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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 きなこもちときもなこちは似てるけど、キャラクターと中の人も何だか似てる気がする第18話。いや、身長的に。なこちと並んだ時の緒花の小ささが際立って見えるのですよ。どこぞのネタ画像で、伊藤かな恵・大亀あすか・悠木碧・竹達彩奈で豊崎を取り囲む、っていうのがあったんだけど、あいなまさんのスタイルの良さは際立ってますよね。

 というわけで、今回はあいなま回、もとい、なこち回。今期も絶好調で「魔乳秘剣帖」「ゆるゆり」と豊崎キャラは花盛りですが、そんな中でそこそこ控えめなキャラだったのが、この押水菜子であった。緒花が猪突猛進、民子も一心不乱、結名が唯我独尊で各々好き勝手やっている中で、どうしても菜子だけは強く押し出して来ないイメージがあった。しかし、なぜそのような配置になっていたのかが、今回ようやく明らかになったわけだ。つまり、菜子が前面に出ると、とてつもなく痛い子だからである。今回だって、「なかなか引っ込み思案が直らないなぁ」と思い悩み、給料アップや友達とのショッピングをきっかけに自己啓発を試みる、というだけのシンプルな筋立てであるはずなのに、何故かそのモチーフに人魚姫を絡めて自分ワールドに突入したり、思いあまってお大尽プレイに突入したりと、どうにも振り切れ方がおかしい子。なるほど、こんなんだから変人緒花や民子ともうまくやっていけるのであろう。

 なこちファンにはたまらない回だったとは思うのだが、前回までの重々しい雰囲気はどこ吹く風の完全ギャグ回だったために、ところどころにちりばめられたネタの数々を回収するだけでも忙しい。特に菜子の人魚イメージ映像の時の気持ち悪さは突出しており、蓮さんフィッシュの違和感はとてつもないものである。本作は映像のレベルが非常に高くて、どの画面にもこだわりが溢れているのであるが、そんなこだわりが全力で異物を描いてしまったら、そりゃぁ気持ち悪くなるのは道理である(でも、何故か豆じいの方は案外フィットしていたりもする)。

 その他、珍しく女子高生4人ががっつり絡んだ回でもあるので、4者4様の個性も良く出ている。喜翠荘トリオが浮世離れしすぎているせいで、普段は天然お嬢キャラで通しているはずの結名が突っ込み役に回らざるを得ない様子など、見ているだけでも可哀想になってくる。菜子のいう通りに、菜子自身も緒花も民子も「友達が多くない」タイプなのは間違い無かろうが、こんな連中と付き合ってるってことは、多分結名もそこまで親友が多いタイプじゃねーな。そして、菜子を更衣室に押し込んだ時の「ハウス!」の意味が分からん。石川県民は(ナンパ野郎共も含めて)県民全員がおかしな言語センスを有しているんだろうか。

 結局、オチとしては「あんたは自分らしくしてればいいじゃない」というすごくフツーの結論でめでたくキモナコチが誕生しただけなのであるが、今後の喜翠荘の未来を思うと、あんまりハッピーエンドに見えないのが気になるところである。菜子が自信を得て好きに仕事に邁進すると、なんだか失敗する様子しか想像出来ないんだけど。菜子たちはもうそろそろ進路とか考えなきゃいけない歳だと思うんだけど、一体どういう未来予想図を描いているんだろうね。

 そうそう、気になるといえば、何とも不思議な押水家の実態ですかね。家族構成は両親、菜子、小学校低学年くらいの弟、更に小さくて幼稚園児くらいの妹、そして赤ん坊の子供4人で6人家族。菜子だけやたら歳が離れているけど、ご両親は見た感じ案外若くて、せいぜい40前後ってところだろうか。父母ともに教育者らしく、菜子に家事を任せきりで2人してアツい教育論を戦わせている。わざわざ仕事の議論を持ち帰ってるってことは職場は違うと思うけど、菜子が「そういう話は学校で」って言ってることから考えて、教育委員会とかじゃなくてどちらも現場勤務か。

 以上の実情から推察するに、当然職場結婚で一緒になった夫婦で、第一子の菜子については、デキ婚とか、不測の事態による結婚。その後生活が安定するまでは菜子の子育てと蓄財に励み、歳を重ねて余裕が出てきたところで改めて家族計画、子だくさん、という流れではなかろうか。つまり、しばらく一人っ子を経験している菜子は幼少期の間に引っ込み思案な性格が形成されてしまったわけだが、両親の教育の賜物か、弟たちの面倒を見る姉気質はきっちり養われた。両親も、菜子がよく出来た娘だから安心して仕事に邁進しているのであろう。唯一の謎は、「お母さんの乳は別に大きくない」ことである。なこちの胸は隔世遺伝か……ちなみにお母さんの中の人はみっここと新井里美。母子揃って「ジャッジメントですの!」。職場にいったらサテンサン!

 さらに余談だが、押水弟の中の人は水原薫、そして妹の中の人は、今回初めてスタッフロールで目に止まった「慶長佑香」という人。これまでもちょろちょろ本作では登場していたようだが、物々しい名前を今回初めて認識しました。「どんな人なんだろう……」と思って所属事務所である俳協の公式プロフィールを見ると、「所持資格」の欄に「危険物取扱責任者乙・ヨガインストラクター」。……なにもんやねん。

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