意味「誤変換」することの表れである。これは入力情報に依ることは無く、あくまで常人とは異なった脳のシステムを説明するものだ。対して、レベルアッパーは聴覚情報だけでこうした「共感覚」を生み出すという。つまり、音波そのものに何らかの超常的な要素があり、脳内で変換される際に聴覚情報以外の何かに置換されるということになる。ひょっとしてものすごく高度な総合出力のデバイスが使えるならばこのような現象を引き起こすことは不可能ではないかもしれないが、「レベルアッパー」の基本的な用法は、単にオーディオプレイヤーを使うというもの。流石にどこのメーカーのプレイヤーにも共感覚サポート機能は内蔵されていないだろう。もちろん木山がそうしたとんでもない「音」を作り出すとんでもない科学者だ、というならばそれまでだが、逆にそこまで凄いと、多分誰にも分析、追究は出来ないと思われる。

 まぁ、こんな疑問を掲げるだけ野暮ってな話になるんだろうが、どうせ納得できない説明をもってくるなら、最初から「科学サイド」「魔術サイド」なんて訳の分からない分割をせずに、全部夢と魔法の力で片付けてしまえばいいと思うわけだ。でないといちいち鼻について困る。

 と、相変わらず散々文句をいうわけだが、実は今回のお話はかなり好きだ。具体的には初春と佐天の電話シーンの盛り上がりが非常に良くできており、これまで微妙に避けて描写されていた二人の友情ががっつりと堪能できる仕上がりになっている。「大丈夫です!」と初春がから元気を出すシーンから初春の目が描かれないようになり、電話越しの声と、佐天の感極まった表情だけが視聴者に見える。そして、佐天を叱咤して号泣するところで、初春の目がようやく画面上で見開かれ、くしゃくしゃになる。このシーンの間の持たせ方が溜まらなくて、思わずもらい泣きしそうでした。初春、本当にいい子ね。

 そしてクレイジーというよりマッドな雰囲気が漂う、脱げ女こと木山の存在感も悪くない。結果として自分の存在ににじり寄っていたジャッジメントをしれっとさばき、いざとなったら非常に明快な行動力。そして田中敦子ボイスと、非常に魅力的な女性として描かれております。願わくは陳腐な犯行動機で彼女の魅力が崩れないようにお願いしたいけど……多分この作品のシナリオだと夢は儚くなりそう。

 他にも初春を頭上に飛ばして御坂の不意を突く黒子の外道プレイとか、初春を評して次第にしどろもどろになる黒子の表情とか、シリアスな中にも色々と見せ場となる演出もあって、アニメとしては純粋に楽しんでみております。コンテ切った人が誰だろうと思ったら、常ちゃまこと小林常夫氏の別名義でしたね。この人も面白い作品描くんだ。 

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 普段一声優のニュースとかでは別に記事立てないんだけど、流石にこればかりは無視してはまずいので、短いながらも一応書いておきましょう。

 というわけで、本日12月6日、ご自身の34度目の誕生日に合わせて、声優の大原さやか様が、HP上で入籍報告をされていました。お相手は1つ年上の役者らしいです。とにもかくにも、おめでとうございます。ファンを始めて早6年。また1つ幸せな場面を伺うことが出来て嬉しい限りです。

 過去に、某声優さんの結婚報告を受けて自分でも訳が分からないくらいショックを受けた経験があったんですが、今回はものすごくすんなりと、「お、めでてぇな」と思うことが出来ました。まぁ、年齢のこともあるし、「そろそろ落ち着かんとやばいんじゃね」とまるで親戚のおっさんみたいな心配をしていたので、本当に安心感が先に来ました。

 結婚報告というイベントについては、女性声優(男性もか)は何故か鬼門となることが多く、ファンが離れたり、暴動が起きかけたりという事態も起こったりする嫌な世界なんですが、彼女の場合、少なくとも現時点でそういうことは起きてないみたいですな。むしろきちんと報告してくれたことで、ファンは胸をなで下ろしつつ、祝福することが出来て幸いでした。きちんと誠実な人柄が伝わってくる、シンプルかつ的確な報告だったと思います。これで下手に隠してたりしたら面倒なことになってたかもしれないしね……(ま、うまく隠し通せる性格には見えないけど。あと、どうせラジオで力ちゃんがボロを出す気がする)。

 あとはファンとして現実的に気がかりなのは産休の時期かね。あんまり遅いと身体に障るだろうから、その辺もうまいことクリアして欲しいもんです。幸い寿引退はなさそうなので、今後とも引き続きのご健勝をお祈りしております。 

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 コピー誌からオフセットへのレベルアップを夢見てドキドキが止まらない第9話。1人で50ページ書いてオフセ。始めにページ数なんかを決めてから創作に挑まないあたりが若さっすなぁ。

 夏も近づき、1人盛り上がり続けるあずさ。彼女の中では純夏がすっかり「百合趣味共有の文学少女」として認識されたらしく、「百合フェス」での共同執筆は既に前提となっていた模様。同じ作家のファンが見つかって嬉しいのは分かるのだが、「ファン=同人誌を一緒に作りたい人」でないことは過去の苦い経験から分かっている気はするんだけどね。いくら成績が優秀とはいえ、純夏が創作畑の人間じゃないことは知ってるだろうし。よっぽど朋絵の暴挙からの心の傷をカバーしてもらったのが嬉しかったんだろうなぁ。そんなあずさの暴走を食い止めることが出来ず、純夏は汐との謎の手旗信号で意思の疎通を図る。もう、そこまで通じ合ってるんならお互いの胸の内も通じそうなもんだけどね。ボディランゲージって便利だね。

 そして女子部の夏の計画は、萌えアニメでは定番中の定番、海への合宿計画。最初は渋っていた純夏も、朋絵のあまりに即物的な提案に秒で手のひらを返す。妄想の中身は当然「男子中学生」のソレ。いっつも思うんだけど、あんたら同性なんだから即物的な色欲の視覚面は割と簡単に埋められるだろうに。今回だって体操着(女子高生のくせにブルマ!)で掃除をしていたわけで、着替えの時に「欲求を満たす」チャンスはいくらでもあるはず。まぁ、海+水着の浪漫がそんなもので補い切れないことは分かるが、普段は割と物欲にブレーキをかけられる純夏さんがあっさり撃破されるのはちょっと意外。前回の事件以来、汐に対してのフラストレーションが溜まっているのかもしれません。

 そして、折悪しく同人誌発行計画を一人で練っていたあずさ。純夏にして見ればごく当然の「そんな約束したっけ?」も、彼女にとっては死に匹敵する残酷な一言。最近では珍しいくらいのシリアスな落ち込みっぷりに、彼女のがショックがはっきりと伝わってくる。

 まぁ、正直言うと前述のように非常に勝手な思い込みで話を進めてしまったのはあずさ自身であるし、親御さん公認で即売イベントに出られるような恵まれた(??)家庭で育っているのを見るといまいち同情しきれないところもあるのだが、今回は執拗なあずさの落ち込み描写のおかげで、何となくその落胆に飲み込まれてしまうような勢いがある。歩行者用信号を使った心情の変化描写などはストレートながらもなかなか意味深で、独特の背景美術の中をとぼとぼ歩くロングのカットなどもあずさの喪失感が妙な真実味を持って伝わってくる。このあたりの柔らかいながらも明確な心理描写が、この作品の本当の魅力だと思います。

 あとはもう、勝手に人んちに上がり込んで慰める純夏さんや、あずさにべったりの(ようにみえる)純夏さんに何故か心中がキリリと痛む汐の動揺など、相変わらず「男女」でないからこそムズかゆくて一筋縄ではいかないいつも通りのささめきワールド。あずさから純夏への好意が明確になってきたので、ある意味では非常に分かりやすい三角関係のはずなのだが、汐にも、そしてあずさにも「愛情」と「友情」の間で割り切れない思いがあるために、その関係性はなかなか一元的に解題されない。あずさの「百合感」だけが、他の面子と違って「個人への愛情」ではなく「百合であることへの憧れ」に起因しているのも物語を複雑にしている一要因だ。汐が遠慮せずにもう少しあずさと接触していれば、このような誤解は生まれなかったとは思うのだが……本当にもどかしい。

 今回も2人の眼鏡が大活躍したわけですが、あずささん、眼鏡のままで泣きじゃくってベッドに顔をこすりつけたら、確実に眼鏡が壊れます。気をつけましょう。 

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 絶対にその使い方は勿体ないだろ、と佐藤利奈に同情してしまう第9話。郵便屋のおねーちゃん、完全におまけ扱いじゃないですか……畜生、今作でキャラと同じで中の人も巨乳なのはりなっちだけなんだぞ。もっと出番増やせ。

 さておき、前2回は散々文句ばかり書き連ねていた気がするのだが、今回は割と普通に見られたのでちょっと気分も落ち着いた。ただ、相変わらずの雰囲気アニメなので、何が良かったのかはいまいちよく分からない。ゲストで登場したたてかべ和也が面白かったのか、演出に元永慶太郎氏が入っていたのが良かったのか、単に水着回だから良かったのか。いっつも思うんだけど、何でこの手のアニメ(漫画)の町って、でっかい屋内プール施設があるんだろうね。実際にウォータースライダーやら売店が充実した屋内温水プールなんて、それなりの大都市でないと利用できない気がするんだけど……ひょっとしてこれって田舎者のひがみ? まぁ、そりゃ現実には「露骨なヤクザが出入りするでっかい日本家屋」とか「風をひいたらお粥を作りに来てくれる幼なじみ」も存在しないけどさ。

 今回Aパートの見どころは、もちろん水着回。不自然な見せ方を自然にやってるので阿漕ながらもそこまでくどい仕上がりにはなっておらず、ツインテ双子も合わせると一応それなりのニーズに対応できるラインナップは取りそろえられている。一ノ瀬先輩は色気の欠片も無いのが凄いのだが、そこは中の人の自由過ぎる芸でお釣りが来る。肩に乗せた女の子の下アングル巨乳などというマニアックな画も入っており、何とか「ベタなものをベタなりに」という提供の仕方は悪くない。

 Bパートは、最近ないがしろにされすぎていた加奈子の久しぶりのターン。今回はきれいにフラグを乱立させていたので、意外にも加奈子エンドも視野に入ってきた(まぁ、原作が終わってないならエンドもクソもないけど)。考えてみりゃ双子Aと加奈子と、この作品は分かりやすいツンデレキャラが2人もいるんだな。被りまくってるやん。それでも生き残ろうとしたら、そりゃ加奈子も大変だ。でも、今回の彼女は甲斐甲斐しくて悪くなかったと思います。最大の難点は、加奈子も楓との友情を大切にしちゃうってとこかね。

 なんか、珍しく「もうベタなギャグとかいいから、普通にラブコメやろーぜ」という気になってきた今作。この後も、ダラダラとこんな感じで進むんでしょうか。進むんでしょうね。 

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 まさかのリバイバルキャラが、先回りして視聴者の意見を真っ先につぶしにいった第9話。ほんと、この監督は訳のわからんところで周到だよな……「せっかくシリアスになったってのに、誰も望んでないギャグキャラを復活させやがって」って、キコちゃんは何の作品のイベントに出てたんでしょうね!

 というわけで、誰もが待ち望んでいた(?)名探偵、久良沢凱とその助手キコちゃんがめでたく再登場。1期では沈んだシリーズの雰囲気を余計なほどにもみほぐしながらも、実は案外世界観は壊さなかったこのコンビ。2人が出てたエピソードって、実は割と面白かったんだよね。確かにグロOK、人死に余裕のこの作品では完全に浮いた存在なんだけど、不思議と世界にマッチしている風に見えるのがおかしなところ。このあたりの野放図な世界設定で統制が取れているのは、監督の描く世界観のバランス感覚によるものだろうか。ちなみに、このコンビには格別のこだわりがあるのか、今回は監督自らのコンテ回となっている。

 大宮でヘイと決裂した蘇芳(とジュライ)。あてもなく電車にのったところで遭遇したのは気のいい探偵助手。そこからあれよあれよと母親に会うことになってしまい、事態は思わぬ方向へ。どうにも、蘇芳の望むと望まざるとによらず、世界は残酷な方向へ進んでいるようだ。

 その他の面子では今回霧原さんに大きな動き。前作の事件でアンバーと接触できた数少ないキャラクターである彼女に、「未来の記憶」を持つ魔女の残したメッセージ、「三鷹文書」が託される。また、イザナミを追跡するという志を同じくした鎮目と協力する体制も次第に整い、ヘイや蘇芳とは違った角度から物語の確信へ迫ろうとしている。いつものように鎮目にからかわれて「確かにBK201には会いたいが」って思っちゃう彼女の乙女っぷりが素敵。

 ヘイさんは散髪を終え、ヒゲもきれいにそり、ついにあの頃の風貌を取り戻す。今回はほとんど台詞も無かった上に、顔がはっきり出る機会も少なかったので全盛期を懐かしむには至らないが、それはまた能力を取り戻してからのお楽しみと言うことにしておこう。ただ、鎮目には「能力がなけりゃ単なる根暗のジゴロ」とまで言われているのに、能力を失ってからのヘイさんも遠慮無く強いし、遠慮無く人を殺しています。今回もあり得ないスピードで三号機関の情報を盗み出し、さらには接触、誘拐、あげく刀ねーちゃんとはタイマンはって圧勝。一応「動揺している?!」と親切に負けの理由を説明してくれた葉月さんだが、いくら動揺してるっつうても契約者があっさり組み伏されるのはどうかと思います。彼女も色々と悩みはありそうだけど、「契約者になったおかげで自分の人生の誤謬に気付いた」っていう部分だけは幸せそうではあるよね。

 現時点でのヘイの目的は、ただひたすらに銀を求めること。そのために最も優先度が高い三号機関との接触を図ったわけだが、今現在彼を支えているのは一体何なんだろう。CIAとの関係は切れているはずだし、札幌の一件でマダム・オレイユとも絶縁状態。散髪して着替えるくらいの余裕はあるかもしれないが、特務機関のデータにハッキングかけて情報盗み出したり、ああもあっさり施設に進入して誘拐を働くような余力があるとは思えないのだが……東京在住時代に色々と拠点を残しておいたんでしょうかね。

 そして、探偵コンビ、マダム・オレイユと様々な人間と接触した蘇芳の巻き込まれ人生。これまで紫苑や父のことを思うことは有れど、なかなか母親のことを思い出すことは無かった彼女。それがここに来て突然、写真がつなぐ不可解な接点に立たされた。母の写真を見て構えるカメラのファインダーに、彼女は何を思ったのか。そして、様々な謎の現象と言動を引き起こすマダム・オレイユの正体と真意は何なのか。そして、母親の残した衝撃の一言の真相とは。

 ここに来て、相変わらず謎は混迷を極めている。一応、「死者の復活」という現象については、既にパブリチェンコ博士が一度経験しているので、どうやら紫苑とパブリチェンコが何かを握っているのは間違いないようだ。しかし、「8年前に死んだ」という「事実」との関連性は何なのか。何故パブリチェンコは「蘇芳を普通に生活させ、紫苑の存在を隠していた」のか。何故、母親の方はそれを知らなかったのか。いや、そもそも本当に蘇芳は蘇芳なのか。「双子」というファクターを絡めるとありとあらゆる妄想が可能ですが……もう、あとは黙って見てた方がいいね。何を思い描いても、この監督じゃもう一捻りかましてきそうな気もするしな。

 余談だが、蘇芳とキコが話しているシーンを見て、「あれ? 阿良々木さんはどこにいるんだ?」と思ったのは私だけではないはず。そう思いたい。

 蘇芳も可愛いんだけど、どっちかっていうと変な衣装着せられて飛び出したり、猫喫茶の画面端で無表情の目だけ映ってるジュライが可愛い。「ショタのドールは需要があるからな」って、前のおねーさんは正しいこと言ってたな。 

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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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