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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「しゃばけ」 5→4 すんごい地味だった……。おかげで、お察しのこととは思うがあんまり集中して観られなかった。序盤で何か1つくらい引っかかる部分があればよかったのだが……。 とは言っても、あんま真面目に観てないから例によってあんまり評する権利は無いんだよな。「なんでこんな渋いアニメ化にしちゃったんだろう?」と首を傾げもしたが、元が地味な絵面なのだろうからそこをどういじろうともド派手な爽快アニメにはならないわけで。もちろん、別に全てのアニメがド派手である必要は無いし、渋く描いて何かが光る作品だって世の中にはたくさんある。ただ……今作はそれがあったのかしらね。 ことさらに「地味」ということを強調している理由は大きく2つある。1つは構造的な問題で、今作は「時代もの」でありながらも、妖が巻き起こす事件を調査していくミステリとしての側面もある。そして残念ながら「時代もの」も「ミステリ」もアニメ化の際には鬼門なのである。日本人が古来より時代劇を愛していたのって、そこにちゃんちゃんばらばらな活劇が混ざり込む余地があるからで、ほんとに水戸の御隠居がただ悪を説得するだけのドラマは多分誰も観なかっただろう。「大河」と称されるような大きな流れがあるドラマなら歴史の1ページとして見る価値もあるが、その辺の街角で起こっているちっちゃな事件を追いかけるだけではいかにもパンチが弱い。そしてそこに地味さの代名詞とも言える「推理小説の捜査」を混ぜ込んだら、相乗効果どころかお互いに足を引っ張り合ってさらに画面も筋立ても地味地味である。 そんな地味さに拍車をかける2つ目の理由は画面である。別に映像として何か大きな瑕疵があったわけではない。ないのだが、画面も大人しく無難な映像に終始しており、「これはもしかして原作小説のオーディオドラマでもよかったのでは?」程度のものとなってしまっている。比較対象として直近にミステリアニメの「小市民シリーズ」を取り上げてみると、あちらは今作よりもさらに(圧倒的に)話が地味。いうてこっちの作品では人も結構死んでるし、妖怪が絡むのだから異変も事件もそこそこ起こっている。それなのに何故だろう、核心に迫った時の緊張感や積み重ねた論理の解体工程が、あちらの方が刺激的だったように思える。妖怪が絡んだ事件なのに、その「妖怪らしさ」が画面に現れることなく、あくまで「時代劇」の範疇で処理されてしまっているのが勿体無い。 今回この作品を観ていて、私はついに核心に辿り着いたかもしれない。何故時代ものはアニメと相性が悪いのか? という永遠の疑問だ。それは………………もしかしてチョンマゲのせいではないか? ……いや、割とマジで。そうなんですよ、江戸時代を描いた物語って、髪型がみんな一緒なんですよ。これってキャラの識別の時に結構な負担になると思いません? 髪の色で差別化するというジャパニメーションの常套手段も使えないし、みんなして「ちょっと年寄りのちょんまげ」「若いちょんまげ」「元気なちょんまげ」「太ったちょんまげ」etc. これがもしかしたら(特に私が)時代ものを苦手としている理由なのかもしれない…………知らんけど。 というわけで、残念ながらあまり大きなムーブメントは起こせませんでした。まぁ、こういう渋い原作付き作品もアニメ化できるのがノイタミナ枠の存在意義なので、挫けず残ってほしいという気持ちもありつつだが……。 PR
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Thraxi
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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