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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 フグリポン山製のティーセットが公式グッズとして発売されたら多分買っちゃうと思う、第10話。あのマグもソーサーも超欲しい。

 ごめん、マジでラストカットで腹がよじれるほど笑った。もー、前回のあの話の後にこの話持ってくる構成、マジで頭おかしいんちゃうか? いや、前回のあれがあったからよりフックが強くなったとも言えるわけだが……まじで今期の「にんころ」→「アポカリ」の倫理観踏みにじりセットは絶対子供に見せたらダメなのに道徳の授業で使いたくなっちゃう完璧なるアナーキー状態である。

 今回も全部のネタ拾ったらキリがないくらいにみっしりと詰め込みすぎててどこから切り出していいか皆目検討がつかないお話。まずは時間経過による変化から拾っていくと、当然一番の変化はタマ子の誕生。無事にポン子、ポンスティンの間に第一子を授かったようだが、その愛の結晶がもーーーーめんどくさい。久しぶりに「そういやこのタヌキどもってくっそ面倒クセェ連中だったわ……」ということを思い出させてくれるトラブルメイカーっぷり。ちなみにタマ子がそれなりのサイズに成長していることを考えると生後ある程度は時間経過しているとは思うのだが、いったいいくつくらいなんでしょうね。ムジナさんの墓参りを欠かさない感じからまだそこまで時間経ってないのかな、とも思うが、信心は人それぞれ(星それぞれ)だからなんとも言えない。「ポン子と出会ってからの年数」は今回ヤチヨさんがきちんと言及してくれているので、どこかの熱心なアポカリ信者が時系列まとめとか作ってくれてないですかね。

 時間経過によって起きたもう1つの変化は、ポン子に遅れること2話、ようやくフグリも大人ボディに成長。ただ、あんまり印象が変わらなかったポン子に対し、フグリは外見の印象がガラリと変わり、純真無垢だった少年期の面影はもはやない。いったい何が彼をあそこまでストイックな陶芸家へと変えてしまったのだろうか。たまたま地球の地政学とかに興味があったんでしょうかね。ちなみにあんだけ見てくれが変わったのにCVは変わっておらず、「このための田村睦心かよ」と納得することしきり。

 衛星広告射出以降、ホテルの客数は安定している様子。さまざまな星からヘンテコ宇宙人がやってきてはホテルのもてなしを満喫しており、キャタピラから解放されたヤチヨさんの接客も堂に入ったものだ。かつて言語が通じずに悪戦苦闘していた植物型宇宙人さんにはもう1回逗留してもてなしを受けてもらいたいね。しかし、残念ながら来客が増えればその分問題のある客が訪れる可能性も増す訳で……今回やってきたのは、クレジットではまず「温和宇宙人」と書かれた、通称「キャンディのおじさん」(本名はもう忘れた)。彼は宇宙を股に描ける極悪トゥエロリストとのことだが、彼が目をつけたフロアのツボとか、あれはもしかしてフグリの作品だったのかしら。何か、念みたいなものを読み取る能力を持っていたのだとしたら、フグリの才能は宇宙を股にかけたデンジャラスなものなのかもしれません。

 そして突然の変死体、多数の容疑者たち(主に従業員)。そんな状況で名探偵ヤチヨのパワー推理が冴え渡り、ことごとくシロが出て事件は迷宮入り。ヤチヨさんは多分いい人(いいロボ)なのだろうが、ホテルの運営については厳格さが第一なのでポン子だろうが、それ以上に付き合いの長いハエトリロボさんだろうが疑うものは疑いますよ(シロ出し判定は割とガバいが)。まぁ、多分同型の宇宙人が2人も変死を遂げたことを考えると、地球の大気組成とかが彼らの体質に合わなかったんじゃないかしら(適当)。

 事故物件なホテルは客足が鈍るという当然の事実を避けるため、クレバーなヤチヨさんは「隠蔽」を選択。死体遺棄なんてせいぜい3年以下の懲役だから大丈夫だってさ(現代日本にすでに懲役刑はないのだが)。このあたりの倫理的なぶっ飛び状態はヤチヨさんもポン子もたまにチラ見せしてくれるいい具合のイカレ要素なのだが、今回はがっつりアニメ全体をサスペンス風に仕上げることによって頭がおかしいのにベタ風に見えるという謎采配。古今東西のあらゆるアニメのテイストを全部レッツラ混ぜ混ぜしてやろうという野望でもあるんだろうか。しかもちゃんと中盤はヤな緊張感が出てるんだよ。意味わかんねぇのに。緊迫感を増すための(?)作中作では地球の倫理観を学ぶためにレッツ火サス。崖上シーンを演じた役者は丸越米一郎(まるごしこめいちろう)と帷子蛹(かたびらさなぎ)である。……さぞかし有名なサスペンス俳優たちだったんやろなぁ。犯人役の方はCVが「山村」響が担当しているあたりももしかしてこだわりだったり?

 トゥエロリストを追跡してきた「強面宇宙人」(CVツダケン)とのチェイスもほどほどに、そこにアンジャッシュコントの末に嫉妬の炎をたぎらせたポンスティンまで絡んで動機が大混乱。ポンスティンさん、ポン子に対する愛は本物のはずなのに誤解が早いよ……。「逃げることから逃げるな」というヤチヨさんのありがたい教えと鉄拳により、ポン子も誠心誠意の死体遺棄。いちいち名言っぽく言われるのでだいぶ脳がバグるし、徹底して悪いことしてるくせにアイキャッチ部分でサブタイトルの「シーツの白さは心の白さ」が表示されたり、もう何が何やら。もはやこいつらから死臭を拭い去るのは不可能だろうよ。あまりに多くの血が流れすぎたんだ……。

 ねぇ、やっぱり今回の「死体を持ち出す大騒動」を前回の「死体を引っ提げて結婚式」の後にやるのはどうかしてるって。「これこそがアポカリプス(黙示録)の世界ですよね」って、やかましいわ!

 最終的には何事もなかったかのように笑顔で見守るムジナさんのカットでfin。ねぇおばあちゃん、そのオチの使われ方でほんとにいいの? ねぇ!?

 
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