最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「魔神創造伝ワタル」 4→5 真面目にふざけた作品だった。ちゃんと責任を持ったおふざけってのは、子供向けアニメには大切な要素だとは思っています。 初期評点の低さの理由が「明確に子供向けなのでNot for me」ということは最初に書いていた。その上でやや上げめにして評価しているのは、上述の通りに「子供向けなりの責任を果たしてくれていた」と思ったためだ。責任というのは、シナリオラインのまとまり、そして2クール通しての作画クオリティの維持の2点についてだ。 「動画配信者」という、現代の子供たちが最も関心を持っている(と言われている)テーマを徹底的に擦り倒し、そのジャンルにコミットしている子供であればウケそうな展開をしっかりと維持している。いや、おっさんが作ったものをおっさんが評価しているだけなのでリアルキッズにとってどれくらい面白いかは分からないのだが、いつの世も子供の感性ってものに共通するものがあるとするなら、ある程度は「面白さ」につながっている要素はあったと信じている。こういう時って半端にすり寄るような姿勢が一番格好悪いものだし、思い切り「YouTubeネタ」に振り切ってそれだけで2クール貫き通したというのは勇気ある判断だったと思うし、意義のあるものだったとも思う。 プロットにしても、どこか現代劇っぽい斜に構えたところがありつつ、例えばショウとマイガーの存在など、真っ当な御涙頂戴のドラマがあり、意外性を孕んだどんでん返しあり、真っ当に見ていればドキドキに繋がりそうな要素は豊富。多分30年前ならたっぷり1年かけて繰り広げるであろう「異世界サーガ」を2クールで走りきっちゃう「出し惜しみなし」の姿勢も、多分に現代的な「ファストな」造りだ。まぁ、おっさん目線ではちょっとその辺りに「もう少し情緒を……」みたいな気持ちはあるのだが、多分これは時代の速度についていくのが大変なおっさんの泣き言なのだろう。 別路線でおっさん目線での不満というか不安があるとしたら、「あまりメカの魅力にフィーチャーできてなかったな」という部分はある。これもキッズにどう届いているかは分からんのだが、かつて私自身が心躍らせた幻神丸の魅力だとか、堂々たる龍神丸の格好良さみたいな部分について、今作はあんまりメカの魅力を追求した話作りにはなってなかったので、あんまり印象に残らなかったかなぁ、という印象。メカ戦闘は全てCG処理なのでそこにことさらに意味を置くことが難しかったのかもしれない。でもまぁ、これもまた現代的な感覚でそう思うかは分からないからね。 なんとなくの雰囲気なんだけど、制作側としてはこの1作だけでこのタイトルを終わらせる気はないんじゃないかな。ここから改めて「創造伝ワタルⅡ」みたいな展開は普通にありそうだし、その「あそび」を残したデザインでもあった。新時代にもワタルというタイトルが生き残っていけるのか、それはここから先の世代の子どもたちが判断するのだろう。 PR ![]() ![]() |
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