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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season」 ―

 「あいも変わらず」という感じで。なんかよく分からんままにこの付き合いも3期目に突入。今更切るのもアレだしなぁ、というので惰性でおっかけてはいるが、こんだけ作られるってことは世間的には一定の人気はある作品なんだろうなぁ。

 1期2期の間が5年とだいぶ空いていたが今回は1年ちょいの休憩を挟んでの3期目。おかげで一応前回の印象は少しくらいなら残っている状態なので、2期の出だしよりはモチベやや高め。ただ、今確認したら2期目も作画状態はヘナヘナになってたようなので、今期はその部分で盛り返せるかどうかが重要になってくるだろう。内容がピンとこない作品で作画までダメになったら流石にさよならも検討しなきゃいけないだろうし。

 改めて今作の何がつまらないかというのを確認しておくと、とにかく世界観がふわっとし過ぎている部分が一番気になる点。タイトル通りに「実力至上主義」を掲げた学校が舞台となっているのだが、こんだけ追っかけてなお、「で、この学校は何がやりたい、なんの専門学校なの?」というのがじぇんじぇん分からないのである。ラノベ特有の「意味の分からん学校」文化の風味だけで燻蒸したような状態で、誰が何を目指してどんなスキルを磨いているか分からず、そのために少年少女たちの情熱が何に向いているかも定かでない。そんな状態で「なんとなく学校側が思いつきで始めたゲームで争ってください」と言われても、そりゃピンとこないに決まっている。設定がどんだけ無茶苦茶でもたとえば百花王学園みたいに一点突破で設定が尖っていれば「もう、そういう世界なんだな」で納得してしまえるのだが、たとえば今回のお話の起点だって、やってることはほんとにただの「合宿」なんだよ。ちょっと旧態依然とした体育会系のふつーの部活の合宿。まぁ、これからどんどんおかしくなっていくんだろうけど、何をそんなご大層な描写で「部屋のどの布団をとるか」で争ってるんだろうか。もしかしてそういうギャグなのかとも思うのだが、そこが判然としない時点で視聴時の軸足が定まらず、どうしても変なノリについていくことができないのである。

 あとは主人公の人物造形がどうあがいても魅力的に見えないっていうのも大きな難点で、例によって「こいつが正しいことをする」という構図ではなく「こいつがやったからよく分からんけど正しいことになる」という世界。常に何を考えているか分からない上に行動の結果と思考が外からの目線で繋げられないので、主人公というよりは単なる世界のシステムでしかない存在だ。その分、周りを囲むキャラは良くも悪くもアクが強くて見たい部分はあるかも、というのが前クールで得られた多少印象が良い部分ではあるが。シカコヒロインにもうひと頑張りしてもらいたいところ。1話目のキャストロールがとんでもないことになっていたことからも分かる通り、声オタ目線で贅沢な作品には違いないので、なんとか作画を維持して女の子が可愛くなっていけばもうちょいモチベを上げられるかもしれません。

 あとZAQが荒ぶってくれるのは今作のありがたい部分ではある。芸風がブレないアーティストは信頼できる。


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