最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「ラブライブ!スーパースター!!(第3期)」 ―→7 もっかい「終わりよければ」って書いときましょうか。結果的にはいいとこに落ち着けたシリーズだったと思いますよ。今年は似たような評価基準を設定した作品も多いが、「今期単体の評価ではなく、これまでのシリーズの総括としての評価」ということで。 余計な火種になることを承知であえて個人的な好みのランク付けをするなら、上からμ’s>Liella!>Aqoursという並びになる(虹ヶ咲についてはまだ未完なので一旦置いときます)。これはアイドルユニットとしての好き嫌いではなく、アニメシリーズを通しての評価であることには注意。泣く子も黙るμ’sについては、なんといってもその道のパイオニア。これまでこの世界に存在しなかった「スクールアイドル」という存在を定義し、なんの前例もお手本もない中で描き切った新たなアイドル像の草分け。その完成形はまさに金字塔。続くAqoursについては、「同じような設定を踏襲して1期のいいところを模倣しながら、単なる焼き直しじゃない新たな世代を作らなければならない」というのが一番の枷となった。「スクールアイドルのいいところを踏襲する」という部分についてはそれなりに達成できていたと思うのだが、そこから新たな方向に切り出そうとした試みはあまり響かず、変化をつけようとしたところがシナリオラインに無理を生じさせてどこか歪な物語になってしまった。 そしてLiellaである。正統作品としては3作目となる結ヶ丘の物語は、既存のスクールアイドル物語に大鉈を振い、まさかの「新設校1年生だけのグループ」からスタート。シーズンを経るごとに進級するスタイル、そして先輩になることによって追加されていく後輩メンバーという新機軸は新しい動きだけに賛否を呼んだが、個人的にはこのチャレンジは成功だったんじゃないかと思っている。根本的な構造部分に改革が起こったことによって過去2作品を重ねたマンネリをある程度回避できるようになり、奇を衒った構成を必要としなくなった。シンプルな「成長物語」の王道を歩むだけで先輩ユニットと差別化が図れることになり、まっすぐな筋立てで勝負する、いわば「第二のμ’s」としての原点回帰を果たしたわけだ。この構造自体が、挑戦とその結果を生み出したのである。 もちろん、シリーズを通して全てが上手くハマったとも思わない。やはり11人という大所帯は管理が大変だったし、ラブライブという作品世界内のイベントの存在意義を揺るがせてしまうシナリオラインは、既存作品のファンであればあるほどに抵抗を覚える部分。その点についてはやはり「3作目」のくびきから完全に逃れたとは言い難い。しかし、それらの部分をある程度犠牲にしたとしても、やはり「成長するアイドルたちの3年間の物語」が与えてくれた視点は新鮮なものだったと思うのだ。そして、そんな物語を一身に背負って「成長」の体現者となった澁谷かのんは、紛れもなくラブライブの主人公であった。晴れやかな門出に、なんの文句をつけられようか。 その他にも新規軸で打ち出した「リエラのうた」など、決して既存のコンテンツに寄りかからずに新しい見せ方を探し続ける姿勢も良かったし、何はともあれ11人全員の生き様に納得できたのである。唯一の気掛かりは「卒業を明言しちゃってるけど、この先リアル世界でのLiellaってどういう活動を続けていくんだろうな……」ってことくらいだが、まぁ、わたしゃリアルの方は追いかけてないので別に構わないか。多分中の人たちもまだまだ若手揃いだし、末長くラブライブの看板を背負って活動を続けてほしいものである。 PR ![]() ![]() |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(03/12)
(03/12)
(03/11)
(03/11)
(03/10)
(03/09)
(03/08)
(03/08)
(03/08)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|