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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 変なアニメやな、第5話。なんかこう、「流れ変わったな」みたいな感覚があったので一応記事立て。今後面白くなっていくのかどうかはまだ要警戒。

 ぶっちゃけ、先週までの展開はあんまり面白いとは思ってなかった。1話目の導入は「ちょっと変だけど、まぁジャンプ漫画的な主人公ではあるかな」くらいの認識だったが、その後のVSおいちゃん戦ではジャンプ漫画っぽさはありつつも急にテイストが変わり、「いや、まだ4話目だし、出会ったばっかの奴相手にそんな悲劇的な演出されても……」とピンとこない部分が多かった。能力バトルものとしての描写に不備はなかったと思うが、やはり「ルール無用」のアンディと「ルール不明」のアンラックの組み合わせだと、何がどう噛み合って勝利したのかが分かりにくく、「まー、頭使おうと思ってそこまでハマりきってない感じの作品なのかなぁ」くらいの印象。

 しかし、今週はいよいよ「敵組織」だと思っていた謎の円卓にアンディたちが加わり、話の流れが全く想像してない方向へと向かい始めた。最近はジャンプ編集部もなろう的な応募作品が多くて辟易しているなんて話を耳にするが、こちらの作品もかなり「ゲーム設定」強めの展開。ただ、その「ゲームっぽさ」は安易で考えなしのテンプレで導入したというより、本当に作者がそういう世界を描きたくなったし、描ける自信があるから進めた段取りのようにも見える。いくらなんでもまだこの段階は連載前の編集部と相談して決めた展開だろうし、行き当たりばったりでこんなヘンテコ展開になったわけはないだろう。まぁ、「なんらかの秘密組織に所属して世界中の謎と脅威に立ち向かうヒーロー」なのだから、広く取ればちゃんと「ジャンプ漫画」なのだろうけど……あんまり過去に例がない展開になっている気がする。

 アニメとしては、改めて「八瀬さんはいちいちクセの強い作品ばっか回ってくんな」という気づきがあった。いや、別に監督本人が選べるようなもんでもないだろうし偶然の巡り合わせなのだろうが……これの前に担当した作品がマガジン漫画の「炎炎ノ消防隊」なのよ。あれも八瀬さんのイズムが炸裂して変な味わいになってた作品で、今作同様に「まぁ、フォーマットとしては真っ当な少年漫画だけど……なんか変な味わいだな?」みたいな作品だった気がする。そして八瀬さんっぽい演出がこの珍妙な空気に絡むと、より一層つかみどころがないというか、他では出ない旨みともエグみともつかぬ不可思議な味のアニメとなる。個人的には嫌いじゃないのだが、まっすぐなジャンプ漫画だとあとあと齟齬が出そうな危険性もあるんだよな。こっから先でどういう展開になっていくんだろう。

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