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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 お久しぶりです特別編。全然知らなかったんだけど、製品版には地上波未放送のエピソードがあると聞き、遅ればせながらとある筋から入手、視聴。いやぁ、久し振りなのに何も変わってなくて本当に安心しました。

 特別編エピソードと言っても、本編の方はオリジナルまで交えてなんとか1クールを完走したくらいに原作ストックなど無い作品。この特別編についても、雑多なエピソードをちょこちょこと集めてごった煮にしただけのオムニバス形式になっており、わざわざ1本のアニメとして作らんでもええやん、という内容。しかし、この作品の場合、これが一番良い形であるのは厳然たる事実だったりする。一応奈緒が修輔の様子を観察する毎度お馴染み「性態観察日記」が本編まで浸食してきた形をとっており、1つ1つの小話について、全て奈緒目線でのモノローグが入っていじられているので、本編よりも安定感があるくらいだ。

 相変わらず努力の方向音痴としかいいようがない修輔の奇行は、不気味とか変態を通り越して清々しいくらいだし、それを追いかける奈緒の不敵さも健在。常軌を逸した兄とのコミュニケーションは、本放送時よりも磨きがかかっているくらいのもの。彩葉の出番がほとんど無かったのはちょっと残念だが、繭佳は短い登場時間で充分に存在感を発揮しており、放送当時も話題を呼んだアホまっしぐらの「BL作画」も元気元気。本当に、この作品は「唯一無二」を作るのが上手いのである。

 個人的にお気に入りのエピソードは、修輔の土下座3連発。全てオチが修輔の土下座という天丼構成になっているのだが、その1つ1つの馬鹿馬鹿しさが全て輝いているのが良い。総額12980円分も土下座をしたというのに、最終的に手に入ったのが地図帳1冊というのも、考えてみりゃ悲惨な結果である。修輔はあれで満足しているんだろうか。

 中の人的な話をすると、そんな修輔の地図帳の「エロ地名」を全て丁寧にキタエリが読み上げてくれるというのは、単なる公開セクハラである。ま、楽しそうだから一向に構わないのだが。そして、修輔が必死の思いで手に入れようとした自販機のエロ本は「婦人警官さやかちゃん」だったわけだが、そのさやかちゃんっていうのは修輔ママの中の人の名前である。「さやかちゃんを助けるために〜!」と必死で土下座する修輔がおかしくて仕方なかった。こうしてみると、やっぱりこの作品のメインヒロインは修輔なんだなぁ。

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