最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき」 5 なんか宿屋に赤城みりあちゃんみたいなのおったな。いや、髪型だけだけども。 タイトルを見た時点でデバフがかかり2点くらい減点したろかな、という覚悟で試聴を始めたが、1話目終了時点では一旦この点数。これは「意外と面白くて評価できる」とかではなく、「一話目ではまだ分からない部分があって正当に評価できない」というのが正直なところ。来週以降に普通に3点作品になってハイさよならの可能性もまだ残っている。でもまぁ、そこまで酷くならないんじゃないかという期待もちょっとある。 まずもって作画は良い。メインヒロインの武闘家ちゃんのキャラデザが好みのタイプだってのもあるけど、彼女の見せ場である格闘シーンは見応えのあるものに仕上がっていたし、その他の何気ないシーンでも決して手癖でコンテを作っているわけではなく、自然と見やすい流れを作るコンテワークができている。今回コンテも務めた監督の大西景介という名前は見たことがなかったが、一応これが初監督らしい。ただ、アニメーターとしてのキャリアは相当長く、ベテランの作画職人のところにいよいよ監督職のおはちが回ってきたとか、そういう感じなんじゃないかと勝手に想像している。制作のスタジオエルってところは履歴を見たら「ジビエート」っていう呪いの呪文が見えて肝が冷えたが、まぁ、あれは共同制作スタジオもあるし、コロナ下での不慮の事故みたいなもんだと思って一旦見なかったことにする。すると「異世界召喚は二度目です」というタイトルが出てきて……あれの作画がよかったか悪かったかはまったく印象がない……一応最後まで観てた作品だし、最低限のクオリティは保ってたっけ? まぁ、そんな過去のお仕事はさておいて今作一話目だけを見れば、絵のクオリティは素直に「良」と言ってしまっていい。ヒロインのデザインだけでいえば好感度はラッミスちゃんクラスである。 そして肝心の物語部分。なろう作品で「追放」「ヒーラー」「最強」など役満クラスのワードが並び、冒頭でギルドの受付嬢から主人公が追放された顛末と「あいつはお荷物だァ」というお約束の文言を聞いて「ハイハイ」とため息をついたが、ただ、そこから先の踏み込み方がクソ追放作品とはちょっと様子が違う。まず、1話目時点で追放理由が完全には明かされていない。まぁ、そのことを評価の対象にすること自体がおかしいのだが、少なくともこれまで観てきた「1話目でとっととアホみたいな過去パーティーにザマァするためだけの設定を全部並べる」みたいな処理になっておらず、しっかり2話目を試聴するモチベーションを繋いだ。 また、追放系作品はこれまで全て「追放された自称有能キャラ」目線での物語になっていたわけだが、本作は視点が追放者ではなくヒロイン側に置かれているというのもちょっと新鮮。彼女目線で「追放劇」を追うことによって一応はドラマが成立しているように思える。さらにこれにヒロイン自身の過去話もぼやかした状態で残っており、「あれ、意外とちゃんとお話作れてるのでは?」という期待が生まれてしまったわけだ。まぁ、マジでたまたまのことで、2話目にコピー&ペーストなクソエピソードが明かされたらここまでの評価要素は全部おじゃんになってしまうが。 でもまぁ、作画が良くて冒険ものとして成立しそうな気配があるのは紛れもなくプラス評価。何卒、「見るに耐えるなろう作品」の数が増えますように。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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