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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 おかえり、リエラのうた、第9話。やっぱこのコーナーがあった方が嬉しいんだよなぁ。このタイミングで2年生組をフィーチャーした楽曲というのもまた良き。

 11人体制のLiellaとはどんなものか、という部分をしっかりと考える必要性から生まれた1話。前回時点で「なんでこんなあっさり合流できたん?」というわだかまりは正直ゼロではなかったため、11人になった後に何事もなかったかのようにすんなりグループ活動されてしまうとやはりどこかに違和感がある。そこで、合流組の中でも一番飲み込めてないだろうマルガレーテを中心とし、いかにして完全なる融和へと導くかを掘り下げていく。

 あの手この手で仲良くなろうとするLiellaの面々をあまり受け入れられないマルガレーテ。正直その立ち位置はかなり中途半端な印象で、「お前が合流を決めたんだから責任持てよ」という意見も出そうなバランスだが、まー、こればっかりは同調圧力というか、必然を装った結果の話なのでマルガレーテに責任を求めるのも酷というものだろう。彼女なりにギリギリで折り合いをつけたのが、「一緒に活動するけど馴れ合いはノーサンキューだし、別にそれでよくね?」というスタンスである。

 もちろん、そんなことじゃぁ我らがかのんさんが求める真のLiellaには程遠い。なんとかしてマルガレーテの心の壁を取っ払うために試行錯誤。ただ、今回ばかりはマルガレーテも割と頑なで、完全拒否でないおかげでかえって突破口を見出しにくい。最終的には「アイドルなんだから歌と踊りの面で勝負するしかないやろがい!」ってんでパフォーマンスの質をぶつけ合うことで互いの価値観のすり合わせの代わりとした。まぁ、これしかないってラインだったんでしょう。いくらか都合がいいように見えなくもないが、そこはまぁ、マルガレーテ側からも歩み寄りの姿勢があったからこそ実現した形だと思っておこう。彼女の中で「かのんへの敬意」というのはかなり大きなモチベーションになっている様子なので、やはりトマカノーテとして活動してきた期間は無駄ではなかったとも言えるだろう。

 「都合のいい展開ではあるな」と思いつつ、個人的にホッとしたのはここにきて最後にちゃんときな子にスポットが当たりそうなところ。今回の時点ですでに「メンバーの中で出来ない方」という不名誉な立ち位置から表舞台に引き摺り出されてしまったが、次回タイトルがなんとそのまんまきな子ということで、「こいつだけなんもなかったらどうしよう」とヤキモキしていた身としては一安心。わざわざサブタイトル1回使ってまで取り上げられたとなれば、むしろ四季やメイより恵まれてるまであるかもしれない。「出来ない」という特性だけでは彼女にスポットを当てる価値はない。なんとか来週のお話で存在感を示してほしいものである。

 そうして完成した11人の正式な初舞台は、なんとオープニングですでにみたあの姿だった。「ここに帰結するかぁ」という演出にもなっているが、先に作った映像に意味が付与できるので省エネ展開ともいえる。まぁ、良い映像ですのでね。「史実」として残されたならそれはそれで意味があるか。どうせだったらエンディングの映像も「史実」になりませんかね。エンディングの横にパンしていくカット、すごく好きなのよねぇ。


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