最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
武彦暴走、アトラスランクAAA大集合の17話。急速にクライマックスに向かっている感があるにはあるのだが、未だに國子たちの敵は謎のミサイル植物「ダイダロス」なのがなんとも。 美邦様と香凛という2大幼女が集い、絡みが生じたことで個人的には大満足なストーリー展開。あの苦境からあっさり立ち直る香凛もさすがだが、小夜子に支えられて相変わらずのご様子に戻った美邦様もすごい。姿形が変わってもミーコは生きているから構わないっていうあたり、割と頓着しない性格なのね。ず〜っと「香凛だったら絶対に美邦様に対して心にもないこと言うよなぁ」とハラハラしながらみていて、なかなか「ひでぶ」が起きなかったし小夜子も何も言わなかったので「あれ? ひょっとして美邦様の能力って無くなったの?」と思ったら、突然メイドが吹き飛んだ。わざわざ事前に言っておかないなんて、小夜子はパトロンをなんだと思っているんだろうか(それとも香凛が死んだら自分が上前はねようと思っていたのだろうか)。とにかく美邦様の能力のせいでお得意のペテンを使えなくなっちゃった香凛。もうこうなると単なるちょっと腹黒いだけの幼女だものね。最近は國子も含めてみんなシリアスな顔ばっかりだったから、今回の香凛みたいに踏んだり蹴ったりでコミカルに表情を変えてくれるのが楽しくてしょうがない。ここからのAAA連合の絡み方に注目したい。 とまぁ、脚本面では面白かったものの、相変わらず作画が安定しないのが悩みの種。今回はそこまでデザインの崩れは目立たなかったものの、要所要所で動画に抜けがあり、いちいち肩すかしを食らう形だった(具体的には序盤の武彦と国仁の格闘シーンや、涼子がソファに寝そべるシーンなんかが分かりやすい)。背景やキャラクターデザインが繊細なだけに、粗があると本当に目立ってしまう作りになっている。贅沢な悩みではあるのだが、何とか頑張ってクオリティを維持して欲しいものだ。 今回は福田道生氏のコンテ回ということで、構成自体は非常にすっきりして見やすかった。香凛の「あたしってツキが無いのかも」の悲鳴に重ねて月が雲に隠れる描写とか、分かりやすさと見栄えの両立が見所。 PR ばぁちゃんの放逐、「ダイダロス」の発現、ミーコの水蛭子化、そして美邦様の反逆と、実に忙しい第16話。これだけの事件を描いて1話でまとめなければいけないのだから、そりゃ駆け足にもなる。 今回は前回に比べれば作画の状態は回復している(毎回毎回DVDのCMで色んな顔をした國子を見ると苦笑いしか出てこないが)。ただ、やはり脚本構成が非常に慌ただしいのが目に付く。ミーコが水蛭子に飲み込まれるシーンから美邦様の決心と蜂起までが今回最大の見所だと思うのだが、せっかく美しい顔を涙でゆがめたり、小さな身体で必死に大人を先導する美邦様も、こうもブツブツと要素だけを切り取って描かれては今ひとつのめり込むことが出来ない。水蛭子を盾にして小夜子と2人で脱出を試みるシーンも、カット割りが適当なのでどうにも無理矢理な印象が強い。せっかく様々な意志が涼子に対して反旗を翻した記念すべきエピソードなのだから、もう少し時間を割いても良かった気がする。ダイダロス云々が全く別の話なのだから、今回は完全美邦様メインでアトラス内部だけを描いていればもっと見やすくなったと思うのだが……尺が足りないんだろうなぁ。 他にも、結局ばぁちゃんがどうなったのかとか、結局涼子はどんなスタンド能力があるんだとか、ミーコは「生きて」いるのかとか、武彦がトチ狂っちまったとか、今回香凛が1回も出てないとか、色々気になることは多いのだが、一気に流されたので視聴後の印象はそこまで深くないのである。一番良かったのは、やっぱり本邦初公開の自らの意志で兵を率いて動く美邦様だよ。村田絵はやっぱり幼女がイイ!
世間ではいまいちいい評判が聞こえてこない作品だが、「いいとき」のこの作品はすこぶる良い。原作・脚本の発想はなかなか独創的で興味を引かれるものだし、それを構成するだけの自力のあるスタッフも多いのだと思う。主人公視点がばらけるためにいくらか散漫な作りになってはいるが、むしろそこは群像劇として様々な角度から1つの世界を見る楽しさにもつながるだろう。そしてなんと言ってもそのグラフィック面。村田蓮爾のキャラクターデザインは非常に細やかでアニメに再現するのは困難であるが、これを絶妙なバランスでアニメーション用に解題しているし、緑に覆われた東京の姿などの背景美術の勇壮さも見応えがある。オープニングアニメの出来なら、文句なしで今年の上半期トップの仕上がりだと信じている。
ただ、これが「いいとき」限定というのが悩ましくもある。村田絵の再現は難度が高いらしく、今回のように「これ、DVDで修正なかったらどうかと思う」という画がちらほら出てくる。売りの1つであるアクションシーンも同様で、13話のような気合いの入った作画ならば口笛の1つも吹きたくなるが、今回のようにただ消化するのが目的ではなかなか客は付かない。このあたりのクオリティの差が本当に悔やまれる作品である。これが現在のGONZOの限界だとしたら、もう3年、いや5年早く作ってくれれば、と思わずにいられない。 とはいえ、動きの少ない香凛がらみのシーンは今回も充分面白い。個人的には國子じゃなくて香凛が主人公でいいんじゃないかってくらい香凛押しなので、得意のフィールドで仲間の裏切りを受けて猛ったり、抗ったり、打ちのめされたりする香凛が見られるだけでも満足。貧乏なクラリスとの金の亡者コンビの掛け合いも微笑ましく、幼女のあどけなさが恐ろしくもあり、悲しくもあり。ばぁちゃんが絡み、涼子が絡み、いよいよ全てのパートが1つに結集しようとしている感がある。今後迎えるであろうクライマックスには、今回のような作画がこないことを祈るばかりだ。 ところで、武彦の慟哭のシーンの意味が全く分からなかったのだが、誰か説明してください。 |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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