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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ひきこまり吸血姫の悶々」 6→5

 年を跨いでしまったし大方予想通りの展開だったので最終回感想は省略。とりあえず、現時点での最終評価は(プリキュア待ちだが)一旦出揃った……のかな? 1クールか2クールかよく分かってない作品もあるし、あと万策尽きたせいでスケジュールが間に合わず先送りになった作品も2本あるので相変わらずの消化不良ではあるが……今期番組感想の執筆本数は44本。前クールとだいたい同じくらいの本数だが、前提条件として今期は死屍累々のN話切りの果ての結果であることは肝に銘じておかねばならぬ。普通冬クール前って1年通して見ると3/4の時期だから本数は少なくなるもんなのだが……切って捨てた11本を加えたらどんな惨状になっていたか。恐ろしい話である。

 それはさておき今作の話。点数が下方修正されたのは当然作画がヘタったから。誠に遺憾ながら最終話にまでへなちょこ作画の波が押し寄せ、せっかくのコマリ様の見せ場もなんだかケチがついてしまった。1話目時点ではキャラデザもよくて期待してたし、シナリオラインはまぁ、手放しで褒めるようなところもないが「古き良きラノベ」の雰囲気を残していたので高評価を与えることもやぶさかではなかったのだが……流石にあの作画が続くとどうしたって熱は冷めてしまうのでなぁ。残念無念。

 それでもまぁ、コマリ様が可愛かったという事実は揺るぎないものだし、最初は単なるヘタレだと思っていたところに案外主人公らしい気骨も見せてくれたのは見どころではあった。出来ればそこに即死チート能力がなくて問題解決も自分の手でやってくれたらベストだったのだが……まぁ、それだと引きこもり設定が意味をなさなくなっちゃうからなぁ。いっそ徹底して人たらし能力にだけ磨きをかけて、全部が全部他人に助けてもらうヒモみたいな主人公でも良かった気もする。ヴィルがまさにそのターゲットポジションにいたのだし、サクナのヤンデレっぷりもそれで磨きがかかる。最後にマブダチになったネリアも、最終的に同陣営にならざるを得なかったミリセントも、「コマリ様がいうならしょうがない」という空気に飲まれて親衛隊に加わっちゃえば皇帝が言ってた「コマリを軸に世界征服を目論む」っていうアイディアも大言壮語じゃなくなる気がするし。

 まぁ、原作はだいぶ長いこと続いてるみたいだし、もしかしたらこっから先は本当にコマリがただ座ってるだけで周りの人間が勝手にいいように解釈して問題解決してくれるフェイズに突入するかもしれない。また、そうして長尺の原作があることを考えれば、どう見ても(特に後半部分が)駆け足だったアニメは尺の関係で物足りなく感じるのも致し方ない部分だったのかもしれない。一応、コミック版もあるらしいのでそっちで続きを追いかけてみるのもいいかもしれませんね。(って言ってからコミック情報見に行ったら、作画がふつーに好みだったのでこれはこれで読みたいかも)

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