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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 佐隈さん育ちすぎ、第5話&OAD。今期はトップレベルにこの「アザゼルさん」が面白くて、ラジオを聞いていたらOADが既に2本分もあったことを知ったので、どさくさに紛れてそちらも視聴した感想まとめて。本当にね、癖になる勢いがあるよね。っていうか、勢いだけだけどね。

 OADの制作は最も古いものだと1年以上前に遡るようだが、監督が原作を読んで「これを地上波でやりたいんだよねぇ」という無茶な意欲を見せたというエピソードからも分かる通りに、基本的に制作理念は変わらない。一見すると「製品版だから出来る無茶なことがたくさんあるな!」と思えるのだが、実際は、地上波でやっている現在の本放送も大概だ。やっぱり、水島努の変態エナジーは本物であろう。「芸人魂」というのが正しいかな。

 一気に3本のエピソードを見たおかげで一番目が行ったのは、なんと言っても佐隈さんの急速なやさぐれっぷりである。1話ではあれだけ初々しくてツッコミ専門だった彼女が、「セーヤ編」では酒癖の悪さを見せ付け、そのまま今回のエピソードでもやさぐれキャラとしてすっかり定着している。基本の外面は常識人なので、すっかり悪魔に囲まれた生活に慣れきって毒を吐きまくる彼女の姿は、Mっ気のある男性にはたまらないものに仕上がっている。正直、最初はアザゼルさんやベルゼブブなど、悪魔のセクハラのひどさや野放図なネタ回しを楽しみに見ていたのだが、今ではすっかり、佐隈さんの乱れた生活が楽しくて見ている番組になっている。何がすごいって、人様には見えない悪魔達が散々悪さをしているのに、一向に動じず依頼人と会話出来るその胆力である。芥辺さんは、多分彼女のそうした素質を見込んでバイトにしたんだろうな。加えて、そんな才能はあるのに、基本的に佐隈さんってバカなんだよね。素敵やわぁ。

 そして、そんなメインボディを支える周りの細かいネタ回しも容赦無い。個人的に大好きなのは、本当に小物っぽいヘタレた罵詈雑言をわめき立てている時のベルゼブブ。なんだろう、神谷ボイスの小物っぷりが本当に板に付いていて、あの独特の荒ぶった表情と絶妙にマッチする。アザゼルさんの場合は最初から駄目なおっさんとして描かれているので「普段通り」でしかないんだけど、ベルゼブブは一応普段は貴族っぽい振る舞いを見せているから、ギャップによる見せ方が出来るんだよね。ベルゼブブが本気で猛り狂うとどうなるかは、是非「セーヤ編」をみて頂きたい。ホント、クズばっかですわ。

 で、やっぱりこの作品の場合、中の人の話ですよ。今回は謎のキャラクター、天使のサリエル役に草尾毅、依頼人役にうえだゆうじ。使うべきところにつぎ込まれた名優達よ。そして、モロク役には(ほとんどしゃべってねぇけど)玄田・アーノルド・哲章。「鳴き牛編」では大活躍してくれていたけど、本編の方では「謎の脅威」としての側面しかクローズアップされなかったな。また頑張って佐隈さんを牛乳にしてくれよ。そういや牛乳の中の人、佐藤利奈さんが今週無事に三十路に突入。おめでとうございます。今後も、ますますご発展の上、水島監督に無茶ぶりされてひどい役に回されて下さい。ラジオでは執拗に牛コスプレを強要されていたけど、ヤング師匠は、やはり乳を見て案を持ち出したとしか思えないのですよ。私の中で、今期アニメのナンバーワンヒロインは、佐隈さんです。

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