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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 祝! シーク星人にも声がついたぞ! 第19話。いや、別に誰も喜んでないとは思うけども。ちなみについでにスカルボーズもしゃべってるんだけど、こっちはキャストロールに表記なし。おそらくカレクック役のトネケンの兼ね役だと思われる。次にスカルボーズがしゃべるチャンスがあるとすると、マジで原作が今やってるパートまでこないと多分無理。

 さて、感想書かなかった前回でニャガさんが退場したり、ウォーズマンがようやく出てきたりしていたわけだが、飛ばし気味だった原作消化速度が少しずつゆっくりになっており、なんと今回は1期から通してみても多分初、原作3話分を消化しないスロー展開。今回の中心はロビンマスクという男の成り立ちなわけだが、どうもそこは徹底してねっちょりやりたかったようである。まぁ、人気キャラだし、彼の成長を描くことがキン肉マンという主人公像を掘り下げる役割も果たすのでここで時間を使う意味は分かるのだが、超人拳法修行がちゃっちゃと流されたラーメンマンやマーベラスがちょっと不憫。まぁ、あっちは「設定」だけど今回は「史実」だからね。その辺りに扱いの差ができるのはしょうがないところか。

 超人オリンピックの話から「3度の敗北」を全て赤裸々に語って聞かせるロビンマスク。ネメシスさんたちは下界の超人たちの調査にも余念がない連中なので流石に知らんとも思えないのだが、ロビン目線からそんなことはわかるはずもないのでだいぶ長い自分語り。このロビンの訴えは原作ではめちゃめちゃいいシーンになっていて、個人的には最後のキン肉マンの締めの台詞「格好いいのうロビンってやつは」は屈指の名台詞だと思っている。ただ、あれから時が流れ、ネメシスの正体が明らかになっている今になって改めて見ると……なんか、釈迦に説法というか、お前の苦しみなんて大したことないやろというか……似たような「エリート一直線」街道の男同士の会話だったんだよな。ただ、その違いとしてロビンは敗北を知り己を知ったが、ネメシスは残念ながら「負ける」ことが許されず、強いていうなら時代に敗れた影の存在。彼の人生にもキン肉マンがいてくれたら歴史は変わっていたのかも、というのは後になってネメシスたちも思うところではある。

 そうしてがっつり語られた大将格どうしのイデオロギーのぶつけ合い。結局はネメシスが聞く耳持たないので喧嘩別れに終わるわけだが、負けるにしてもやるだけのことをやっていくロビンの矜持は存分に見せつけている。こっからしばらくロビンはお休みタイムに入ってしまうので頑張って存在感をアピールしておかないとね。個人的に1つだけ気になったのは、何故か今回バトルシップシンクのインパクトの瞬間が描かれなかった。せっかくの大技でアニメ的にもわかりやすい見せ場のはずなのに、なんであんな演出になったのか。考えられる可能性としては①決着の時の画により説得力を持たせるため。多分これが正解だと思うのだが、一応②そもそもバトルシップシンクのネメシスの関節がおかしいのであんまりアニメで描きたくない。というのも考えてしまった。まぁ、今更必殺技の「嘘」なんて気にしないよな。ネメシスドライバーの時点で無茶苦茶やもんな。

 

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