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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 立板に水の吉乃のくっそ汚い大阪弁に惚れ惚れしちゃうね、第7話。今期1番の「放送終わったら原作買っちゃいそう」作品になりつつある今作だけど、やっぱどのキャラも声がついて魅力倍増してる感はあるなー。

 なんだか「バディもの」としての魅力も出てきた感があるお話。相変わらず上っ面だけの付き合い方を見せている吉乃と霧島。アニメでは女子どうしの聖域として用いられることが多い水族館だが、この2人はしれっとデートに使ってみる。でも水族館いうても休日の海遊館ですけどね。せいぜい殺人事件の現場に使われそうなくらいで、普通だったらあんまり雰囲気のある場所じゃぁない。でもこの2人にとってありきたりな「そういう雰囲気」なんて必要なくてね。スネに傷どころか身体中見せられない傷だらけの霧島と、腎臓摘出(仮)の傷持つ吉乃。2人のデートは人目を忍んでこっそりと愛を育むなんてもんじゃなし、家族連れで溢れかえる喧騒の中、まるで日常のワンシーンの延長のように、濃密な接触がそっと紛れ込む。今回は吉乃の方からいくらか積極的に霧島のパーソナリティを探ってみたが、基本的にはいつも通りにのれんに腕押し。のらりくらりと適当なセールストークを聞かされるだけで「嘘でもないけどほんとでもない」という虚無を掴まされ続けるだけ。ただ、最後の最後に吉乃の気持ちが漏れ出たところで、一瞬だけ霧島の表情が変わった。長い長い付き合いの中でほとんど見たことがない、何か「本当の」感情が垣間見えるような一瞬の緊張感。しかしそれも無粋なコールで霧散して今回も2人の距離は現状維持。まぁ、吉乃にとってはそっちの方がいいとは思うんですけどね。

 そうして繋がってるようで繋がってなくて、離れているようで常にそばにいる妙な2人組。表立ってのデートなんてものはどちらにとっても茶番の一環。霧島がいつも通りに1手2手先まで見据えて大阪の「狩り」を進めようとしているその裏で、実は吉乃の方も翔真と一緒に色々と仕組んでいた様子。もう、2人してどこまでのことを想定しているのかが全く読めないので、正直どっちも何考えてるか分かんないわ。特に吉乃はどのあたりから霧島の動きを嗅ぎつけており、いつから似たような目的で網を張っていたのか。この男にしてこのおもしれー女あり。互いに全然違う方法に歩を進めながらも、自然と絡み合う二重螺旋のような2人の道行きは下手にベタベタされるよりもかえって繋がりを思わせるものになっている。

 そうして常軌を逸したレベルでの探り合いや騙し合いを演じる2人の超次元いちゃいちゃに振り回される可哀想な子が、此度のヒロイン汐田菜緒さんだった。確実に鬱系エロ漫画のヒロインのポジションに立たされた彼女。前回私が心配した通りに「芸能デビュー決まってる時点でヤクザもんと寝る」とかいうあり得ない行動に出たのはすでに蜘蛛の糸に絡め取られていたせいだった。彼女にとって最悪なのはよりにもよって2人のクズに同時に絡められてしまったということ。どっちを選んでも破滅が見えるが、まだ利害で自分の価値を判断してくれる霧島の方が可能性があるというのが辛すぎる現状だ。

 しかし、そんな菜緒さんにも唯一の希望の光は残っていた。それが時として霧島の思惑すら上回ってしまう浪速のド根性ムスメ、吉乃さんの暴走である。各種ストーキングツールでコントロールしているとたかを括っていた霧島を出し抜き、その霧島の情報すら一歩上を乗り越えて掴んだクソ野郎討伐チャンス。吉乃さんの狙いはいったいなんなのか。そして翔真はわざわざ毎回大坂から京都まで通学しているのか?! その答えは次週!(普段は京都住まいなのかもしれんな)

 
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