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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。」 3

 お噂はかねがね。まぁ、当然悪評の方だけども……。この世界、悪評だろうとなんだろうと「無名に勝る」を地で行く世界だからなぁ……。

 ダイレクトに「ダメななろう」のエッセンスを固めて飛ばしてくる、最近では逆に珍しくなったかもしれないタイプの作品。まぁ、そういう時代の産物ということなのだろう。よくネット界隈で取り上げられるのは今作主人公の馬鹿の塊みたいな能力の話で、本当に小学生が「バーリア!」って言ってるのと同じレベルで設定をつけていくので概念がわけわからんことになってしまっているというもの。これまでなろう小説のことを「小学生が休み時間に自由帳に書いて進めていく脳内RPGみたいだ」と書いてきたが、まさにその精髄、いや、作品の筋を成す以前の「脳内設定」の垂れ流しという意味ではさらに上位存在と言えるかもしれない。

 もちろん、そうしてとんでもない設定でスタートして話が面白くなるなら別に構わないのだが、少なくとも1話目時点で好感度が上がる要素は皆無。こんだけいろんなアニメ、なろう作品を観てきて今更モラルを語るつもりもないが、それでも今作における「死」という概念の扱い方は気持ちの良いものではない。作者目線では「正当防衛だし、信賞必罰の精神だから別に主人公は悪くない」というつもりなのだろうが、主人公の大義名分がどうこういう以前の問題として、作品そのものが「死」を主人公のチートを観ための道具立ての1つとしか見ていないことが明確なので、少なくとも私はその要素を面白いと思うことはなさそうである。

 映像もすでに怪しげな雰囲気を醸し出しており、製作担当のオクルトノボルは実績を鑑みると期待度は低い。強いて面白かった部分をあげるなら、エンディングを歌ってたのが謎のVガワの人で、CMで「アニソンの女王」って自称しちゃった部分くらい。いや、確かに歌うまかったけども。その肩書きを名乗るのは流石に荷が重すぎやしないかい。

 
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