最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
何がなんでも最終決戦へ、第10話。まぁ、一言で言うと、ずるいよね。
三國の決死の輪転機も、北米金融街による対抗政策の前では無力だった。アジアの崩壊因子がアメリカに弾かれ、一時は危機が去ったと思われた日本に跳ね返る。必死にはじき飛ばした「C」を前に、三國は再びの輪転機起動を決意するが、そんなことをすれば現状で既に甚大なダメージを被っていた日本が保たないことは明白。何とかしてこれを打開しようと、ジェニファーと公麿はついに打倒三國へと動き出す。 反乱の時を伺っていた竹田崎の手引きで三國の資産価値をたたき落とし、そこに奇襲をかける作戦で挑んだ2人は、実力のない公麿が三國の片腕である堀井を叩き、ジェニファーは自らのアセットジェルジュの秘策で三國を叩く狙い。公麿は真朱とのコンビネーションを完成させて見事に堀井を撃破してみせたが、三國の牙城は揺るがなかった。策を打ち破られたジェニファーは、無念の涙を流しながら、アセットを公麿に譲って力尽きた。最後に残されたのは公麿と三國の2人。何故か「黒い」カードを有していた公麿は、真坂木の誘うままに、三國との最終決戦へともつれこむことになる。 とまぁ、見ている間は嫌でも盛り上がってしまう王道展開。最初は信頼していた師匠とも呼べる人物を乗り越えていく少年主人公。なかなか勇ましいし、見ていて興奮するのは間違い無い。堀井戦での無茶なディールや、ジェニファーの無念の籠もった散り際なども最終決戦への盛り上がりを更に引き立てており、「これに勝った方が正義なのだ」という全体像が明確に浮かび上がる。これはこれで、良いものだ。 でもまぁ、この番組は全てにおいてそうなのだが、本当に「何で勝って、何で負けるか」が分からない。ジェニファーが負けたのは「やっぱり三國って強いよねー」の一言で片が付くのだが、「俺は強いよ」と言っていた歴戦の猛者である堀井が、特に理由も無く公麿に負けていたのはどうしたことか。やはり公麿の未来、つまり真朱が絶大な強さを持っているというだけのことになってしまうわけだが……才能がある男同士が才能だけにかまけてぶつかり合うっていう構図は、別に面白くないんだよね。対戦中に繰り返し描かれていた真朱と公麿の心の交流は、これまでの演出構造が効果的に働いた良いシーンではあるのだが、「真朱なんて出さなくても戦えんじゃね?」という公麿の意識に根拠が無いし、動機も今ひとつなものなので、考えれば考えるほどに消化不良である。 そして、最後の最後に残された対三國戦。この期に及んで、未だに「結局この世界で正しいのは誰なの?」という部分が分からないので、どう応援したものかが分からない。確かに、日本の現状や公麿がその目で見てきた現実への影響を鑑みれば、三國の行動が正しくないであろうことは分かる。だが、だからといってそれを止める公麿が正しいのかといえば、絶対にそうではない。この戦いで三國が倒れたとして、その後の日本をどうするのか、公麿には一切のプランがないはずなのだ。じゃ、傷口を最小限にしようと尽力して自己犠牲を惜しまなかった三國の行動は、やはり評価されるべきものだったのではないか。 次週でどういう流れになるのかは想像もつかないが、このモヤモヤは、最後までモヤモヤしてそうな気もする。結局最大の悪役である真坂木(金融街)にダメージを与えられていないのがなぁ。とりあえず今週はQが可愛かったのでそこだけは良しとしておこうと思います。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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