忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[10992] [10991] [10990] [10989] [10988] [10987] [10986] [10985] [10984] [10983] [10982]

 さて、頑張って書くか……。もう、ことあるごとに触れてるから今更書くことあるのか、って感じなんですけどね。そうですね。いつも通りの繰り言を阿呆のようにただただ垂れ流すだけです。あたしゃ常々「声優という仕事そのものに敬意を持っているので声優ならだいたい好き」という節操のない主義主張を発信しているんですが、そんな中でもやっぱり「大好き」は生まれるもんでね。我が内なる等級を無理やりつけるとするなら、うえしゃまは数年に1人現れる「致命的声優」。2025年初頭現在において、間違いなく我が人生で「5本の指に入る」声優です。この等級は「人生を狂わされた度合い」で判定しております。他4本のうち2本は自明ですが、残り2本の指は誰なのか、この企画が進んでいけばおいおい明らかになっていくことでしょう。

 

 




・馴れ初め

 うえしゃまに関しては、出会いもずいぶん歪んだものだった。案外多くの人が経験してる気がするが、かの問題作「てさぐれ!部活もの」での萌舞子ファミリーが私の中のうえしゃまファーストコンタクト。もう、この時点でだいぶおかしい。ふざけすぎたぶっ壊れアニメの中でいきなり1人N役(Nは18以上の整数)を任されるという新人いじめとしか思えない展開にめげずにただひたすらにやりきるうえしゃま。既にこの時点で彼女の「憑依」の前兆はあった気がするが、まだこの時点でそこまでしゃま沼に沈んではいない。ただ、同作品のラジオなんかで出てくる「上田麗奈というキャラ」の様子がいちいちおかしくて、あまりにギャップが激しすぎる(正しい意味での)画伯なイラストを披露したり、西明日香・明坂聡美という圧倒的なプレッシャーを前にしても押し出しを控えた独自のムーブで場の空気をかわしきったり。一発目で名前を覚えるには充分な存在感。そこから「ハナヤマタ」では主演を務めて持ち前の萌えボイスを遺憾なく発揮。正統派ヒロインとしての道にうまいこと方向修正して歩けるかと思いきや、その後も「実は私は」のみかん、「ハッカドール」の4号など、どうにも様子がおかしい役も回ってくる。業界的にも、もうこの辺りで上田麗奈という狂気に囚われていたのではないだろうか。

 そして個人的に決定だとなったのは何度でも書くが「サクラクエスト」でのしおりさん。というか、ラジオでのうえしゃま本人。周りを取り囲むのは、新人として売り出しを狙うちぇみーと彩サマー。上からはあらゆる現場を捌ききる万能しきりマシンのみかこしと既に暴走機関車としてのスタンスを確立したちかぺという最大級の圧がかかる中、現場のアイドル・上田麗奈は……なんかもう、言葉に出来ない存在となった。多分あそこで人生を狂わされた不幸な声ヲタは全国に数十万規模で存在してるんじゃなかろうか。

 それ以来僕は、「うえしゃまがやってりゃなんだって最高」という無条件肯定botに成り下がった。しょうがない、魂の在処なんて、人それぞれに違うものなのだから。

 

 

・良きところ

 全てです。

 いや、そりゃ声だよ。声質が最高だよ。透明感のある高音、研ぎ澄ませば天上の音色を奏で、中世ヨーロッパの伝説ではうえしゃまの声のせいで何隻もの船が沈没したと伝えられている。最大の武器は音域をぶらさぬウィスパーで、音を細くしてもしっかりと「ならでは」の色が残り、聞き取りやすいところで焦点を絞ることで破壊力を増大させることが可能。ピンポイントで急所のみを撃ちにくる精度は数十万分の1ミリの誤差もなく、日本の技術力の象徴として現在でも工学研究の最先端で取り扱われている。

 逆に転じてその声を高らかに振るえば如何なる構造をも消し飛ばす無慈悲な大量破壊兵器となり、スナック感覚でいくつもの世界を蹂躙し尽くしてきた。人類は上田麗奈に抗うことが出来ない。その声が耳に届いたなら、あとはただ心の安寧を願い、座して死を待つのみである。そう、我々は既に、しゃまボイスが天より降り注ぐのを待つだけの生ける屍でしかないのだ。

 ……まぁ、冗談はさておき、真面目に声が好きってのは大前提ですけど、やっぱ自分の声の使い方を心得てますよね。声質にあぐらをかかずにきちんと発声の要点を抑えた「聞きやすい」使い方はほんとに職人技。上下左右360°どこに振り回しても成立する技術があるからこそ、大きくギャップを広げるキャラメイクも可能になるわけで。あらゆる現場で「頭のおかしな役は上田麗奈に任せておけばいいよ」という太鼓判をもらっている時点で、業界的にはその道の大物と肩を並べてることになりますからね。

 あとはまぁ、その人となりの全ても魅力でして……ありがとう富山県。僕らのうえしゃまを育んでくれて。あんまりルックスには言及しないように意識しているので1つだけ書いておくと、僕なりのうえしゃま推しポイント1位は「歯」です。共感できる同志がこの世界にどれくらいいるかしら。

 

 

・お勧めキャラ3選(どころか)

 今回はリミッター解除回です。

 

・「てさぐれ!部活もの」シリーズより「園田萌舞子 etc. etc.

 上述の通り、世界が上田麗奈を見つけて、パンドラの箱を開けてしまった記念碑的キャラクター(たち)。この才能を引っ張り出しただけでもわたしゃダテコー監督の才を評価したいくらいですね。始源にして既にしゃまワールドのいろんなもの、希望も絶望も何もかもが詰まったナイスパンドラ。

 

・「ばくおん!」より「佐倉羽音」

 うえしゃまの主演ヒストリーの中では埋もれがちだが、実はクレイジーと萌えの配分が見事で、これもまたナイス配役とキャスティング側を褒めたいキャラ。今作はタイトルから分かる通りに構造自体が「けいおん!」のオマージュになっており(?)、当然そのメインヒロインは豊崎愛生演じる平沢唯と比べられることになるのだが、そこにうえしゃまボイスをぶつけるというのは全盛期の松坂大輔とダルビッシュの投げ合いみたいなもんである。

 

・「SSSS. GRIDMAN」シリーズより「新条アカネ」

 「うえしゃまが何かぶっ壊したヒストリー」の中でも最上位に位置する最低にして最高の女、アカネちゃん。この辺りですでに上田麗奈の持つ霊力が確固たるものとされた印象がありますね。ぼくらは未だうえしゃまユニバースで彷徨う悲しき魂。

 

・「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」シリーズより「グレイ」

 フェイトシリーズについては詳しく知らないのでぶっちゃけグレイちゃんの素性についても未だによく分かってないのですが、ただひたすらに可愛いということだけは知っています。一人称が拙の上田麗奈もよいですね。今作において唯一の不満は、こんなに可愛い弟子がいるはずなのにウェイバー君の本命がどこまでもライダーなところである。ノンケであれ。可愛い女の子をすこれ。

 

・「グリムノーツ」シリーズより「レイナ」

 レイナ役の上田麗奈です。これは厳密には「アニメの」っていうか「ゲームの」なんですけどね。そしてそもそも僕がこのゲームを始めたきっかけはアプリストアで「上田麗奈」で検索した結果なんですけどね。うえしゃまの調律シーンは何度見てもよいものだ。

 

・「フルーツバスケット」より「草摩杞紗」

 かつて感想でも書いたんだが、旧作ファンのワシは「新キャストも良いが、杞紗タンだけは名塚ボイス以外にないじゃろが」と思ってたところにうえしゃまが放り込まれて畳2枚分くらいのサイズの白旗を出して投降した。上田ウィスパーの使い方、こんな形もあるなんて。ズルい。

 

・「ぬるぺた」より「ぺた」

 「上田麗奈3大姉キャラ」の1人。こんなカオスな作品でも結局「世界を作る」仕事を任されてるあたり、ほんとに業が深すぎる。

 

・「私に天使が舞い降りた!」より「星野みやこ」

 「上田麗奈3大姉キャラ」の2人目にして真髄。詳しくは分からんが、うえしゃまキャラをなんらかのステータスでマッピングしていくとどこかの極北に位置しているのがみゃー姉だと思う。これも大きなブレイクスルーとなった役だろう。

 

・「ダーウィンズゲーム」より「狩野朱歌」

 アカネちゃんとはまた違った方向から「人の命をなんとも思ってないタイプの上田麗奈」のプロトタイプ。畜生キャラの歴史も色々と山場があるが、こちらはメインヒロインということもありまだおとなしい方ではある。

 

・「BLUE REFLECTION RAY/澪」より「平原美弦」

 「上田麗奈3大姉キャラ」の3人目。世界を作ってる人ばっかだけど、こちらはその不憫さも加点してより救いようのない姉。うえしゃまを泣かせるために今作があったと言っても過言ではない。

 

・「takt op. Destiny」より「地獄」

 名は体を表す。

 

・「虫かぶり姫」より「エリアーナ・ベルンシュタイン」

 正統派、蚊の鳴くようなボイスのうえしゃまヒロイン。「深窓の令嬢」という言葉がここまでしっくりくるボイスは世界中どこを探してもないと思います。

 

・「魔法使いの嫁」より「ヴェロニカ」

 こちらも令嬢だとは思うんですが……高貴さと怪しさを足して0で割った感じですかね(ゼロ除算)。

 

・「わたしの幸せな結婚」より「斎森美世」

 令嬢系ウィスパーうえしゃまの完成系。ぼかぁ声優の結婚報告で横になる文化とかはとうの昔に脱却してるんですが、多分うえしゃまの結婚報告後はそっと天を仰ぐと思います。

 

・「ラグナクリムゾン」より「アルテマティア」

 可憐さ・愛嬌・高貴さ・か弱さ、そして狂気。全ての上田麗奈をレッツラまぜまぜした結果生み出された、現時点での「声優・上田麗奈」の一番大きな部分を表現しきった傑作キャラ。人と竜は絶対に理解し合うことはないらしいが、多分人類はどこまでいっても上田麗奈を完全に理解することなどできないのだ。

 

・「コードギアス 奪還のロゼ」より「皇サクヤ」

 実は意外と珍しい、悪じゃないけど人の命を弄んじゃったタイプの人生ぐちゃぐちゃうえしゃま。ギアスの呪いがかかって悶え苦しむというシチュエーションだけでも最高だが、そこにキムタカさんが遺してくれたムチムチすぎるボディのエロ演出なども入ることによってさらなるうえ虐が加速する。お腹いっぱい。幸せおっぱい。

 

・「来世は他人がいい」より「明石潟椿」

 直近で現れた新たなタイプの上田麗奈。まぁ、人を人とも思ってないところはいつも通り。上田麗奈ボイスの京都弁もいいですよね。もっと言えば上田麗奈ボイスなら何弁でもいいですよね。

 

・「わんだふるぷりきゅあ!」より「猫屋敷まゆ」

 というわけで、ここでのオチはまゆちゃんに任せます。怖くない、怖くないんだ。

 

 怖いよ。私は死ぬまで上田麗奈に怯え続ける人生なんだ……。この文章を書いてる自分自身もちょっと怖いけど、こっくりさんが勝手にアウトプットした文字列みたいなもんなので、明日になったら書いたことも綺麗さっぱり忘れてるはずさ。

 

 

・関連リンク集

番組感想・ハナヤマタ

賭ケグルイ××第7話「裏切りの女」

2017年度・俺的アニメグランプリ(声優部門)

番組感想・私に天使が舞い降りた!

番組感想・ダーウィンズゲーム

番組感想・虫かぶり姫

番組感想・機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

映画「アリスとテレスのまぼろし工場」

ダークギャザリング 第17話 「受胎告知の家」

ラグナクリムゾン #23 「雷神」

負けヒロインが多すぎる! 第5話 「朝雲千早は惑わせる」



Amazonアフィリンク

拍手

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[01/21 デュッセル]
[01/20 NONAME]
[01/20 NONAME]
[01/19 NONAME]
[01/13 seachicken]
バーコード