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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ようやく変調? 第4話。これまでエンドレスエイトじゃないかとすら言われ続けてきた本作ですが、ようやく「変異の断片」が見え始めたみたいです。ここまでが長かっただけに、今後の展開でどのように盛り上げていくのかは期待したいところ。

 まぁ、今回も「今日はいい天気♪〜」→「学園ラブコメ」→「戦闘」というテンプレートはいつも通りなんだけど、その端々に「気味の悪さ」が混ざってきているのが周到。特に冒頭でいつものように脳天気に歌を歌う小夜の表情が、これまでのような脳天気な笑顔ではなく、前回倒した「古きもの」の記憶のせいで少しだけ曇っていたのは、繰り返しが続いたおかげで際立った小さな違和感といえる。

 そして、今回は更に饒舌になった「古きもの」とのバトル。相変わらず、この作品のバトルシーンは制動のメリハリが効いていて迫力がある。「いや、明らかに相手が本気出したらムリゲーだろ」と突っ込みたくなるバトル展開は置いとくとしても、今回は数が物を言う相手との対戦ということで、360度油断ならない壮絶さが良い緊張感をもたらしていた。小夜は使える武器が本当に剣1本だけだというのに、あんな無茶な相手とよく戦えるもんだな。

 そして、「古きものが語る」という行為そのものが、とてつもなく不気味であることはいうまでもない。前回は少ししゃべってくれた「古きもの」だが、今回は一方的とはいえかなり明確な主張をしていた。こうして、「意志が通じないと思っていた相手が少しずつ語彙を増やしてコミュニケーションを取り始める」という展開は、それまでの戦いの意味を考え直さなければいけないという脅迫感があるのでじんわり怖い。過去の事例だと、「ゼルダの伝説 夢を見る島」のダンジョンボスが、ステージを重ねるごとにどんどんしゃべるようになり、最終的に意味深なことをいいながら倒されていく、っていうのがものすごく印象に残ってるんだよね。まぁ、あれは名作ゲームだからだけどさ。

 そして最後に、再び学園パートに戻ると、担任の先生がことさらに平和を強調するという恐怖感。この町では失踪者が出ているし、昨晩は確実に3人の男が命を落としたはずなのに、何事も無かったかのように「平和」を強調するという違和感。これはなんか、「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」の恐怖感に似てるかな。その際に使う言葉が、これまで小夜が執拗に繰り返してきた「今日はいい天気」だというのも念が入っている。平和の象徴たる鼻歌が、少しずつ変調を来した日常の象徴にすり替わる恐怖感。じわじわ来てますわ。

 そして、恐怖といえば、今回は野暮と分かっていて敢えて書きますが……今回の敵キャラのオプション、絶対にスプーだよね! 恐怖!

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