最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「ウマ娘 プリティーダービー Season3」 ―→5 「そういえばウィニングライブなんて文化あったっけなぁ」と思い出す年始。改めて意味不明な世界である。 ウィニングライブもそうだし、最終回のレースはなんだかんだ言ってダイナミックで見応えがある映像に流石の貫禄を感じる。これだけのクオリティのものを出されてるのにこの点数はいくら何でも酷じゃないかという気もするのだが……でもまぁ、「お前の実力はこんなもんじゃないだろ!」という逆方向の贔屓目があるのでジャッジはここに落ち着いた。まぁ、世間的にもノリきれてない人も多かったみたいだし、おそらく私の独りよがりではないはずだ。 大人気シリーズの第3期、果たしてこれまでと何が違ったのか。頑張ってそれを考えてみたいのだが、当然シリーズが3つも重なってくるといい部分と悪い部分が出てくる。例えばシンプルな難所として「なんべんも同じことやってたらそりゃ飽きるやろ」というマンネリ化の問題。それを低迷の原因と見る人もいるかもしれないが、私は「続けたこと」自体はそこまで足を引っ張ってないと思っている。だって、今作はもう1期からして「単なるかけっこ」を延々やり続けるアニメなのだ。マンネリ化して飽きられるなら1期時点で既に退屈になり、2期で捨てられているはず。それが実際は2期が一番盛り上がったのだから、何かしら「単なるかけっこを面白くする方法」があったはずなのだ。 個人的には、一番の原因はキタサンのキャラそのものにあったんじゃないかとは思う。別に可愛くないとかじゃなくて、「現実にリンクしたドラマしか描けない」という本作の制約上、どうしたって実際の競走馬の人生(馬生?)に筋書きは引っ張られる。競馬素人だから全然知らんけど、どうやらキタサンは「強すぎた」馬のようである。筋書きに山と谷を作ろうにも、無敵の勝利を続けた馬を盛り上げ続けるのはなかなか難しい。テイオーみたいなシンプルな復活劇があった方が筋は立てやすかっただろう。 あと、これが個人的に一番大きいと思っているのだが、過去2作で綺麗にシナリオを補強してくれた「メインウマ娘2人の関係性」が今作ではなりをひそめていた。1期ではスペちゃんにスズカがおり、テイオーにはマックイーンがいる。これらのペアの関係性がドラマを引っ張り続けていたことは、ファンなら御承知の通りだろう。今期ももちろんキタサンの隣にダイヤがいたわけだが、どうにも関係性がピンとこない。「サトノ家の悲願」というキタサンとは全く別軸の目標を持っていたことで2人の足並みが揃っておらず、何なら別陣営での活動になってしまったことで、これまでシリーズが積み上げてきたマンネリズムの武器が最大限に活かせていなかった。同様に、サブで控えているキャラの押し出しもピンと来ない部分が多く、2期におけるライスみたいなでかい山場が中盤に作れなかったのはイタい。ただまぁ、これも何が原因なのかはよくわかってないんだけど。「他のウマ娘に筆を割く量が少なかったのかな?」とは思ったが、例えば2期ではターボなんて時間だけ見れば大して出ずっぱりだったわけじゃないのに1レースでファンの心を鷲掴みにしたわけで、やっぱり筋書き次第でキャラを盛り立てることは出来たはずなんだよな。なんか、今回はキタサン周りのふわっふわした「頑張れ」がずっとうねっていた印象で、キャラが多いのにあまり世界が広がらなかったような感覚がある。 あと、やっぱり「ピークアウトって何!?」っていうのはどうしても引っかかって……相変わらず謎が多い世界なんだよなぁ。キタサンが旬をすぎるだの何だの言ってるってことは、当然先輩連中はロートルの極み。テイオーもスペちゃんもみんなご隠居さんである。ならなんでずっとトレセンに入り浸ってるんだよ、っていうのが謎また謎。ウマ娘の中でポジションの変化が明確なのってシンボリルドルフくらいなのでは? ゴルシの移籍話も結局後に影響を与えなかったし、この世界で「現実的な何か」を描こうとすると、どうにもハナから無茶苦茶やってる世界観とバッティングすることが多い気がする。 ただ、こんだけ「なんかダメな気がした」要素は多いのだが、盛り上がるとこでピンポイントに好きな描写なんてのはちょこちょこあるし、他では真似できないだけの映像を見せてくれていたのは事実。今期は題材の処理の仕方がまずかったのかも、くらいで一旦飲み込んでおいて、4期5期とプロジェクトが続けば、また何か起死回生の一手を編み出してくれるかもしれない。何はともあれまずは劇場版とのこと。これは……まぁ観に行くかなぁ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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