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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「メカウデ」 5→4

 第一印象からあまり変わらず、そのままプラスに転じることがなかった感じ。頑張ってるというのは理解できるのだが……。

 「作ってみたいもの」は薄ぼんやり見える気はする。1話目時点で「キルラキルがやりたいのでは?」って何となく感じたわけだけど、最終的にそれも当たらずと言えども遠からずだったんじゃなかろうか。シナリオコンセプトはよく分からんが、とにかくTRIGGERのようなイカしたぶっ飛びアクションを、ある程度メカメカしい部分を主体に繰り広げたいってのが一番のモチベだったと思われる。そうなると、正直シナリオの巧拙は二の次三の次になるのも致し方ないのだが……最初から最後までおよそ引っ掛かりなくスルスルと終わってしまった。そりゃま、何をか成さんとして「マジカルデストロイヤー」みたいなのが出てきたらそれはそれで困るのだが……もひとつ弾ける要素が欲しかったよね。でないと目指してるアニメーションのデザインに合わない気がするんだ。1クールで収めてくださいっていう制約があったらどうしてもこれくらいのサイズになっちゃうのかなぁ。

 印象に残りにくいとは言え、シナリオだけだったら「可もなく不可もなく」というレベルだったので特にネガティブな評価になる必要もないのだが、加えて作画部分、映像制作についてはどうしても辛めに見ざるをえない。結局どういう制作体制だったのかは分からんのだが、なんかこぅ……「一流の真似をしたかったけど2.5流くらいまでしか再現できませんでした……」みたいなフィルムなのよ。やりたい完成図に実作業が追いついてない印象で、視聴中によく思い出したのは、「若手アニメーター見本市」みたいな企画で出てくる3分とか10分のショートフィルムのイメージ。暴れた動画を3分とかで見せてもらえるなら刺激的だし、多少のアラにも目をつぶれるかもしれないが、それが1クール延々続くとなると、やっぱり「もっと手慣れてる作劇で見たかったな……」となってしまう。単に「作画が悪い」じゃなくて「何かやりたいことは分かるんだけどコレじゃない」というのがどうにももどかしい。そんで俺も別に専門家でもなんでもないのでどこをどう直したら「らしく」なるかも分からんので具体的なコメントも出来ん。俺たちはずっと雰囲気でアニメを見ている……。

 というわけで「雰囲気がどうにも」というのが結論ということにしておきます。ちなみにどうっでもいいことだけど、フィストの存在を認識して初めて「あっ、アルマってarmだったのか」ということに気付かされるくらい適当に観てたのは秘密。

 
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