最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
齋藤さんウザ過ぎワロタ第7話。今回はあんまり茶化す要素が無かったんだが、それでもきちんと持っていくところを持って行っているのが本当に素敵だと思います。
これまで個人的な活動のみでウロボロスの足跡を追い続けていたバーナビーだったが、前回の騒ぎの最後に貴重な手がかりを目の前で殺されてしまい、普段では見せない表情を見せる。「ウロボロス」「組織」「殺された良心」。普段あまりプライベートな部分を見せない彼が、怒りにまかせて全てを洗いざらい虎徹とネイサンにぶちまけてしまった。これにより、過去の事件を探り当てた虎徹たちは、バーナビーの背負った過去を理解することになる。 あまりのことに心神喪失状態のバーナビーはしばらくリタイアし、その間の虎徹はブルーローズとのバイトなどもこなしつつ、バーナビーの過去の裏を固め、パートナーへの理解を深める。普段ならば彼が休んでいたことを問いただしたり、再び現れた時点で気まずくなったりしそうなところだが、彼の心情を理解した虎徹がさりげなくバーナビーの帰還をサポートしたことで、二人の協力体制は自然により強固なものとなった。今回一番嬉しかったのは虎徹のいかにも年長者らしい配慮が随所に見られたところで、例えば失踪したバーナビーを社長が愚痴ったところでは、さりげなく彼の話題を逸らし、自分自身に社長の非難が向くように誘導していたし、ネイサンが漏らした疑問にも、バーナビーの身を気遣ったコメントを残している。そして何より、戻ってきた彼に対し、特に気まずさや責める態度を見せずに、あくまで普段通りの虎徹として接してくれた。 これまでと二人の関係性が変質していた理由は、ずっとたしなめる側に回っていたはずのバーナビーが、若さ故、その生い立ち故に完全に取り乱して前が見えなくなってしまったこと。おかげで初めて虎徹が「年長者としての配慮」を見せることが出来るようになっていて、「若者を気遣うおっさんの優しさ」が確認出来た。ビルの上で自然と語らう二人の間には、初期の頃のようなぎくしゃくした空気はなく、デリケートな問題に触れているにも関わらず、虎鉄は余裕を持ってバーナビーと接し、彼が望んでいるであろう、ベストの対応をして見せた。こうなると虎鉄は格好良いのである(ブルーローズが惚れるのも分かるってもんだ!)。遠くを見据えながら腰に手を当てて並ぶ二人の背中は、以前と比べてどこか近しさが感じられる、何とも感慨深い画面である。 しかし、そんな二人の関係性の向上、バーナビーのモチベーションの復帰をぶち壊すかのように現れるのが、謎のNEXT、ルナティックである。狂気の名を持つ凶悪な怪人は、ヒーローたちが取り囲む教会を遠距離から壊滅させて犯罪組織をたたきつぶし、更に追いすがるバーナビーと虎鉄を易々と振り切ってしまった。ファイヤーエンブレム以上の火力を持ち、スカイハイを越える飛行能力、バーナビーを吹き飛ばすパワーを備えた最強のネクストは、「自分がしていることが真の正義である」と言い残して闇夜に消えてしまった。彼の巨悪としての存在感は抜群で、今回のミッション中、バーナビーは直接対決でのされたことで「ポイントを稼ぐ」「長年追い続けてきた仇敵を駆逐する」という2つの目標を叩き崩され、虎徹も目の前で凶悪犯が命を落としてしまい、「市民の安全を守る」という彼の目標を打ち砕かれた。2つの方向から、TIGER&BUNNYコンビを打ち負かしてしまったのである。 ルナティックの強さは画面にも存分に表れており、バーナビーとの空中での死闘はこの作品ならではのダイナミックさと流麗さを持ったバトルシーンとして描かれていたし、虎徹の前に立ちはだかった時にも、この街のシンボルである巨大な女神像をバックに、居丈高に立ちふさがった。そして、その中にいるのは、なんと司法の番人たる裁判官だってんだからたまったもんじゃない。「正義よりも強い正義」。ヒーロー達は悪との戦いには慣れているだろうが、自らを正義と歌う「越法規」との対峙の経験は無かろう。ウロボロスという組織との関係も気になるところだが、とにかくヒーロー達は共通の目標として、今後も厳然と立ちはだかってくれそうである。 しかし、バーナビーが復帰するきっかけを作ってくれたあの社長って誰だっけ……すごく憶測なんだけど、なんか怪しく見えるのは気のせいか? PR |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/19)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
(11/15)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|