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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「終末のワルキューレⅡ(後編)」 ―→3

 最初から「後半部分11話から15話までやるよ」と言われていたのでこんな半端な時期に終わることも承知してはいたが、こうしてスルッと目の前を通り過ぎていくだけだと、本当に何の感慨も湧かないな。

 6回戦のみの放送で、ずっと釈迦が出ずっぱりだったもんで、うちでは「アンデッドアンラック」と時間が繋がっててエンドレス中村イキりタイムになってたのがちょっと面白かったところ。面白くなかったところはそれ以外のだいたい全部。まぁ、これもまた既に分かっていたことなので特に意外性もないし、粛々と受け入れていくだけなのだけど。

 元々「神対人の頂上決戦」というテーマ設定だけで見切り発車したような完全出オチ作品なのだが、6回戦に至ってはもはや「神対神」になってしまい、最初に設定したルールすら無視してしまっている。そうまでして横紙破りに及んだ割には試合展開がこれまでの対戦と変わるようなこともなくワンパタで進行するだけってことは、元々「神対人」というマッチメイクにすらさほど意味がなかったということ。こうした「刃牙」が確立させて「ケンガンアシュラ」で完成へと至らせたタイマンバトル作品って、いかにキャラを飾り立てて見せていくかのみの勝負になると思うんだけど、そこを既存の神や偉人にしてしまった時点で、キャラメイクを放棄しているとも言えるんだよね。もちろん、それぞれの「実在の」(?)キャラを今作らしく、アクの強いアレンジを施して見せていく部分にオリジナリティはあるので取り回し次第では充分魅力が出る設定だとは思うのだが、残念ながらそれが出来てないからあんまり好きじゃないのである。神の知識、偉人の知識を掘り下げて「嘘歴史講義」をするにしても、最終的にバトルに絡めて「必殺技っぽく」しなきゃいけない制限上、何をやってもバカに見えてしまうのがすごく損してる部分で、歴史のお勉強と馬鹿バトルという食い合わせの悪さが根本的に解消しそうもなかった。そんで、それを描くアニメーションの方も色々と力不足で追いついてないしね。途中からゲルちゃんの顔までぐにゃぐにゃしちゃったのは悲しかったよ。

 とりあえずこれでアニメは一段落ってことでいいんでしょうかね? ……ネトフリ作品だし、しれっと続編は作られそうだけどなぁ。

 

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