最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「合コンに行ったら女がいなかった話」 6→6 今作を受けて「近所に男装カフェってあるんだろうか」って思って調べてみたんですが……大阪に2件あるだけでした。僕の出会いは男装カフェにはなさそうです。 好きな作品でした。ぼくぁチョロいオタクなので、こういう男の欲望がゴリゴリに固まったような設定に素直にころり転げてしまいます。特にM気質な人間はこういう圧倒的に男が受け身な設定は幸せに見えてしまいますね。 いや、でもこれって男装っていう薄皮をちょろっと被せただけで普通のラブコメなんだよな。ヒロイン勢がさ、「ちょっと素直じゃないけどいつでもついてくる犬系彼女」「凄く不器用でありえないくらい素直で親切な朴訥彼女」「ヒネてるけどオタク趣味全開で振り回してくれるマニアック彼女」と、ふつーにオタクが好きそうな女子に衣装着せてるだけですからね。それなのにちょっと趣向を変えるだけでこうして新しい扉が開そうなんだから、人の認知なんてチョロいもんである。そりゃコンカフェも流行るわけだ(その結論であってる?)。 とはいえ、今作が一発ネタの出オチ作品だと謗るつもりはない。色々と上手い部分はあって、アニメとしてこっそり感心したのは、ヒロイン勢の「男装時」と「女性Ver」でほとんど見た目を変えていないという部分。古典アニメ的なお約束なら「男装を解いたらその下から見目麗しい美少女が!」ってんで明らかに「美少女」然としたキャラにごそっと変えてきそうなところだが、それだと(ただでさえ現実感は無いのに)さらに嘘くささも強くなっちゃうし、せっかく男装させて「男装モードでも素敵ですね」ってキャラ設定にしてる意味がない。アニメ的には「見た目そんなに変わんなくない?」くらいでちゃんと「男女のスイッチ」が観られる方が面白みにつながる。 また、この手のラブコメ、しかも主人公が皆大学生ということでちょっと油断したらすぐにエロ方向に手を出してしまいそうだが、本作は作中でエロ絡みのネタがほとんどない。まぁ、藤という歩くBL同人誌がいるのでそこだけは若干漏れてはいるが、そこだって浅葱の性格のおかげでエロに話題がずれることはなく、あくまで藤のキャラ付けに留まっている。まぁ、そもそもあんまりエロが求められるような絵柄でも作風でもないし、そうして余計な邪念が入らずにピュアっピュアな純愛絵巻にしてしまった方が設定を美味しくいただけるというのは正しい。この設定で女子トリオの中で一番おっぱいがありそうなのが藤ってのも「分かるッ!」っていう設定なんだよなぁ。 それにしても、「実在性」という意味では女子3人ともそれなりに嘘くさくはあるのだが、今作最大の焦点というか、最も「非実在」なキャラは実は浅葱である。こいつがダントツでフィクションすぎる存在で、「こんなイカれた大学生がおるか!」というツッコミ待ちだし、この歳で性欲が1ミリも存在していないという、現代版のフェアリーである。そんな浅葱が際立つおかげで、他のカップルはピュアピュアさがどこか紛れた感じが出るし、「浅葱に比べりゃ常盤の難聴っぷりなんてまだまだ……」と思えるので筋が飲み込みやすくなるという。一種のペテンなのかもしれん。そういう意味では、ネタとして楽しむなら藤・浅葱ペア、純愛要素を強めに楽しむなら琥珀・萩ペアという棲み分けができているのもニーズに合っててよかったかもしれない(メインの2人は好きにしてもろて)。 キャラも全体的に(なんなら男も含めて)可愛らしかったし、アニメとしてのデザインも終始安定していたので今期の「声を大にしては言わないけど実は好きな枠」でしたね。実質なんも終わってないような最終回だったし、余裕があったら原作コミック覗いてみようかしら。 PR ![]() ![]() |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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