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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 まさかの幕引き?! 最終話! 終わるんかい! そこで終わるんかい! ……まー、途中から薄々「コミックの巻数を考えたらどう足掻いても2クールで終わるわけないし……ひょっとして連続3クール作品なのか!?」とか期待したりもしたが、無情にもここでアニメはおしまい。現時点でどこを探しても2期の報は見つからなかった。

 どう考えてもここで半端に終わってしまったことはマイナス評価にならざるをえないのだけど、これだけどっしりした尺でここまで描いてくれたわけで、普通に考えたら2期の「完結編」は製作してくれるんじゃないかなぁ。その予定が1つもない状態でこのエンディングを提出したとしたら肝が太すぎるだろ。まぁ、過去にもそういう例が無かったわけじゃないのでここでほんとにアニメがおしまいの可能性もゼロじゃないのが怖いが……完結してる漫画作品の完結しないアニメは流石にどうよ。

 ヘルクとヴァミリオ(とアズドラ)の物語としてみれば、今回のお話はそれなりに「節目」になっているので「なんとなく最終回っぽい」という点に不満はない。特にここまでず〜〜〜〜〜っと眉間に皺を寄せていたヴァミリオ様が「晴れた!!!」とのことで、今まで見たこともないような軽快なステップとともに高らかに炎をばら撒いている様子は2クールもの間ずっとファンが待ち望んでいた姿であり、ここまでの2クールを「ヴァミリオが主人公の物語」としてみることができた。ヘルクだってもちろん主人公なのだろうが、そんな悲劇のヒーローを周りから支え、種族の違いも飛び越えて一番深いところで理解し合えるってのが今作の最大のテーマなのだろう。そういう意味では、ヴァミリオちゃんのはつらつ笑顔が見られたことが最大のハッピーエンドと言っても過言ではない。

 ただ、そこからちょっと目を離すとアスタとシャルアミがあの状態のまま完全放置だったり、島の魔女が何者だったのかがさっぱり明かされていなかったり、アニメ視聴だけでは絶対に解消できないフラストレーションが溜まりまくっている。これを解消する手段はアニメ2期を放送してもらう以外にないわけで……せめて嘘でもいいから「鋭意製作中」は欲しかった。「製作決定」だけでもいい。なんなら「クラウドファンディング開始!」でもいい(いや、それはよくないか)。でないと、とりあえず原作読んじゃうかどうかの判断もままならぬし……なんとかしてくれサトタツゥ!

 最後の最後にまたあのとぼけた空気が戻ってきて、ピウイが画面いっぱいに映るカットが増えたのも「らしい」も幕引きでしたね。今回わざわざ表に引っ張り出してきたのは、やはり最後の最後で人類の希望を握っているのがピウイであるという伏線……かどうかはわからない。あと地味に「あ、ちゃんと帝国四天王って(元々は)4人いたんだ」っていうのがヴァミリオちゃんの回想から判明したのも収穫といえば収穫。「なんで四天王なのに2人しかいないの?」っていう謎は、「すでに2人しか残っていない四天王っていう立場が、仲間をたくさん失ったヘルクと重なっている」という舞台設定だったわけだね。そんな身の上で一番苦しい「全部救う」という選択肢を選んだヴァミリオ様、やっぱ最強主人公ですわよ。ぜひ、ここから先もみんなで支えてあげてくれ。




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