忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[131] [130] [129] [128] [127] [126] [125] [124] [123] [122] [121]

 私の心のずっと奥の方を刺激し続けていた憎いあん畜生の名前が「石見ロボ」だったことが一番の事件な12話。作者自画像だったんかい! 勝手にワイプロボなんて名前で呼んでてごめん! ってことは、ひだまり荘の屋根の上にすんでいる緑色のあいつとか、「まほらば」のオープニングで踊り狂っていたあいつとか、そういうのと同じ類の物の怪だったわけですね! なるほどなぁ。エコポイント集めてるのかぁ。俄然、原作コミックが欲しくなってきました。あのロボットが描いてる漫画だったら面白いにちがいねぇ。

 とまぁ、ワイプとアイキャッチなんて本編に一切関係ないところに衝撃を受けるくらいなので、本編の方は何とも微妙な視聴感。前回までの「何となくローテンションなお話」は今回も引きずっており、フリマ会場で過去話で盛り上がったり、和気藹々と語らう風新の面子を見て疎外感を覚えるカナ。この子はなんでこんなにネガティブ思考なのだろうか。確かに祖母を亡くして間もないのだから精神的に弱くなっていても仕方ない部分はあるが、あんなにお気楽な風新のメンバーを見て、まだ疎外感を覚えるというのはどうにも納得いかない。それとも、世にあふれている他の長屋もののキャラクターが無神経すぎるだけなのだろうか……でも、いまさら「自分は風新の一員になれていない」なんて言ったら、他のメンバーが怒りそうだけどなぁ。

 そしてそんなカナの沈んだ気持ちを吹き飛ばしてくれるのは、名も告げずに野菜を売るだけ売っていったマリモ姉さん。色々と問題のある人だという前情報はあったわけだが、実際には問題があるとかいうレベルじゃない。せっかく運んできた野菜を全て投げ売り、道でたまたまぶつかった幼女をさも当然のように扱き使うという破天荒さ。カナは最終的にその自由な人柄にあこがれすら抱いていたようだが、普通の人間ならば初対面の時点であまり関わりたくないと思うだろう。カナが度の過ぎたお人好しであることが、奇跡的に今回の出会いにつながったわけだ。

 そして、「ヤシの実の歌」を「楽しい旅」と喩える彼女の奇妙な感性のおかげで、カナはようやく何かを吹っ切ることが出来たらしい。シナリオラインは支離滅裂なのでそのあたりの心情は追いにくいが、この期に及んで風新面子や美華ではなく、面識の無かった第三者に意識改革の役割を任せるあたりが、このアニメの不思議なところである。普通のドラマ作りなら、これまで培った友情や家族愛によってカナの悩みが解消するように持って行くと思うのだが……このままカナが吹っ切れてしまったら、風新の面々は彼女が悩んでいたことにすら気付かずに終わってしまう。それでいいのだろうか? そして、カナは「私はまだ旅の途中」と開き直ったわけだが、それってつまり「風新の営業所は自分が落ち着くべきところではない」ってことなんだろうか。それだと色々問題があるよなぁ。

 何とも釈然としないドラマの続くこの作品も、次回が最終回。一体どんな「オチ」を用意してくれるのだろうか。そして、ワイプロボ改め石見ロボは、最後にどんな金言を聞かせてくれるのだろうか。「コノ ダイコンヤクシャ メ」 

拍手

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
2
22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[10/21 seachicken]
[10/11 Serra]
[10/07 とみしの]
[10/05 NONAME]
[09/29 NONAME]
バーコード