最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
THIS IS KAWAII、第11話。こんだけ普通に「いい話」っぽくまとめたというのに、Cパートだけで一気に不条理のどん底まで持っていけるのすごいよな……「窓際で大根おろしをするんじゃねぇ」って台詞、多分死ぬまでに1度たりとも使うチャンスないよ。 というわけで、大根さえのぞけば比較的「いい話」よりのエピソード。やっぱこの作品はどこまでいってもぷにるとコタローの関係性のお話なんだよね、ということが確認できた気がしますね。ぷにるはぷにるで自分の欲望のために振る舞っているようにしか見えないが、元々彼女には「カワイイを追求せよ」という生まれながらの目的が存在しており、それを与えたのは誰でもない、創造主のコタローに違いない。コタローは成長とともにいくらか立場や考え方が変わってしまったために現在のぷにるのイデオロギーが噛み合わない部分こそ出てきたが、彼女の奔放な振る舞いの根底には「コタローとの約束を果たす」という命題があるはずなのだ。 しかし、そこにさらにややこしい要素が1つ絡んでしまっていた、ということが今回明かされた真実。かつて、幼少期のコタローは自分の趣味嗜好が周りから受け入れられずに苦しんでいた。大好きな「可愛い」が大っぴらに好きだと言えず、挙句幼稚園児からは「それは女子のものなので渡せ」と迫られる始末。そんな強権がまかり通るはずもないのだが、幼稚園児にそんな世の摂理も分からないだろうし、コタロー自身もそれに抗う言葉を持たなかった。そして、「可愛い」の権化たるぷにるにも周りの女の子の魔の手が迫り、「渡せ」と迫られた時に咄嗟に出た一言が「ぷにるはスライムだから可愛くない」だったわけだ。「可愛いものは持っていてはならない」→「可愛くないなら自分が持っていてもいい」というシンプルな発展だが、子供にしては頑張った主張だろうか。しかし、これによりコタローの中では「ぷにると一緒にいるためには、ぷにるを可愛いと言えない」というジレンマが発生してしまう。あれだけ可愛いことをぷにるに要求しておきながら、決してそれを評価することができない。だいぶカルマ値の高い板挟みではないか。 冷静に考えれば、もはや周りに理不尽な要求をする女子もいないのだから、堂々と「可愛いぷにると一緒にいたい」といえばそれだけで終わりなのだが、そこは思春期の男の子。今まで頑なに「可愛くない」といってきたものを今更可愛いと認めてしまうのも気に食わないし、求道者たるコタローはこんな手近な(そして自前の)カワイイで納得してしまうのがギルティという発想もあるのかもしれない。どれだけ内心でぷにるが可愛いと思っても、決してそれを口に出すことはない。そしてぷにるにそんな細やかな感情の機微が分かるはずもない。真っ直ぐに向けられた「可愛い」は受け入れられる懐の深いぷにるだが、コタローとの関係性は近すぎるせいでかえってややこしいものになっているのであった。 ……とかいう青春模様のいい話ではあるんですが、周りは相変わらずカオスでしたね。スパルタ主義で飴と鞭を使い分ける宝代とか、冷静に考えると何してるかよく分からんのよな……。御金賀家、もしかして思ったより闇深い? そして注目すべきは周りの面々のクリスマスの過ごし方。間戸先生がちゃんと家族サービスしてるのは分かる。雲母先輩ご自宅で素直にパーティーしてるのも分かる。ホネ剛コンビが2人して遊んでるのも……まぁ分かる。ルンルが1人寂しいのはちょっとしょうがない。ただ……あのクラスのギャル2人のクリスマスはなんだったん? 片方に彼氏がいて、もう片方がそれにびっくりした後にちょっと嫉妬してるような趣でしたが……その後のコンビニ前デート。……百合か? もしかして中学生百合だったのか? もうちょっと詳しく話してみなさい。 結論:雨は夜更け過ぎに、大根おろしへと変わるだろう。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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