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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
終わらぬことが、最終話。ほんとになんの匂わせもなく、フッと消え去るように終わってしまったこのアニメ、それはまるで、静かに去っていった小野への弔意のようである。 うーむ、最終回だったのか。確認したら原作は全16巻ということで、そりゃ1クールじゃ終わるわけもなく。それにしたってどこがちょうどいい区切りなのかもよく分からない状態で、ほんとに来週も放送がありそうな素っ気なさで終わりを迎えてしまった。そして2期は未だ発表されずということで、楽しんでいた身にはずいぶんヤキモキさせられてしまう。でもまぁ、切れ目らしい切れ目が無いならしょうがないか。それこそ第1クールを「小野編」とでも銘打つしかないのかも。 フミちゃんを打倒して難関を突破したかに思われたサンタだったが、目の前にはそんなフミをけしかけた諸悪の根源である大渋が登場。再びジジイVSジジイの頂上決戦が幕を開ける。サンタは(甘矢に多大なトラウマを残した)特訓の甲斐もあってかある程度のレベルアップはしていたが、今作のすごいところは最強のはずのラスボス大渋さんも一切油断することなく、前回の反省からサンタに負けじと修行していたという部分。最強最悪の敵がさらに努力するって時点で漫画的なお約束からだいぶ逸脱している気がするのだが、大渋はそれをやり抜けるからこその大渋。合わせ鏡の間の意味はさっぱり分からないが、おじいちゃんも人に見られて強くなるタイプなのだ。子供達の視線が集まり、大渋にバフ、サンタにデバフ。さらに連戦の疲労も重なり、サンタはギリギリで何かを感じ取ってレベルアップには成功したものの、今回もがっつり実力でねじ伏せられて屈辱の2敗目を喫してしまった。この状態でサンタにトドメを刺しに来ない大渋の胸中も謎ではあるのだが、まぁ、不死身の存在として定義されてしまってる相手に余計な手間をかけてもしょうがないのか。 ジジイ対決はとにかく一旦終わり。しかし、その傍らでは輪をかけて望まざる「大人の」事件が起こっており、急激な成長痛に耐えきれなくなった小野はついに力尽きてしまったという。前回時点で「死に至る成長痛ってなんやねん」と思っていたが、この世界にはガチでそれが存在していたのだ。もう笑えない。なんなら作品始まって以来の最大級のシリアス。その厳しい現実を前に、冬村は再び心を閉ざしてしまった。……包丁を握って髪をざんばらに切り捨てる冬村、一応定義上は私の愛好する「作中でヘアスタイルが変わるヒロイン」にクレジットされることになった(あんま変わってないけど)。一番大切な相手、なんなら「初恋」だったかもしれない小野を失い、これから先も冬村は子供で居続けられるのだろうか。三田は、そんな冬村の悲哀を受け止めることができるのだろうか。 何もかもが「終わらない」此度の決着。まるで不確定な未来を残した「子供」という存在そのものを示唆するような幕引きになってしまったわけだが……私はこの先の未来も、見てみたいんですがね。
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無題
小野さんの一生は羽化不全で羽ばたけないまま生涯を閉じてしまう昆虫さんのような人生だと感じました……
なんでもかんでも好きな作品に当てはめて喋りたがるのはオタクの悪しき点だと自覚していますが、今ちょうどうたミルに脳を焼き焦がされている真っ最中なので 子供が子供時代を全うする事も大人に育つ事も許されずに終わらせられてしまう展開に普段よりも強いやるせなさを覚えずにいられません 全世界的に子供の普遍的な憧れであるサンタクロースをテーマとしている以上、もっと語られるべき物語がまだ残っているはずです ぜひ続きを見せてほしい(原作買えって?それはそう) Re:無題
作品のダイレクトなテーマだけに、「幼年期の終わりとはなんぞや」について考えが巡りますよね。
何が恐ろしいって、小野の死について、おそらく大渋は「急激に大人になろうとした懲罰のようなものだ」と捉えているでしょうし、この世界においては下手したら「忌まわしい大人にならずに済んだのだ」と礼賛する向きすらありそうなところなんですよね……小野の葬儀はどのように行われたのか。そもそもこの世界で「死」はどう受け止められているのか複雑怪奇な世界で、まだまだ謎は尽きません。 ……いや、だから原作を買えばいいんですけどね。2期があるなら我慢したいし、2期が無いなら買うしかないし……どうしましょう。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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