最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」 ― 新番じゃないけど新番だよパターン。一応知らない人のために説明しておくと、当該作品は今年7月から配信を開始したABEMA独占作品で、「配信作品は触れない」というポリシーを持つ私には視聴できない作品だった。正直気になってはいたけど、どうせアニメは飽和してる状態だったし、ポリシーを曲げる気もなかったので諦めていたものである。しかしありがたいことに、意外に早くAT-Xでの放送が始まり1クールだけの遅れで視聴が叶った。ほな、これも新番組として処理してしまおうという、前クールから採用された作品処理なのである。とても助かる。 というわけで久しぶりの物語シリーズ。実を言うと(多分これの放送を記念して)こないだ「こよみヴァンプ」をAT-Xで放送してたのを観てしまったので正直あんまり久しぶりの感はないのだが、純正新作としては「終物語」が2015年度の作品なのでなんと9年ぶり。びっくりである。そして、この時系列を確認するためにWikiなどもろもろのデータをチェックしていたのだが、どうやら私は「続・終物語」というショートシリーズを完全に見落としていたらしい(こちらもAT-Xでの放送はあった模様)。色々ダメじゃん。まー、原作を追ってないタイプの作品で、これだけ長期間にわたって断続的に制作されたら、そりゃ追跡する精度が下がるのはしょうがないじゃんよ。 というわけで色々と抜けてるのでもはや「作品のファン」とは言えない状態になってしまったが、個人的に物語シリーズはシャフトの、そして新房昭之の新たな時代を確立させた道標の1つだと思っているので、コンセプト自体に敬意を持ち、追えるもんなら追いたいとは思っている。久しぶりに見たいつも通りの画面は、そりゃまぁ懐かしさでいっぱい。久しぶりに聴いたクドくてクドくてたまらない西尾維新節も懐かしさと鬱陶しさでいっぱいだ。ほんとに苦笑いで見守るしかないのだが、こんだけ長いこと接していて見限ってないってことは、やっぱどこかで愛着があるんだろうね。まぁ、フェイバリットジャンプ漫画に「めだかボックス」がある時点でね。 ただ、久しぶりに見たシャフト「物語」であるが、ぶっちゃけ「なんか義務感からイズムの継承をさせられてる感はあるな」というのが正直な感想。一発でそれと分かる画面構成も演出も流石のクオリティなのだが、これはもはや技術として成立させてしまった一種の「お約束」であって、断片を1つ1つ拾い上げていけばやっぱり面白いものなんだけど、全体的に「新しい息吹を吹き込もう」というフロンティアスピリットから来るものではないように思えて、初期のあの狂気じみたこだわりは感じられない。まぁ、製品として成立した先端技術を研ぎ澄ませようという方向でのクラフトマンシップは伝わってくるので、これはこれでもう、1つの閉じた世界として完成しているということなのだろう。その流れで「新作」が提供されることに大きな不満はないよ。 上述のような状況なのでぶっちゃけシナリオの筋立てなんて覚えてないし、「あれ、斧乃木ちゃんって今何してるんだっけ」とか「真宵って今どういう立場なん?」っていうレベルで分かってないんだけど、こうしてヒロイン勢の状況が次々と変わっていくのも今作の売りの1つ。そりゃな、現実世界でもアニメ第1作から15年経ってるわけでな。その中で移ろいゆくキャラクター性を見せてもらえるのも楽しみの1つと思えばよいか。そんな状況なのによりによって1話目が「不変」をテーマにした月火ちゃんのエピソードだったってのも皮肉が効いてるわ。都合の悪いことは忘れても白金ディスコのダンスは忘れねぇんだな。 というわけで、なんだかんだで楽しみではあります。ほら、人間誰しも定期的に「きすしょっとあせろらおりおんはーとあんだーぶれーど」って口にしたくなるじゃないですか。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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