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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 塩クッキーの花言葉が「永久の別れ」であるということを初めて知らされた第10話。カナは変な子だけど電波を受信するタイプだとは思ってなかったんだけど……もうなにがなにやら。どうも心配事となると歯止めのきかないタイプのよう。

 ユメの里帰りという幕開けの今回。構成としてはカナの夢想するユメとユーキの破局というシナリオが最後にあっさり早とちりだと判明するパターンで、まぁ、良くある展開。ただ、冒頭に誰1人としてユメの里帰りに驚かずにいることで、視聴者側はカナの夢想が完全に思い込みであることはすぐに分かる。普通の構成なら最後の最後まで「勘違いでした、チャンチャン」というオチの出現はなるべく隠すものだろうが、この作品の場合、むしろ勘違いして妙なところでテンパってしまうカナが見どころなので、早い時点で「本当は何一つ心配しなくていい出来事なんだけど」という空気は伝わるようになっている。

 個人的には、その後は「何でユーキが泣いてるのかなぁ」ということのオチを予測しながら見ていただけで、こういう見方って結構珍しいかもしれない。他のメンバーの「辛そうねぇ」とか「自業自得じゃない」などの台詞から次第に可能性が狭まっていき、何らかの病気、けがなんだろうという予測はついたのだが、正解は歯痛でした。まぁ、そりゃユメといっつも一緒にいるんだから、ちょっとでも油断したらそうなるわなぁ。本人は至って元気なのが不思議なくらいだよ。

 今回は終始テンパり状態のカナを見ているだけでも割と面白い回。前述の塩クッキーの花言葉なんて最たるものだし、朝食の席での浅知恵とも呼べないようなその場しのぎで窮地に追いやられるカナもいかにもアホの子らしい。ずっとキンキン叫んでた中の人は大変そうだった。ただ、今回は作画に妙な癖みたいなものがあって、デフォルメから素に戻るときや振り返りの中割りとか、何かひっかかる画面がちょいちょいあったのは気になった。あと、カナが(><)←こういう顔になると、どうしてもゆのっちにみえる。デフォルメっていうより、へちょ絵。

 最後の余った時間は美華との友情エピソード。良い話ではあるのだが、オデンジュースは流石に気持ち悪い。絶対、途中で「うわ、まずっ」ってなって残すタイプのトラップだと思う。2本もあったけど。そして最後のモノローグでカナは現状に満足していることを思うわけだが、「おばあちゃん、私は1人です」っていうのは、なんかものすごく寂しい響きだった。普通、こういうときは「1人じゃないです」っていうもんじゃないんだろうか。その辺割とクールな子なのかなぁ。 

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