最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
やはり鍵を握るのは部屋の薄暗さか……第10話。まぁ、肝心の鮫洲さんが薄暗い部屋でやってたのはエロいことでもなんでもなくて、スーパーハカーみたいな炎上工作だけでしたけど……考えてみりゃ、バエを意識する女子大生なんて、現代においてトップクラスにIT技術に詳しくてもおかしくないんだよな。 Aパート、鮫洲さんをめぐるエトセトラ。冒頭のラテマシンやらなんやらのシーンでは「ひょっとしてこいつ、マルチの片棒担いでるのでは?」とか不安になったけどそれは一応濡れ衣。ラテマシンはギャグだろうけど、一応ネッククーラーはそこそこ実用されてるんだよな(俺は欲しいとは思わんが)。気になるのは「携帯加湿器」だが……流石に屋外であんなことしても絶対意味ねぇだろうからあれもフィクションだと思いたいが……どうなんでしょうね。 取り巻きを活用して着実に発信力を強め、常に人々の中心にいる鮫洲さん。桜子との関係性はうまくいったりいかなかったり、なかなか発展はしないのだが、今回は桜子側からの接近もあり、ついに初のお卓訪問イベント。彼女がどれくらい友達を家に招いているかは分からないが、「人生是撮影空間」みたいな信念を持つ鮫洲さんのご自宅はいついかなる時でもバエを意識した完璧なもの。そこに取り揃えられたおしゃれ家電の数々を見れば、なるほど彼女が色々と詳しかったことにも頷ける。ニャボホンと呼ばれるロボットペット兼AIスピーカーも現代であればそこまで驚くような技術ではないのだが、桜子からしたら近未来に見えるだろう(まぁ、ムームーからしたら本来なら蛮族の文化なんですけどね)。彼女の表面的な部分を見れば桜子の憧れも強まるし、さらにその裏の「バエへの執念」を見せられたら更なる尊敬までも。 こうしてみると、バエを求める姿勢というのは我々おっさんからすると理解不能な異文化ではあるのだが、「何かしらの完成形を探して道を求め続ける姿」は、ある意味で実にオタク的で、ひょっとしたらリスペクトを持って受け入れるべきものなのかもしれない。私も上原ひまりさんや桐谷透子、千早愛音といったバエの探究者を長年みてきたが、確かに彼女たちの努力は並々ならぬものである。鮫洲さんのストイックすぎる姿勢は、桜子でなくとも見習いたいと思えるものかもしれない。 さらにさらに、そんな鮫洲さんの努力の裏には、なんと実家で家電店を経営しているご両親の存在があったことも明かされた。彼女の家電知識は幼少期からの教育の賜物。そして家庭への愛の賜物であろう。彼女はただバエて満足するのではなく、そこから情報を発信することでダイレクトに実家の通販サイトへと誘導し、なんとか家計を助けようと奮戦してきたという。「一見するとチャラいのに実は家族のために頑張ってる地元愛溢れる女の子」というのは本当に可愛らしく見えてしまうもので……私はこの状態を「祐天寺若麦現象」と呼んでいる(もっと昔の事例山ほどあるやろがい)。おかぁちゃ〜〜ん。 Bパート、そうして桜子が最新のSNS界隈の姿に憧れの眼差しを送っている一方で、いち早くよからぬ文化を学習して私利私欲のために使っているクソ猫が1匹。いつの間にやらYouTubeに個人チャンネルを立てていたムームーは、よりによってネットリテラシーを学ばない状態でのバズへと突入。現代社会で一番やっちゃいけないやつ。それにしても昨今の「動画配信」という題材の急拡大は本当に世相を表したものでして……。今期アニメではこれ自体をメインで扱った作品だけでも「前橋ウィッチーズ」「にんころ」「ウィッチウォッチ」などがあり、さらにタイミング的には「ワタル」でエンジョーダが大炎上を起こしているところである。そりゃ宇宙人だってバズりたくなるだろう。 そんなムームーの浅はかな行動に対して、よりにもよって最初の一石を投じたのが鮫洲さんだったわけだが、あの調子では遅かれ早かれ炎上はしていただろう。強いて気になることがあるとすれば、「なんで鮫洲さんが指摘するまで誰もファスナーのこと言わなかったんだよ」ってことなんだけど……以前鮫洲さんは桜子の家に突き刺さったロケットにも気づいていたし、もしかしたらなんらかの理由でムームーたちが施すジャミングに影響されない体質であることの伏線だったりするのかも。……いや、多分「ギャグやで」の一言で終わりだろうけども。 炎上し始めたらまさに「秒でBANだぜ!」の世界。そしてそのBANを決行したのは心労で胃に穴が空きそうな苦労人、シベリアさんでした。「潜入任務中のエージェントがその星のインフルエンサーになってどうすんねん!!!」という主張があまりにもっとも過ぎて返す言葉がない。せめてもうちょい早くデシマルが気づいて止めてれば大原部長みたいなシベリアを見ずに済んだかもしれないのに……ここまででうっすら分かってきたけど、デシマルも大概アホだな?(まぁ、そういう奴らしか地球に来てないはずだし)。 結果としてはムームーの手元に残ったのは余計なまでのちゅ〜るのみ。一応今回のテーマは「カメラ」ということで、「なぜ家電量販店にはカメラという店名が多いのか」なんて目から鱗の新常識も教えてくれてたけど、今回は正直あんまり重要ではなかった。そして物のついでみたいに変態行為に及んでいる天空橋とその被害者・花月さん。……今度はシミが落ちるといいですね……。 そしてラストで突然ぶっ込んでくる、「のび太の宇宙小戦争」みたいなデザインの怪しげな飛行物体。ここでも唐突に最終回っぽい流れになってきたな。……とりあえずアニメは軽く終わるみたいなニュアンスにして続編作れるようにしといてください。放送終わったらコミック買うかもしれないけども。 PR ![]() ![]() |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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