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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 もはやイニシエーションですらない気が、第11話。まぁ、そうなればそうなるんやろけど……大一番って感じはあんまりないよな。

 なんだろね、すごく悩ましい。頭ではこの構成でいいってことは分かってるんだけど、ちょっと受け入れられない部分もあるというアンビバレンツ。これは多分、どこで作品の枠組みを区切るかで考え方が変わってくるんだと思う。「ラブライブスーパースター」という個別タイトルとして見たら、今回のお話は「かのんたちの卒業前の通過儀礼」でしかないので、そこまで熱を込めずとも問題ないし、どーせみんな結果なんて想像できるでしょ、ってんでとっとと終わらせてしまう処置で問題ない。ただでさえ短い尺の中であれもこれもと詰め込んでいるわけで、これが仮に2話跨ぎになり、次回最終回に割り込んでしまった場合、今度は卒業生たちを描くエピローグがおろそかになってしまい、3期も放送した作品の幕引きとして物足りないものになってしまうだろう。「1つの学年の入学から卒業まで」を描いた初のラブライブシリーズとして、「試合自体にそこまで重きを置けない」というのはしょうがないことなのだ。

 ただ、枠組みを広げて「ラブライブ」というブランド全体のことを考えてしまうと、やはり今回の扱いは勿体無い。μ’sAqoursも、なんなら虹ヶ咲だって、全ての作品を繋ぐのは「ラブライブ」という大会。スクールアイドルという存在そのもの。その頂点を競い合うと(一応は)謳っているイベントが、こうもあっさり連覇を許してしまっているというのはやはりせせこましさを覚える。作中で「どのチームも世代交代があって1、2年生が中心で……」みたいな予防線は張っていたものの、当然第一声は「んなわけあるかい」だし、第二声は「だからとてよ」である。急造11人チームのLiella!が「昨年度覇者」という肩書きだけで駆け抜けてしまっては、大会の品位自体が貶められているかのように感じられるし、ひいては「スクールアイドル」という憧れすらくすんでしまうかのようである。そこんとこはどうにも納得いかなかった。

 また、正直言うとライブそのものについてももう一声といった印象。最後にかのんのオリジンに立ち戻ることで「合唱」というコンセプトにたどり着くというのは良い着想なのだが、実際のライブだとそこまで「合唱」の要素にフォーカスできたとは言えず、これまで通りのパフォーマンスの延長線上かなぁ、というのが素直な感想。また、今回サブタイトルが「スーパースター!!」になっており、披露した曲名も「スーパースター!!」。これまで長年引っさげてきた今作のタイトル要素にも何か大きな意味が与えられるかと期待したが、別にそんなこともなかった。その辺でもう少し「集大成」としての凄みが出ればよかったのだが……まぁ、流石にかかる期待が大きすぎたかとは思うがね。

 というわけで今回のお話だけだと消化試合感が否めないのが残念でした。結局、すみれの進路はなんとなく決まっちゃってるのかなぁ。次週はもう、1、2年に忖度せんでいいので、3年生5人をしっかり描き切ってほしいなぁ。

 
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