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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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6月17日 ドラフト模様(NPH,MBS,SOM

ピック順 【Serra】→【Thraxi】→【Mei】→【Metallica】→【Sangriter

 今週も5人戦。前回とは1人メンバー入れ替わり。私は何故、夜の新宿でこんなものを書いているんでしょうね。首都圏にいるという意識が「電車に乗っている最中に、ひょっとしたら同じ電車に声優が乗っているかもしれないと思い支線を彷徨わせる」という奇行に現れます。単なるおのぼりさんやん。おまわりさん、こっちじゃないです。

 さておき、ちょっと遅れての通信の更新。遅れたのは日程的な問題もあるけど、「まぁ、今回の試合は1日2日で忘れないやろ」という意識があったおかげ。みんなもう、ひどいデッキ。何もこんだけまとめてレアゲーが溢れかえらんでもええやんけ。15枚のレアのうち5枚が神話です。これもmagic

 



     SE TH SA ME MT

SE  ー  ○  ×  ○  ◎  3ー1 1

TH  ×  ー  ◎  ○  ◎  3ー1 2

SA  ○  ×  ー  ×  ○  2ー2 4

ME  ×  ×  ○  ー  ◎  2ー2 3

MT  ×  ×  ×  ×  ー  0ー4 5

 

1位 【Serra】 赤白 <覇者、ジョー・カディーン 白の太陽の頂点 転倒の磁石>

 連覇だ。そして、連覇だ! 組成としては2戦連続のボロスビートで、なんだか久し振りにこっちの属性が固まってきた気がします。知らない人のために補足しておくと、この男はそこそこドラフト歴が長いのだが、そんな歴史の中で、目立って大爆発した時期がラヴニカ初期だったのだ。愛用するデッキは「雷楽のラッパ吹き(RAV)」が騒音を奏で、「野良剣歯猫(RAV)」が飛びかかってくる速攻ボロス。「ビート組んだときのこいつはヤバい」と、当時は言われたものである。普段のプレイング見てると、割と攻め気控えめに見えるからコントロール志向かと思う時もあるんだけど、前にのめるデッキを組む感覚がいいのかしらねぇ。そして、今回は前回の「ワームとぐろエンジン」に勝るとも劣らないレアゲー模様あり。1引き「ジョー・カディーン」はボロスの化身であるし、これに「回転エンジン」「脊柱の飛行機械」などを絡める綺麗な金属術構築が見事。「マイア鍛冶」などの働きもあり、「まぁ、そりゃ弱くないだろうけど」みたいな扱いを受けやすいジョー様を鬼の形相に変えていた。そしてもう1枚のレアが「白の太陽の頂点」。対俺戦のハイライトは、「頂点」で猫4体登場→俺ラスゴで殲滅させ、あげくライブラリからクリーチャーを3枚抜く非道プレイ→返しで猫5体わく。……引くなや!

 

2位 【Thraxi】 黒赤青 <生命の終焉 堕落した良心 鎚のコス

 レアゲー第2弾。ほんとにほんとに毎回思うんだけど、デッキくみ終わった直後の「今週は勝ったやろ!」感が尋常じゃない。だってさぁ、NPHの流れが半端じゃないぜ。1引き「生命の終焉」でニヤニヤしてたらパック一周分まるまる除去だけだよ。あまりの集中っぷりに「胆液の爆発」なんかノーサンキューしちゃったよ。更に赤の優秀な感染も回収出来て、「赤黒、狙えたらタッチ緑で感染?」とか思ってたら、次のパックで「堕落した良心」引いちゃうしね。ここで「炎魔」の選択だったらなぁ。まさか次のパックで「鎚のコス」開けるなんて誰も想像してないしなぁ……まぁ、とにかく除去とクリーチャーの枚数が大差ないという魔の感染デッキで、クリーチャーさえ着陸させればべらぼうに強い。上記の猫・ラスゴ戦争さえ制していれば文句なしの優勝だったはず。でもねぇ、2回目に猫が湧いたときに自分の心がボキリと折れる音が聞こえてきてねぇ……手札でコスさんが「劣勢? 劣勢だと俺役たてへんよ?」って困ってた。

 

3位 【Mei】 白赤緑 <解放された者、カーン 核への投入 錆びた秘宝>

 こちら、開けたパックからうっかり出てきたのは無色のプレインズウォーカーです。なんかもう、そこから人生が狂っちゃったみたいで。2引きなんて「とにかくマナ出さないと!」ってんで「合金のマイア」ですよ。まぁ、強いカードですがね、落ち着け落ち着け。最終的にカーン様の登場回数はそこそこ。そして、出りゃ強いのは自明であった。他のパーツは相変わらずのミラン軍志向であるが、上下が黒だから今回は自然かな。一時は「剣爪のゴーレム」「ゴーレムの職工」「錆びた秘宝」と並び、「まるでゴーレムデッキだな、カーンも揃えば完璧なのに」などとネタを披露するワンシーンも、いや、空飛ぶ「剣爪のゴーレム」の相手をしてる方にとっては洒落になってないんで。

 

4位 【Sangriter】 緑白 <大修道士、エリシュ・ノーン 皮剥ぎの鞘 金のマイア>

 こちらにおわす神話レアは、唯一のファイレクシア側、ノーン様。その制圧力は法務官中でも随一であり、そりゃまぁ、出れば勝つレベル。ただ、上のプレイヤーたちと違ったのは、あまりノーン様の引きに恵まれなかったこと。何度も「ここで奴を引けば!」と言いつつも引けずに死んでいったシーンを目撃した気がする。その他の部分は珍しく感染でないデッキにいった純正白緑で、あんまり除去も無いので盤面の調整には四苦八苦していた様子。「きらめく鷹」が「皮剥ぎの鞘」を戻して単なる2マナクリーチャーとして登場したり、「起源の波」を撃った結果ずらりと土地が並んだりと、悪鬼羅刹が暴れ回る今回のドラフトでは大人しめの印象であった。一番強かったのは……「ヴィリジアンのかぎ爪」?

 

5位 【Mei】 黒赤 <解放された者、カーン 皮羽根 鉄のマイア>

 なんかいるー! 本人風にいうと「なんかいりゅ〜!」。というわけで、まさかの神話プレインズウォーカー対消滅の危機ですよ。幸か不幸か対消滅は発生せずに終了したみたいだが、まさかこんなことになろうとはねぇ……ちょっと待て、まだうちでテゼレットさん出てないっちゅうねん。エルズペスさんもヴェンセールさんも1体だけやっちゅうねん。なんでお前が2体やねん。

 とまぁ、開けちゃったものは仕方がないのでさておくとして、本人が混乱しながら負け続けての診断希望とのことだったので、今回も一応ピックの様子を見ていくことにしよう。まぁ、負けた一番の理由は、「まだ完全にゲームに慣れていないレベルなのに、いきなりプレインズウォーカーなんてややこしいカード引かされてキャパオーバーしたため」だと思うけど……

 というわけで1パック目から。1引きは説明不要。これで他のものを引くピックならば更に分析のしがいもあったのだが。2、3引き「隷属」「石弾化」は、単純にカードパワーで問題無い。他に競合するカードはあるかもしれないが、好みの問題だろうし。4引き「死の犬」。ここで黒を確定させる動きだが、流石にこのレベルのカードを引くにはちょっと早い気がする。色を選ばない「脊柱の飛行機械」ならおさえながら幅が出るし、「盲目の魂喰い」がこの巡目で引けるなら、上に白がいないと見て白に行く可能性も低くないからだ。流石にミスピックじゃなかろうか。5引き「焼身の魂喰い」。「ゲスの評決」を流したのは弱いと判断したのか、ダブルシンボルを嫌ったのか。後者だとしたら前のピックの色固めと矛盾するので頂けない。前者だとしたら、流石に「焼身の魂喰い」は慌ててとるほどのものではないと思うが……赤黒のカラーリングなら、高速ビートは無くもない選択だけど、一応「NPHは除去を回収して後半にクリーチャーを狙う」という赤黒のセオリーはおさえておいた方が良い。6引き、受けが広くて色も合う「大霊堂のスカージ」を選んでいるが、この時点でパワーカードである「倒れし者の記憶」や「尖塔の監視者」の存在が気になる。下が確定で白に行くくらいの流れであることは意識すべし。7引きも同様に「強制された崇拝」をスルー、このあたりの白が回収出来ていれば、1パック目の収入は白黒でかなり大きくなったと思うのだが。ただまぁ、その後10引きで「勝利の破壊」が取れているので、赤に伸ばした判断もあながち間違いとは言いにくくなったのが難しいのだが……

 2パック目、1,2引きは問題なしで、3引きが「ヴィダルケンの解剖学者」。うむ、流石にここで流すのはキツいカードだ……少なくとも下2人は青くなさそうなので、ここから青にスイッチするのもありだし、転機となるかもしれないピック。4引き「圧壊」。うーん、軽くて使いやすいのは事実だが、流石に黒を固めてたはずだから「病気の拡散」じゃないか? 増殖すればカーンの忠誠カウンターも増えますよ! 5引きは「血清掻き」「マイアの種父」の2択で後者か。むー、マナカーブを気にしたか? でも「スカージ」「浮上マイア」「焼身の魂喰い」2体と2マナ域は既にかなり集まっている。青へ流すチャンスだったとは思うが……そして最大の謎、6引きで「主の呼び声」。色も合わないし、全く必要なさそうなカードだが、何故引いたのか。タッチ程度でも青に参入出来る「鋼の妨害」、補充要員である「解剖妖魔」の2択だと思うが。その後「オーガの抵抗者」や「コスの急使」などのダブルシンボル赤をおさえて、更に赤い道へと入っていく。確かに「魂喰い」2体からの速攻赤を狙うのは面白いが、既にカーン様が使いにくい方向に向かっておる。

 3パック目、「最強クリーチャーはマナマイア」ということで、色の合う赤マナマイア。「伝染病の留め金」「ゴーレムの職工」と強力な中からの決断は難しいところだ。デッキがかなり前に来ている状態なので、いっそ徹底して「留め金」でも面白かったけどね。更に2、3,4引きは見事な赤黒ビートパーツを集めていく。このあたりになるとスピードを意識したピックが実り始めていて気持ちが良いね。アーティファクトがそこそこ取れているので4引きは「連射のオーガ」との選択が難しいところだけど、致し方無しか。9引き「水膨れ地掘り」も、ミラーマッチの場合を考えた軽量クリーチャーとしてはありだが、そこだけはやっぱり「感染の賦活」をおさえた方が良かった気もするな。また、2パック目で引いた「解剖学者」をタッチするプランがあれば、8引きでカットに回らず「ルーメングリッドのドレイク」に行けたかもしれないし、10引きでどうでも良いカードを引かずに「思考の三角護符」をおさえることに気づけたかもしれない(三角護符はどれだけ流れていても使われたら嫌なカードなのは確実なので、引くものが無いならおさえておくのも手。最悪自分で使えるんだし)。

 こんなところだろうか。結果的には低マナ域に並んだクリーチャーがそこそこレベルの黒赤ビートという雰囲気だが、やっぱり「水膨れ地掘り」メインのデッキはきついぜ。いっそのこと、次は意識的に色へのこだわりを薄くしてみるのはどうだろうか。案外なんとかなるかもよ。

 

 

今回のピック表

 

 【Serra】(赤白)  Thraxi】(黒赤青)  【Mei(白赤緑)

                         

 【Sangriter】(緑白)     ←       【Metallica】(黒赤)

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コメント
無題
丁寧な解説ありがとうございます。
ゲス評とエンチャント沼見間違えてましたpgr
次に活かせるようにします。
【2011/06/20 04:39】 NAME[metallica] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
今度はもっと急かさないでゆっくりピック出来る環境をつくるから、
とりあえずモチツケ
【2011/06/21 03:08】


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