最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「マジック・メイカー -異世界魔法の作り方-」 4 社会規範とか恋愛感情も認識してないくらいの幼女だったらさ、弟がパンツ一丁で湖に飛び込んだら、それに合わせて自分もパンいちで飛び込めよ。なんでそこは上も1枚残すだけの微妙な感覚だけ持ち合わせてるんだよ。脱げよ幼女。 あ、当方危ない人じゃないです。ほんとです。そんなとこから触れていくなろう作品です。ただ、今作に関しては1話目でそこまで大きな減点要素は無い。大きな動きがない立ち上がりだったからというのもあるが、映像部分に落ち度はなく平坦ながらも安定したキャラ作画を展開している。1話目から察してしまうクオリティのなろうが数多くある中、それだけでも評価に値するポイントだ。 肝心のシナリオラインに関しても今まで見たことがないものが登場しており、なろう最大の問題である既製品のつぎはぎ状態にはなっていない。まぁ、単に1話目で明かされなかっただけで主人公はどう見ても転生者なわけだが……ひとまず「転生シーンからスタートせずに世界の独自性を主人公目線から探っていく」というデザインだけでも一応は評価に値するだろう。そして最大の眼目である「魔法がなさそうな世界で魔法を探す」という目的意識もそこそこオリジナリティがあり、もしかしたら今までなかった何かが見られるかもしれないという期待がある。 ただ、その上で「やっぱり大して伸びなそうだな……」という予断があるのも事実。最大の疑問点は、「魔法がない/魔法がある」がどのように規定されているか、何より、それを主人公目線でどう認識するかという部分について、何かしら説得力のある説明がつくのだろうか。おそらく主人公は我々の生きる現実世界からの転生者であり、理由はよく分からんが「魔法」に憧れを持って探し求めているらしい。まぁ、俺らみたいな現代(日本のオタク)人が転生したら、そりゃ出先で「魔法は? 奴隷は? ステータスオープンは?」と言いたくなる気持ちも分からんではないので、最初に「魔法はないの? そっかぁ」とガッカリするところまでは理解できる。 しかし、なぜその後に「魔法があるかもしれない」というモチベーションを維持してこだわり続けているかは分からない。仮に我々が転生したとして、「おっ、なんかナーロッパっぽい世界やんけ! 魔法あるんか?! ……ないんか……」ってなったら、普通はそこで「じゃ、改めて前世と同じようにフツーに生きなきゃダメやな」ってなると思うんだが、「いやおかしい、転生した先には魔法があるもんじゃろがい。なんとしても見つけてやるがな」という発想になるにはよほどのこだわりが必要だ。そして、もし何かしらのきっかけで「魔法の断片」に行き当たったとて、今度はそれが「現実の世界にはなかった純然たる魔法と呼べるものである」ことも示す必要がある。1話目では湖からの発光現象にその可能性を見出していたわけだが、これが現実で起こっていたら、おそらくなんらかの科学物質の存在を検討する必要があり、よくある例だと空気中のリンなどの発火現象で説明がつくだろう。少なくとも、現時点での主人公の技術力で「そうでない」ことを証明するのは不可能であるように見える。 また、仮に「地球上の理屈で説明がつかないもの」だったとしても、今度はそれが「理想の魔法のようなものである」ことを証明するのは困難を極めるし、その可能性は相当低い。具体的には分からないが、異世界に「現実世界の科学で説明がつかないもの」があったとしても、「向こうの世界の科学で説明できない」かどうかは分からないのだ。科学と魔法を線引きするためには、まず「科学」を研ぎ澄ませる必要があるのだが、この世界はとてもではないがそこまでの下地が整っているようには見えない。ここから安易に「魔法だ!」と言ったとして、それは何かしらの現実の曲解である可能性が高く、主人公は単なる妄想家で終わってしまうだろう。「魔法とはなんであるか」を定義し、その独自性を証明して初めて「魔法を作った」と言える。果たして今作のプロットがそこまでの覚悟を持って書いているだろうか。 とまぁ、どうしてもファンタジー絡みの設定は気になる要素が増えてしまうわけだが……とりあえずは「何か他と違うことをやろうとしているか否か」だけを見て判断すべきかもしれませんね。諦めて可愛いお姉ちゃんとのゴリゴリ姉ショタ作品だと割り切ってしまうのも手か。 PR |
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