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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「炎炎ノ消防隊 参ノ章」 ―→5

 「相変わらずよなぁ」と思うことだらけ。これについては「良くも悪くも」だけど。

 分割ってことなので現時点ではキリが良くないし、過去のシリーズの中でも一番座りが悪いというか、なーんも終わってない状態なので現状で評価をする意味はあんまりない。ただ、話が動いた規模で言えば特大なのでこれでなにも言えないってのも妙な話。まぁ、「世界がぶっ壊れてる〜」という大仰な節回しはこの作者の一番の持ち味だからね。それを言い始めると、今期2話目あたりで世界はグルンとひっくり返っちゃったから残りの10話が蛇足だったと言えなくもない。

 今期、アニメ試聴中に「もう倫理観がぐちゃぐちゃよ」とモラルをぶっ壊される作品が多かったが(そしてそれが楽しかったが)、ある意味で元祖倫理観ぐちゃぐちゃ作品と言えるかもしれないのがこちら。「正義とは何か」に分かりやすい答えなど出さず、単なる善悪の2極対立を描くのではなく、複数の勢力がそれぞれの「世界との関わり方」でぶつかり合うのが本懐。おかげで受容する側はなかなか単純な絵図が描けずにもやもやする部分も多く、設定をかき混ぜられると「そんなん言われても」と途方に暮れてしまうことも多いのだが、そうした厳しさというか、残酷さみたいなものも慣れてくるとクセになってくる。キャラの1人1人が濃すぎるくらいにミッチミチなのでどの絡みを見ても一筋縄ではいかず、よくいえば全編クライマックス。悪く言えばメリハリがどう付いてるのかがよく分からない。これ、アニメとして構成まとめるのも一苦労だし、どの部分に作画リソースを割くかも悩ましいところだよな。Davidはその辺りの舵取りも心得たもので、独特の「炎バトル」やクセ強すぎる「創世神話」の断片なども説得力のある画で展開してたのはありがたい部分。

 まぁ、こんだけクドい話だからこそ、「ブランク空いちゃう分割は勘弁してくれよ」とは思うのだけど。

 
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