最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ちゃんりな。ちゃんりなをちゃんりなと呼んでいたかどうかも自分では定かではなく、ブログ内での言及はだいたい「日高里菜」とフルネームで書いてしまっている。私の脳内では「ちゃんりな」呼びか、もしくは「ひだかりな」の5文字だと長いので「だかりな」と1文字だけ削って勝手に呼ぶ「サトリナ」パターンもあるのだが、これは誰にも通じないので、とりあえず今回は「日高」と味も素っ気もない呼び方をさせてもらうことになる。「戸籍上は内田里菜になってる可能性が高いんだよな……」とか考えると色々と楽しい。
・馴れ初め さてちゃんりなであるが(結局その表記か)、当企画ではすっかりお馴染みになった「子役上がり枠」の1人。そして「まぁ、子役時代のことは何一つ知らないんだけどね」というのもいつも通りなので、結局は声優デビュー時から見守っているという、だいたいの声優オタクと同じスタートラインだと思われる。 そのスタートラインはもちろん「とある魔術の禁書目録」のラストオーダー。もう、この時点でロリ度数が突き抜けてゴールが見えてた気がしますわね。よりにもよって事実上のデビュー役であんだけ厄介な語尾(もはや語尾とすら言えない)を持つクドいキャラを投げられ、それを余裕で受け止めていた時点でスタートダッシュは完璧。「子役上がりらしさ」みたいな要素すらほぼ無しに満点解答を出してしまっていたことを考えると、もしかしたら悠木碧以上の天賦の何かを持った存在とすら言えるのかもしれない。 そしてその後間も無く、その名をがっつりと脳に叩き込まれたのは翌年、「刀語」の6話ゲストキャラ、凍空こなゆきちゃんである。因果なことに毎度お馴染み西尾維新キャラなのでこちらも喋り方がなんか変。一人称が「うちっち」。そして、ストーリーの展開上、なんと人格が入れ替わって別人になってしまうというおまけ付き。当時はまだ高校生だった(声優としては)新人に任せていい難度ではなかったはずなのだが、これをまー見事な精度で撃ち抜いた日高里菜。あっという間にメロメロになってしまった私は、ちゃっちゃとその年のグランプリで選出してしまっているのである。あれからもう15年。何が怖いって、いまだに彼女はロリっ子の看板を一切おろすつもりがないということで……これがアルティメット子役上がりか。
・良きところ というわけで、ちゃんりな最大の武器は転生のロリっ子ボイスということになる。上にリンクを貼った当時のグランプリ記事でも似たような言及をしているのだが、普通は「うまい新人声優」って「らしからぬうまさ」を感じることがほとんどなのだが、こと日高里菜においては、「この子は超若いよね。まだまだ若いのに素晴らしい仕事ができているから大したもんだ」という「新人らしさ&巧さ」の両立がなんでか分からないけど成立しちゃった人。まー、声質の影響が一番でかいのだろうが……「子役らしさ」ではなく「子供らしさ」といった方が良さそうな要素を完全に圧縮冷凍、いつでも鮮度100%で取り出せる状態で固定した最強のロリスナイパー。それが日高里菜。 勝手なイメージだが、彼女が当初から「新人らしさ」を持ち続けているのって、マジで「子供」をキャラとして自己の内側に飲み込んでしまってるからだと思うんだよな。他の子役上がりの人たちが時を経て「子役」の「子」の字を外して「役」に入っていくのに、日高里菜は「役としての子供」をずっと維持し続けている。なんならデビューしたタイミングで「こういう子供が求められてるんだよね」とばかりに、「必要な子供のキャラ」を自分の中に創出して「その子供」を演じられるように意識していた可能性すらある。つまり、彼女は「ずっと子供のまま」じゃなく、「子供の時点で、大人になった後のことも想定して土台を固めていた役者」だったのである。なんだそれ。そんな子供がいてたまるか。 いや、でもほんとにそんな感じしません? 言うたら高音でクリアな絵に描いたような「アニメ声」なわけですが、ここまで雑味を取り払って一点突破で突き抜けるほどの「理想のロリ」って狙って作れるもんじゃないでしょうよ。だって実際のロリには雑味が混ざるんですもの。それこそ久野ちゃんボイスみたいな方がリアルロリなんですよ。でもちゃんりなは理想の幼女になれる。それは、我々オタクの脳内にだけ存在しているイマジナリー・コンプリート幼女なのかもしれない。そんなところに照準を合わせられちゃぁ、オタクがかなうはずがなかったんだ。 トータルでの結論は、「雄馬たそが羨ましい」です。
・お勧めキャラ3選(タイプわけが難しそうな事例だ)
・「とある魔術の禁書目録」シリーズより「打ち止め〈ラストオーダー〉」 まぁ、ここからスタートしましょうよ。あんな奇怪な生物がこんな可愛い声で話すんだもん、そりゃ一方通行さんだって太刀打ちできないよ。よくもまぁ、当時のスタッフはこんなキャスト見つけてきたもんだな。
・「刀語」より「凍空こなゆき」 これも上述の通り。私の中で日高里菜評が決定づけられたキャラでした。「刀語」自体も名作ですので、未視聴の方はどこかでなんとかしてこの可愛いちゃんりなを体感することをお勧めします。
・「STAR DRIVER 輝きのタクト」より「ヨウ・ミズノ」 はい、これにて四方の巫女コンプリート。この子は巫女の中でも存在感が希薄というか、夏の夕日の中に陽炎のように溶けていくような危うさが売り。いろんな武器もってるなぁ。
・「ロウきゅーぶ!」より「香椎愛莉」 こんだけロリっ子ロリっ子って書いてこの作品名を出さないのは流石に嘘だろうと。今にして思えば、メインメンバーが「子役」「子役」「若手アイドル」「中学生デビュー」「日笠」ってすげぇ布陣だよな。……日笠?
・「妖狐×僕SS」より「白鬼院凛々蝶」 ロリと支配は紙一重。これは同じく子役上がりの悠木碧を見ても明らかですね。ただ、日高里菜ボイスの支配階級は、とにかく可愛いというのが最大の特長である。
・「SHOW BY ROCK」シリーズより「ロージア」 ロッカーとしてはここも外せない。日高里菜がメインボーカルを務めるバンドがヤバいというのは自明なわけで、万が一ちゃんりなファンで履修していない人間は速やかにクリティクリスタを押さえに行くこと。
・「戦記絶唱シンフォギア」シリーズより「プレラーティ」 贔屓の作品なので外せない。これも強いちゃんりな。語尾が変なちゃんりな。そして歌ってくれるちゃんりな。お勧めはやっぱエイヴィヒカイトかな。
・「りゅうおうのおしごと!」より「雛鶴あい」 もしかしたらちゃんりなロリの中でも頭抜けた完成度を誇っているかもしれないと思ってるのがこちらのロリ棋士。今作監督の柳伸亮は死ぬまで日高里菜のためのアニメを作り続けてほしい。
・「転生したらスライムだった件」シリーズより「ミリム」 多分一番すけべな格好してるちゃんりなキャラ。でもロリ。ロリなのに最強。まぁ、ちゃんりなは人殺しても罪にならないので。
・「盾の勇者の成り上がり」より「フィーロ」 多分一番もふもふしてるちゃんりなキャラ。いや、これはもしかしたらライバルがいるかもしれない。「鳥って可愛いよね」にちゃんりなボイスを充てるというマリアージュ。私は人間形態より鳥形態の方が好きですよ。ロリコンじゃないので。
・「トロピカル〜ジュ!プリキュア」より「ローラ/キュアラメール」 ビクトリーーーーー!! 高貴さも兼ね備えた最強の魚類(魚類ではない)。劇場版オールスターズFでの活躍がほんと好き。
・「社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。」より「幽霊ちゃん」 だからそんな安易なキャラに使うなって。大した作品じゃないんだから……え? 可愛ければそれでいいって? ……………………そうだな。
・「継母の連れ子が元カノだった」より「伊理戸結女」 柳伸亮作品なので(略)。絶妙なイラッと感も醸し出せる才媛。
・「トモちゃんは女の子!」より「群堂みすず」 イラッと具合をさらに進化させたあまりにも強すぎるポジション。思い出したように繰り出されるクール系ちゃんりなは希少なだけに火力が高い。
・「シャングリラフロンティア」シリーズより「エムル」 ごめん、シャンフロ自体は2期で切ってしまったんだけど、エムルが可愛いことだけは覚えてるんだ……あとはまぁ「ちゃんタソてぇてぇ」でお願いします。
・「ラグナクリムゾン」より「スターリア・レーゼ」 割と最近のキャラの中から屈指のヒット作となった現代ちゃんりな最強の一角。高貴さ、生意気さ、そして強さとちょろさと愛らしさ。全て兼ね備えた無敵の姫。欠損フェチにもお勧め(むしろフェチはこういうキャラは敬遠するか?)。
・「SHY」シリーズより「クフフ=ケケラケラ」 というわけで、今のところ私はクフフさんの今後が気になってしょうがないです。悪辣さ、無邪気さ、そしてその裏に抱える複雑な暗さ、全てを飲み込んで、クフフさんはふざけ倒していくよ。ちゃんりなボイスだからこそ可能な無条件の濾過装置。そしてそこに残るのは純然たる……悪なのかな? 愛なのかな?
内田家の新年会とかってどんな状況なんでしょうね(まだ言うか)。そういや半年前に「内田の血が今後の声優業界にどんな影響を及ぼすものか……」みたいなネタ振りしたけど、(今のところ後継ぎの報がないので)単なる妄言で終わりました。
・関連リンク集 STAR DRIVER 輝きのタクト 第16話「タクトのシルシ」
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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