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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ガチ鬱展開はこのアニメで見たいものではなかったのだが……第18話……。いや、別に不相応なシリアスでもなし、ここまでの積み重ねがあったのだから当然の帰結ではある。今期で比較すれば「はめつのおうこく」の方がよっぽど鬱の規模もでかいのだが……やっぱり初期のあの空気感の作品だと思っちゃうとなぁ……。

 とはいえ、ここまで散々疑ってきた「1話目のあのヘルクへの接続」は無事(?)果たされそうである。ヴァミリオちゃんが散々ツッコんでいた初期ヘルクのあの危なすぎるノリ、あれはドがつくほどにシリアスな人間界の惨状から直接つながるわけではなく、苦しんで苦しんで苦しみ抜いたヘルクが、最後にアリシアの遺言(?)を受けて生み出した決意の仮面。彼はいつどこでアリシアに再会してもいいように、まさに文字通り「張り付いたような」笑顔を維持し続けており、それが偶然にも魔族連中からは好評だったり、ヴァミリオからは不審がられたりしていたわけだ。

 そして、そんなヘルクが帝国にきてやらかしていた奇行の数々についても、「これだけの悲劇に見舞われたヘルクがギャグってていいのかよ」という方向では解消されなかった問題が、「ヘルクが心の底から人間を滅ぼしたいと思っていた気持ちだけは伝わってきた」という斜め上(斜め下)の設定によって一応の正当化を果たしている。ヘラヘラしながら適当なことを言っているだけに見えたヘルクが、実際には裏で泣きながら悲痛で切実な訴えを魔族に対して行なっていたということになる。……多分、この話を全部聞いたヴァミリオちゃん、当初ヘルクを邪険に扱ってしまったことに責任感じちゃうんじゃないかなぁ……。

 人間サイドがヘルクの離反前にすでに覚醒を完成させていたという事実も驚くべきことだが、発動した直後の地獄絵図では「覚醒に耐えられなかった者は皆同じような姿に変貌し、精神が壊れる」という説明がなされていたため、後になって帝国の襲撃を先導していたような「顔あり」の天使連中については、ある程度覚醒のタイミングで耐性を持っていた人間ということになるのだろうか。まぁ、だとしてもエディルの様子を見る限りでは王のコントロールには抗えなかったようだが……これ、マジで後になってアリシアが攻めてくる可能性もあるのがイヤすぎるんだよな……まぁ、エディルだけでも充分イヤだってことはわかってしまったが。これだけきちんと完成してしまった天使軍団、帝国の連中は対策できるんでしょうかね……。

 でもまぁ、次週はようやくヴァミリオちゃん復活か。何か、この鬱々とした気分をひっくり返すような展開に期待したいですね。

 

 

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