最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
いやー、最後まで盛り上げてくれる作品じゃねぇかよ……そうか、そうくるのか……いや、でもフタを開けてみたら納得しかないんだよな。そりゃれな子の返事はそうなるやろ。これまでの真唯の傍若無人な振る舞いが異常だっただけやし。 改めてこの無敵の三角関係を確認しておくと、旅行を終えてれな子さんは当然「一安心」。ママさんからは怒られたっぽいが、大きな騒動もなく、無事に紫陽花を納得させて友情を守り抜いた。これ以上望むことなどなく、あとはただ諾々と夏の終りを待つばかり。そんなれな子の怠惰もあり、鷹揚に構えるのが覇者・王塚真唯。祭りのシーンでしっかりと紫陽花の本心を確認して「ライバル」が出現したはずなのに、「紫陽花が前に出てこられるとも思えない」「出てこられたとしても私が負けるはずがない」というのでむしろ塩を送ってやろうの姿勢。ライバル関係になる可能性こそあったが、紫陽花は大切な「友達」ではあるのだ。友に対して不義理を働くような、そんな器の小さな王塚真唯は存在しない。 もちろん、紫陽花だって最初は動くつもりなんてなかった。真唯の牽制は見事に刺さっており、はっきり2人の関係を確認したらそっと身を引くつもりだった。しかし、いざれな子を見てしまったら止まらなくなったその感情。中学時代の友達にもやいやい囃し立てられ、偶然にも出会ってしまった「ライバル」真唯。そして2人は、「同性間のクソデカ感情生成場」としてギネス登録されている場所、水族館へと赴くのである。 はっきり言おう、私はこの時の紫陽花・真唯の関係性がとてもとても好きである。愛し合ってる2人じゃない。利害だって一致しない。でも、友情が揺らぐなどとは微塵も思っていないし、互いを尊重し合いながら、まるで共通の感情を理解し合うことが嬉しいかのように対話する2人の関係性は、まさに友情を超えた友情だ。こんな関係、普通に考えたら成立するはずがないと思うのだが、片方が王塚真唯で、もう片方が瀬名紫陽花だから奇跡のバランスで成立してしまったのだ。 王塚真唯という女は、どう考えてもイカれている。自己肯定感が高いとか低いの問題じゃない。生まれ持ってのクイーン、自分の正しさを疑わず、絶対正義であることを何の迷いもなく受け入れる。清廉であることにもこだわりがあり、だからこそ紫陽花との関係性も真実一路の直球勝負なのだ。他方の瀬名紫陽花という女も、別に自己肯定感が低いとかいうわけではないが、本人曰く「他人のものを取るのが苦手」とのことで、スタート地点が利他の思考の持ち主である。どう考えても真反対、水と油のような2人にも見えるのだが、その位相差のせいでかえってぶつかることもなく、れな子という爆弾を間に挟んでも、その関係性は一切揺らがなかった。 ただ、そうして真唯があまりに公明正大だったものだから、「背中を押す」という行為に走ってしまったのがことの起こり。真唯は「正しくあるべき」という信念に加えて、「自分が負けるはずがない」という自負によってこのような行動に出た。しかし、この世で唯一真唯の計算が働かない(と真唯が思っている)女、それが甘織れな子なのである。ダメ元トライの紫陽花の告白。れな子からしたらまさに入れ食い、据え膳、鴨がネギ。後ろに真唯がいることで後から考えたら迷いもあったのかもしれないが、本能には抗えず、出てきた言葉はただ一言「ハイ」。全世界が唱和する「そりゃそうだ」。 なんだこのラブコメ。こっからどうなっちまうんだい? 正直、この収まりの良さを考えれば「そもそもスタートからしてれな×あじTRUE ENDだろ……」としか思えなくなってくるのだが、そうなると王塚真唯という特大の賑やかしの存在があまりにも虚無である。この状況、一番動かなければいけないのは間違いなく真唯だ。そして、物語の補正力が働いてここから紫陽花さんが振られてごらんなさい、視聴者は納得しないよそんなもん。これ以上紫陽花さんを泣かせていいもんかよ。 ねぇ、マジでどうなっちゃうの!? 11月まで待つのなんてムリ!
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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