最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「オーバーテイク!」 5→5 自動車レースのアニメかと思ったらそこそこの比率で写真撮影のアニメだった。……多分、間違ってないと思う。 TROYCAらしい、非常に清新なアニメ。映像クオリティは終始安定していたし、見せたいシーンも分かりやすい、平均的な満足度が高かったのは間違いない作品だっただろう。同じクールの「MFゴースト」をリタイアしてしまった身としては供養がわりにこちらだけでも高評価してもいいかな、とは思ったが、中盤でちょこちょこ心が離れてしまったタイミングがあり、1クールみっちり注目できたというほどではなかったので一応加点は見送った。「期待は裏切らず、されど予想も上回らず」といった感じか。 想定通りだった点として、やはり「F4」という特殊なテーマ設定はそこまでのめり込む要素にはならなかった。まぁ、これはその他のレースアニメでも似たような話だったが、純粋でストイックなレース競技って、試合のシーンで分かりやすい見せ場を作るのが難しいのよね。そこを乗り越えられた作品というと「風が強く吹いている」とか、あとは2期目までの「ウマ娘」とかが思い浮かぶが、今作はどうしたって専門知識が必要になる部分でハードルが高く、さらにマシンレースは外から見てもドライバーの顔が分からず、マシンの機微も映像として伝えられる部分が少ないというのは不利な点。「レースの迫力」という観点から言えばCGワークのレベルが上がった現代アニメらしいかっちりしたマシンの動きを見せられていたとは思うのだが、そこにアニメとしてのプラスアルファはあまり見出せなかった。 ただ、そうして「レースアニメって面白くするの難しいよな」という懸念については、きちんと自覚的に解決策を設けている作品でもあったと思う。これまた予想通りというか、セオリー通りの解決策ではあるのだが、「レースそのもの」ではなくそこに関わる人々のバックグラウンドのドラマを可能な限り膨らませることで1クールの時間を確保している。まぁ、どんなスポーツの作品だってそういう性質はあると思うが、今作で面白かったのはそれこそ冒頭で触れた箇所で、「自動車レースアニメ」の案内役を務める視点が「写真と向き合う」という全然関係ないジャンルのドラマを持つ人間であり、単に「俺も頑張ってるからレースも頑張れよ!」みたいな重ね合わせがやりにくい配置。しかし、きちんと筋立てを紡いでいけば「人の写真を撮る目的」と、「サーキットを走り続けること」がどこかで交わる時が来る。その辺りの筋運びに不自然な点はなく、過度な説教くささもない自然なお話になっていたと思う。レースは添え物というほどでもなく、かと言ってレースに固執しすぎて退屈にもならず。大崩れしないこの采配は簡単そうで意外に難しかったんじゃなかろうか。 まー、今作が終わった後に「よし、サーキットにいってちょっとF4のレースでも見てみるか」とまでは思わないですけどね。もちろん、CV上田麗奈のレースクイーンがいるなら話は別ですけど(またこのオチ)。 PR |
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