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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 全国2423万人のガルパンおじさんたちの「はよ本編完成させろや努ゥ!」という怒号を必死に逸らすための緩衝材。ただ、劇場4作で公開することでかえって火に油を注いでる可能性もあるという問題作が、この年の瀬からスタート。ほぼ月1で更新されて全4作が公開される予定。ちなみに「全4作」とか言うてるけど毎回の中身は「地上波アニメ3回分」なので3話×4回で単なる1クールアニメである。「奪還のロゼ」と同じ発信方法だが、あっちは配信作品の先行上映、こちらは(少なくとも現時点では)別媒体での発信が無いので、迷えるガルパンおじさんたちはしょうがなく本編とは関係ないのに劇場に足を運ぶのである。

 しょうがねぇだろ! 新規で動くドゥーチェの姿が見られるのはここだけなんだよ!!!

 

<普通の映画と違って大して書くことねぇよ!>

 




 というわけで、私としても文句たらたらですよ。「せめて地上波でやってくれよ」が正直な気持ちであり、わざわざ特別上映の1900円を毎回払って観にいくのはお布施としてもなんだか癪に触る。もう、そうすることでしか採算を取る気がないってことなのかと。しかも完全オリジナル映像ってならまだ諦めもつくけど、こちらの「らぶらぶ大作戦」はふつーに漫画原作をアニメにしたもの。なおさら「地上波でやれよ」なのよ。スピンオフのくせしてなんでそんなエラそうにさぁ……。

 とか思ってもお金払っちゃうし、一定数の満足を得てしまうからガルおじは舐められる。えぇそうですよ。久しぶりにドゥーチェの勇姿がいっぱい観られて嬉しかったですよ。満足しましたよ。それくらいに枯渇してるんだよ、我々には戦車道が。大洗の風が。

 「らぶらぶ作戦」については、当初はコミックも買っていたくらいなのだが、流石に長くなりすぎて最近はちょいご無沙汰。おかげで今回上映されたエピソードの中身もどれくらい原作準拠なのか一切覚えてないのだが、おかげでスピンオフとしては懐かしさ半分、新鮮さ半分でふつーに楽しめてしまった。まぁ、料理すべき素材は本当に佃煮にするくらいあるわけで……この世界に一度沈んでしまった視聴者であれば、どこをどう切り取ったって「戦車道少女たちの日常だー」ってんで楽しんじゃうのはもはや本能的なものなのだ。自分に腹を立てながらも、そこは素直に「面白かったです」と告白するしかない。

 でもよ、こっちには水島努関わってねぇんだよな。なんならアクタスも「最終章」の方で手いっぱいなのか、まさかのP.A.WORKSに助力を求める始末。おかげで映像部分もそれなりにちゃんとしてるし(まぁ、デフォルメベースなのでそこまで作画云々言うような作品でもないが)、最低限の「劇場で金を取る準備」が出来ているので正面から文句を言いづらい。「お前らはこれが見たかったんだろ?」と言われたら、半ギレ状態で「えぇ、そうです! ありがとうございます!」と叫ぶしかないのである。

 言うて3話分の尺があるので1つ1つは覚えていないが、思ったよりも散逸的な内容にならず、ある程度長めの尺の小話を繋いでくれていた印象。中でもドゥーチェがらみ(アンツィオがらみ)の話でかなり時間を使ってくれていて、我々ドゥーチェ党の人間からするとそれだけでずいぶんなご褒美である。今日もドゥーチェは可愛いのだ。引き続きアンツィオはアンツィオなのだ。いっそのことアンツィオのオリジナル漫画(アバンティ)もアニメ化してくれてええんやで。

 そのほかだと、印象的だったのは劇場版(大学選抜戦)後のエピソードとして描かれた部分が多かったのもファンサとしてはかなり効果的。全員が大洗に転校した状態だったのはちょっと面白いし、クラーラとローズヒップの邂逅やら知波単とアヒルさんチームの交流とか、あの映画で壊れるほどに盛り上がった身としては正式な「後日談」としても楽しめる内容になっていた。今にして思えば、ローズヒップさんってあの劇場版で初登場のキャラなので、こうして野放図に活躍できる機会は初めて与えられたようなもんなんだよな。

 デフォルメ基調のキャラデザのくせしてやたらとエロ部分も売り出しているのが痛し痒しで、具体的には序盤のプール回、そしてレオポンさんチームの風呂回。前者は言うてそこまでエロではないかなぁ、と思ったが(うさぎさんチームメインだとどうしても犯罪臭がしてな……)、自動車部四人組、改めて見たら相当にエロい。

 そしてドゥーチェの話ばかりで恐縮だが、事実上初の絡みとなるBC自由とアンツィオのネタ。ドゥーチェの乙女な面が表れて実に可愛らしいのに加え、ウィッグじゃない地毛をいいようにいじられてふよんふよんしてるドゥーチェもまた愛らしい。BC自由はせっかくキャラが濃いのに活躍の場が最終章の1発だけだったのは勿体無いよな。マリー様のおみ足、もっと堪能させてほしい。

 そしてファンにはたまらない、みほ×逸見の絡みがたっぷり観られるエピソードも外せない。逸見、大学選抜が終わった後にはみほとの軋轢は無くなってるはずなので、もうちょっと素直になってもいいとは思うんだけど……まほの手前、そうもいかないのだろうねぇ。ちょっと嫉妬に燃えてそうな赤星さんが気になりますわ。

 そして、劇場特典かなんからしいのがラストの家元バトル。西住流・島田流の殴り合いで幼き日のまほさんがほんとに苦労性だったことが滲み出たエピソードも素敵だったが、その後に出てきた謎の「三人目」玉田タマ江。誰やねんと思ったら最終章で出てきた知波単のキャラのママンだったとか。覚えてなかったが……CVが千和の時点でぶっ壊れキャラ確定。ガルパンで最強人気キャラだと噂される家元sに一石を投じるキャラになるんだろうか?!(今更新規展開とか考えてねぇよ)

 てなこって、作られたら作られたでちゃんと波風も立てるし話題性もあるのがこの作品だ。私としましては、悔しいですがこれから毎回、あと3本分はお付き合いしようと思ってます。はよ最終章終わらせろや努ゥ!(結論)


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